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ポイント高還元率をうたうクレカについて考えてみる

今日は本当に気候の良い一日でした。暑くもなく寒くもなく、日差しも出てそよ風も爽やかで洗濯物がよく乾きました。おまけに、まだ蚊が飛んでこない。こんな時期はもう一ヶ月ももたないだろうと考えています。今を楽しみましょう。

さて、……。

具体名を出してしまうけれど、私は「三井住友カード ゴールド Mastercard」を持っている。ここでMastercardにした理由については、単純に他でVISAのカードを複数持っている以上の意味はない。

このカードのセールスポイントは「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元」という点。そしてゴールドにしたのは、最初の1年間に100万円以上支払えば、翌年以降のゴールドの年会費が無料となるからであった。

本論はタイトルの通りなので100万円/年には簡単にふれる。これは電気・ガス・水道・新聞・光ケーブル・プロバイダ料・スマホSIM・スカパー!・SECOM等の固定的な経費を全部カード払いにし、更に定期券やAmazon等の購入費、固定資産税・自動車税の支払等も集中させると、意外と何とかなってしまうのでご参考まで

一般にクレジットカードの利用手数料は、カードの使用者は無料、店舗は数%とされる。この数%はカード会社と店舗間の話し合いで決まるが、さすがに7%ということはないはず。

つまり7%還元というのは、カード会社にとっては持ち出しになっている可能性が高い。でも、そんな損をするキャンペーンを意味もなくやるだろうか。

このあたり、どの店舗でも7%還元ではないところが鍵になるように思っている。以下のサイトに対象店舗が記載されている。

何となくであるが、高級店は入っていない(失礼)。そして、日常的かつ大量に商品を買う店、ぶっちゃけスーパーが入っていないのである。

それでも、コンビニでファミマ以外の大手は大体入っている。通勤の往復時におけるチョイ買いをする際に「いつものカード」としての地位を獲得しやすくなる効果が期待できる。

おそらくだけど、コンビニで大量に商品購入する人は少ないので付与ポイントで赤字になっても大したことはないと腹をくくる一方で、その他で使ってもらえばトータルでカード会社も黒字になると電卓を叩いたのではないか。

上で「ご参考まで」と書いたけれど、私のような人間が多くなれば、高還元ではない多くの支払で利用者がせっせとカードを使ってくれる。そういう効果を狙い、かつそこで出るカード利用料収益から、コンビニでの数百円のパンや飲料のポイントが賄われているのだろうと憶測している。

つまり、私はそれに乗せられているだけだとも言える。

よく考えたら200円毎のポイント付与なので、税込198円のパン一つだと付与ポイントはゼロ。コンビニでの少額決済の場合、端数の切り捨てもバカにならない。この世界もなかなか奥深い。

お読み頂き、ありがとうございました。

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