まっちー@助監督・制作部

普段はフリーランスのTVCFやMVの助監督・制作部・プロデューサー / 独立2年目/モ…

まっちー@助監督・制作部

普段はフリーランスのTVCFやMVの助監督・制作部・プロデューサー / 独立2年目/モットーは愛のある現場を!/ 普段感じたことを徒然に書く場所

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  • ヒノハラジオ

    映像作家のリクヒノハラが映画や映像、お酒や食事といった明日使えるちょっとしたカルチャーの話題を提供します。 コンセプトは「寝ながら聞いてそのまま寝ちゃう話」

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最近の記事

お前の幸せは、俺の幸せだよ

1年ぶりに、前に渋谷区で一緒に住んでいた同居人と会った。 そして、半年ぶりに大学時代にお付き合いしていた子と会った。 どちらの二人にも共通している点は2つで、 大学時代を共に過ごしてきたこと そして二人ともフリーランスとして生計を立てているということだ。 これまでコロナ的なことも相まって人と会えてなかったし、 何より自分の周りの友人関係の中で自営業で働いてる人が少ないから 同じ悩みとか共感できる人が少なくてちょっぴり寂しい気持ちがあった一年。 仕事仲間は、皆さんいい人た

    • マジックアワーのひととき

      職業柄、日の出と日の入りの時間を気にすることが多い。 というのも、映像や写真にとって日の出や日の入りの瞬間は一番映画的で感情的な演出をするのにうってつけだからだ。 カメラを携えたことがある人間なら誰しも 一度は瞬く間に移りゆく空の景色を収めたいと思うことだろう。 特に日の入りと日没前の数十分間、空の青さと太陽の赤みが番い、幻想的で非日常的な、ともすれば少し「地球最後の日」にも似た恐怖すら感じる空の時間をマジックアワー、またはマジックタイムと呼ぶ。 マジックアワー (m

      • 恋愛の傷は恋愛でしか埋められないのか

        昨年のちょうど今頃、一年半ほど付き合っていた恋人と別れた。 結婚という二文字もいつも頭のどこかにはちらついていたけれど お互いが抱える障がいを乗り越えていけるだけの 問題解決力に限界を感じて別れることになった。 自分もパワハラでメンタルを崩し、 相手も、転職や不幸、家族間の揉め事があってお互いに精神が安定していなかったが それを乗り越えていくということが難しいと感じていたのだ。 念のため断っておくけども、別に自分は全く悪くないなんて感じてないし、 向こうが何を思っていた

        • フリーランスの「責任の重さ」

          フリーランスとして独立をして早半年。 ありがたいことにこの半年は多忙を極め、 丸一日お休みの日を最後にとったのはいつだったか思い出せないほどの日々を過ごしている。 このnoteを覗いてくれている人の中に 一緒に仕事をした人もいるだろうけども 余裕のない時期で迷惑をかけた人も多くいるので 忙しかったことがありがたいとは思いつつ、 一つ一つを丁寧にやっていくことを残り4ヶ月は意識したい。 自分のキャパシティが見通せずに 無茶をしても「休んだら」と声をかける人はいない。 ただ淡

        お前の幸せは、俺の幸せだよ

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          思いの外、寂しがり屋だなって。

          6月、なんだか無駄な時間が多かったような気がして 何が原因かを探ってみたら無駄にSNSを無意識に触ってしまっていた気がする。 そしてその時気付いたのだ。 SNSはコミュニケーションツール。 僕は人に会えない寂しさをSNSで埋めようとしていたのだ。 SNSに向かう時間、それは人との接触を求めるということ。 案外一人の時間大丈夫だと思ってたんだけど、 物理的に接触してなかっただけで SNSでは人を求めていたんだね。 どこまでいっても一人にはなれない慣れないなぁ。 とい

          思いの外、寂しがり屋だなって。

          誰がために鐘は鳴る。

          なんぴとも一島嶼にてはあらず なんぴともみずからにして全きはなし 人はみな大陸の一塊 本土のひとひら  そのひとひらの土くれを 波の来たりて洗いゆけば 洗われしだけ欧州の土の失せるは さながらに岬の失せるなり 汝が友どちやなれみずからの荘園の失せるなり なんぴとのみまかりゆくもこれに似て みずからを殺ぐに ひとし そはわれもまた人類の一部なれば ゆえに問うなかれ 誰がために鐘は鳴るやと そは汝がために鳴るなれば 大学の頃受講したイギリス文学史の授業を

          誰がために鐘は鳴る。

          欲を持っていいのは、努力をした人間だけ。

          三月末、freeeという会計ソフトを入れて、1月からの収益をデータ化した。 割と働いていた印象だけど、 あれ?独立したのにあんまり会社員時代と変わらない・・・もちろん、自分から営業をかけたり、人に会いに行って繋いだ案件もあって それは会社員時代に得た給料とはもちろん意味も価値も違うのだけど 税金自分で計算したり、年金だって、基礎年金だけだし。とか。 案外諸々の工数考えるとトントンじゃない?むしろマイナスじゃない?くらいに思ってしまう・・・ なんだか少し悔しい気分がし

          欲を持っていいのは、努力をした人間だけ。

          やっぱり撮影現場が好きだ。

          この気持ちを忘れないために記しておく。 3/12(木)〜3/13(金)にかけてとある撮影現場がありました。 今週は他にも割と規模感の大きい現場が2本あり、 一週間のうちに3箇所いろんな現場にて声を荒げてカチンコを切ってきました。笑 いやー、やっぱり自分現場好きなんだ。 一つの映像が作られる裏で多くの人が関わり、 なんてことない場所がモニター越しに見ると、あら不思議。 とっても特別な瞬間になるんです。 撮影部照明部、美術部、スタイリストヘアメイク、制作部その他いろいろな

          やっぱり撮影現場が好きだ。

          写真と傷の関係性.

          仕事でPCを使っていると容量があっという間にいっぱいになる。 どうしようもなくなって、いらないファイルを逃すために、 以前使っていたHDDを繋いでみる。 5年前、まだ写真が何かも分からずに手当たり次第にシャッターを切っていたあの日の思い出が 何も整理されずただデフォルトで設定された名前のフォルダに入れられていた。 おそらくSDカードがいっぱいになって、整理するまもないまま、 そのまままるっとコピーしたのだろう。 今の自分なら、「ちゃんとレーティングして管理しなさい。」と

          「最良の別れ」のための、不断の努力

          さようなら。 お元気で。 こう言ってお別れをすることは少ない。 「最良の別れ」とは何かについて考えている。 僕らは別れるために人と出会うと言っても過言ではない。 原理的に僕らには必ず最後に「お別れ」が待っている。 それはニヒリズム的なそれではなく、リアリズムとしての言葉だ。 それを人生の冥利と取るか、悲劇だと嘆くかは人それぞれだけれど、 「別れ」それ自体が悲しいものではない。 むしろ、僕らは「別れ」によって 人を想い、世界に対して想像を働かせることができるのではな

          「最良の別れ」のための、不断の努力

          僕は君を、許してない。

          「過去を変えることはできない、 だけど今をどう生きるかによって、 過去の意味は変わる。」 これは僕が中学の時から 大切にしている言葉だけども、 このマインドが染み付いているせいで、 世の中の大半のことはポジティブに 捉えられる気質が出来上がっている。 自分を死に際まで追いやった奴でさえ、 あいつがいなければ今の自分はいない、 と思える程だ。 しかし、何一つ無駄な出会いなどないし、 全てが自分に必要な経験だったと 盲目的に思い込む精神性は、 少し病的とすら自分で思

          僕は君を、許してない。

          遊ぶように、仕事をしたい。

          久々の更新。ヒノハラジオを含め今年はnoteをちゃんと使っていきたいんだけども、 まだ仕事が再スタートして慌ただしく、生活のリズム感が取り戻せないのでSNS運用はしばし自己満用に使います。 目安は4月かな。4月ごろからSNSの運用をきちっとしていけるようやってきますね。 さて、 2020年も早1ヶ月が過ぎて、フリーでの生活の感じが少しずつ掴めてきた。 始める前に一番不安だったことは、仕事が来ないんじゃないかと言うこと。 まぁ今自分はとりあえず3月いっぱいまではまとま

          遊ぶように、仕事をしたい。

          産みの苦しみとは何か.

          何かリファレンスがあるにしろ、 物事を0から生み出すことをクリエイティブだとこの場は定義した時に、 自分が比較的苦を感じずに表現が出来るのは 映像だけだ. 今までに音楽や写真、文章といった創作活動を 行ってきたけれども、 映像以外のどれもが、苦痛を伴うというのは 我ながら面白いと感じていて、 今回はその苦痛が何なのかを少し明らかにしていきたい. 苦痛というと、なんだかふわっとしていて伝わりにくいけれど、 つまり「産みの苦しみ」が映像の場合少ないというところだろうか

          産みの苦しみとは何か.

          休職を通じて見えてきたこと

          10月の09日からメンタルを崩して休職をし、 もうすぐ10月が終わろうとしている今、 休職を通じて見えてきたことを時系列に沿った感情の変化をまとめておこうと思う。 これから休職を考えている人の一助になれれば嬉しい。 10月09日〜16日 この一週間は、何しろジェットコースターに乗っているような感情の波があった。 仕事から逃れて自分が気の向くままに何をしてもいいという解放感 同時に、こんな無駄な1日を過ごしてて良いのかという不安 何をしても良いんだ!といわれ、

          休職を通じて見えてきたこと

          生きたいと思う人間が、死にたいと叫んだとき、一番身近で大切な人は、どんなに離れてても飛んでいくべきだろうと思ってる。 それだけの力と財は最低限欲しいと常々考える。

          生きたいと思う人間が、死にたいと叫んだとき、一番身近で大切な人は、どんなに離れてても飛んでいくべきだろうと思ってる。 それだけの力と財は最低限欲しいと常々考える。

          生きたいなら、醜くあれ。

          facebookに投稿してた内容を、こちらにも残しておきます。 9月に仕事でメンタルを崩し、10月09日より休職をしています。 本当に「ヤバい」瞬間があって、沢山の友人に助けを請いました。そのおかげで生きています。 死にたいとか、死んでしまった人のことを思うと強く「生きたい」と思える人間だったし、まさか自分がそうなるなんて思いませんでした。 重度の抑うつ状態と診断をされ、一時は感情の起伏がほとんどなく常に頭の上が暗かった。 お酒を飲むのも、女性と戯れ

          生きたいなら、醜くあれ。