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神仏を信じることと、宗教団体に入信することは本来別なはず

秋分の日も過ぎてかなりの日数が経ちました。日々着実に日が短くなってきているのを感じます。やがて訪れる冬に向けた準備が必要になってきました。

さて、……

昨今のネットニュースで多いのが、昨日記載した沖縄の基地問題の話

とこれから記事に書く旧・統一教会関係の話である。

本件、恐らく安倍元首相の暗殺事件が発生しなければ、大きく問題とされなかったように思う。

安倍元首相を襲った犯人は、母親が旧統一教会の信者。母親の多額の献金等により家庭が崩壊したことで、教団に恨みを持った。そして、旧統一教会系の団体がオンラインで開いた集会に安倍元首相がビデオメッセージを送り、それを視聴した犯人は、教団とつながりのある安倍元首相を狙うようになったようだ。

その後、暗殺は実行されてしまったのだけど、教団そのものは事件に直接は関わっていない。それでも、教団の運営に再度世間の注目が集まり、その運営のあり方が大いに問題とされるに至った。

こういう流れであるので、シニカルな見方をすれば我々は犯人の思うつぼにはまった反応をしているという受け止めもできるはず。しかしながらそのような主張は、私がざっと見た中では見つからない。

もっとも、犯人は単純に安倍元首相が教団と関係していると思い込んで短絡的に狙撃行動を行ったのかも知れず、今の状況への展開を見据えていたのかは分からない。ケガの功名で、今の状況を招来しただけかも知れないのである。

そして、相変わらずこの教団に関わり家庭内に深刻な対立を生んでいるご家族からの訴えが続いている状況が明るみに出て、国が解散命令を出すべしとの意見が強まっている状況である。

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