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婚姻費0、財産分与0

弁護士さんから書類が届きました。相手方の弁護士が作成したもの。私が送った文面に対しての反論と、財産を書き出したものが入っていました。

今度の調停では、婚姻費と財産分与に関しての話になると思います。調停をスムーズに進めるために、事前に準備をしているところでした。

婚姻費について

まずは婚姻費のこと。端的にまとめると、私はもらえるどころか逆に請求される事態となりました。

これは、私の収入が多く見積もられていたことと相手の収入が減ったことが原因です。なんと、収入の逆転現象が起こってしまったのです。

私の収入は、去年の事業所得(副業)と、今年の給与所得を合算させたものとなっていました。正社員として仕事に就いたのが去年の秋で、それまでは個人事業中心に仕事をしていましたが、今年は副業にかける時間が減り大幅に個人事業の収入が減っています。また、婚姻費がもらえないため、職場に相談をして扶養手当と住宅手当を出してもらったので、8月ころからは収入が4万円ほどアップしています。このような理由で私の収入は、最初の計算では450万くらいと予想していたのですが、書面では610万となっていました。

そして、相手は精神的な問題で当直ができなくなり、月に3万円ほど減収となったと書いています。そのため、収入は私よりも低くなったそうです。低いなら低いでまぁわかりますが、こちらは子供2人を育てていますので、生活にかかるお金は普通に高くなるので婚姻費をもらわないと苦しいです。向こうは「自分の生活費=私たち3人分の生活費」と言いたいのかと。

財産分与について

結論からいうと、書面に書かれている金額はゼロでした。衝撃でした。普段使っていた口座には600万ほどが入っており、さらに子供たちの学資保険も150万ほどあるはずなのですが…。

どうしてゼロになったかというと、向こうの婚姻前の所持金と、親から受けた贈与1400万円を全て差し引くとのことでした。まさかとは思っていましたが、本当に私には一銭も渡さないつもりでいるそうです。

親からの贈与は全て家の頭金のために使い、家は向こうが引き取るとのことだったのでこうはならないはずだと思っています。さらに、車を購入する時の頭金には家の口座からお金が100万ほど出ています。

不安になって色々と調べると、長期間の同居で婚姻前からの口座を使っていた場合、残っているお金が100%婚姻前の特有財産だというのは難しいようです。さすがに相手の弁護士も知っているかとは思いますが、知った上でそのような計算をしてきたのなら人間を疑ってしまいます。

また、孫名義でお金を貯金していた義母は、別居後2ヵ月でキャッシュカードの返却を求めたあとすぐに引き出しをしています。私は義母に孫を会わせないとはいっていませんし、面会のときに会うのだって自由です。向こうが孫に会いたくないのでは?と思ってしまいます。

弁護士さんは、「この母親は一生お孫さんに会うことができないようなことをしてしまいましたね。ひどいですね」と言ってくれました。

私の予想だと、孫なんて初めからかわいいと思っていなかった。あの人がかわいいのは自分の息子だけ。

この書類を見て、最後の最後までモラハラするんだ…としか思えませんでした。あまりにもひどい内容は、「自分はモラハラ夫です」と自己紹介しているようなものだと感じます。

さて、私には戦う余力もお金もそんなになくなってきましたが、いまはまず近い未来のことを考えて一日一日を生き抜いていきます。次の調停がもう来週に迫っているところ。少しずつ良い方へ向かうと信じてがんばります。

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