すごく昔、まだ自分で作詞も作曲もしていなかった時に、
DEENの"夢であるように"を聴いて、その曲に自分なりの詞を新しく書いたことがあります。

それを、母と兄が乗っている車の中で、自分が作った！と恥ずかしげもなく披露し、兄に「お前それパクりじゃん」と言われたことを突然思い出しました。

そうです。完全にパクリです。
記憶の中では、そのあと何かしらの言い訳をしていた気がします。

でも、人はみんな、誰かに憧れて、こんなふうになりたいというのを思い描いて、とりあえず真似をしてみるというところからスタートして、そこから派生して、オリジナルが生まれる、、と、よく聞きませんか？

スタートはきっとみんな、何かを、誰かを、真似るところからだと思うのですが、自分は、その一件があってから誰かを真似るというのを、極端に嫌いになってしまった気がします。
決して兄のせいではありません笑
ただの言い訳です笑

著作権問題なんかで、パクったパクってないの争いが起こったりしますが、世界で今までリリースされた曲を合わせるとおそらく数億曲あるであろうこの世の中、多少似てる曲があろうと、なんら不思議じゃないと思っています。

しかし、これまでの自分は、この曲なんかに似てるなぁと思って思い出さなければok、思い出したら没、という極端な選択をしてきました。
なんか、自分のプライドが許さなかったんだよなー。
もう少し優しくなってもいいじゃないか！！
でも、今でもたぶん同じようにそうすることでしょう笑

なんか、変なところで頑固なんだよな。
そして変なところをいつまでも気にするんだよな。
そのあたりを直したいと切実に思うけれど、人間の性格なんぞ、35年以上も生きていれば、ちょっとやそっとじゃ直らない。
と、割り切るから直らないのでしょう！

でも、何かを真似してみるのも、
そこから何かを始めてみるのも悪くないかもしれないなぁ
と、今更ながら思い始めています。

やっぱり、何かをする時、大体は先にやっている人がいたりして。
なんのお仕事も、先にやってる人のほうが知ってることが多いのは当然だと思うので、その人を真似して、良いところを吸収して、
自分らしく出来るようになっていければいんじゃないかって。

たぶん、みんなわかってたことだと思うけどね！笑

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