見出し画像

妥協じゃなくて保留中 〜暮らしのこと〜

 独身時代、絶対に部屋に置かないと決めていたものがある。キャラクターグッズだ。

 ミッキーもキティちゃんも、ちゃんと可愛いと思えるのだけど。自宅に置くとなると別だ。「記号」が散乱して感じられるので、落ち着かない。情報量が多くて疲れてしまう。

 一方、パートナーは秋葉原大好き! ゲームもアニメも大好き‼︎ で、そのまま仕事もゲーム関係という筋金入りのオタク男子。もともと彼の自宅にはいろんなキャラクターが溢れかえっていた。


↑ソファのクッションはゲーム「スプラトゥーン」のイカちゃんたち


↑ハムの原木とエヴァンゲリオンのアスカ像は、なぜかセットで置くという謎のこだわりが

 エヴァもスプラトゥーンも嫌いじゃない、どちらかと言えば好きだけど。リビングに無くたっていいじゃん? じゃあなんでそのまま暮らしているのか、それは「このおうちは彼の部屋」だからだ。

 互いに早くから実家を出て約20年、人生の大半をひとり暮らしで過ごしてきた私たちは、かなり仕上がったおひとりさま同士。1年や2年で簡単にルール改正をできるとは思っていない。これから何年もかけて、ふたりが心地よく暮らせるルールを検討していこうと思っている。

 だから「部屋にキャラクターグッズを置かない」ルールは妥協して諦めたわけでは無く、あくまでも保留。いつか2人でゼロから部屋づくりをする際には、もちろん議題にあげさせてもらうよ、必ずね。という、密かな決意の覚書です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?