大人になってからこそ、ロックであれ。

昨日久々に仕事で音楽アーティストと話す機会があった。

ライブハウスで今でも活動しているという話を聞いて、

あぁ、しばらくライブハウスに行ってないなぁ。
と気付く。

そして自分がかつてライブハウスでライブをしていたころ、
なんで自分が音楽をやりたいのか、理由は明確じゃなかったな、
なんてことをアーティストと話しながら考えてた。

多分大学の気心知れた仲間たちと、青春を謳歌して
それらしい一幕を作りたい、とか

あわよくば、有名になって、沢山のファンと一緒に
大きいライブハウスでライブしたい、とか。

「大人」に対する反抗心とか。

大きい夢なんだけど、なんでそうしたかったかって
多分よくわからなかったと思う。

でも、昨日久しぶりにアーティストと話して思ったのは、

アーティストは「代弁者である」ってことだった。



今日空を見て思ったのだ。
雲の流れが速いなぁと。

これは忙しい日々を送る大人たちが、
少しゆったりとした時間を送れている瞬間にしかきっと感じないだろう。

なぜなら、忙しくて空なんて眺めてる余裕はないからだ。

空を見上げようなんて歌はごまんとあるけど、
今まで刺さらなかったのはきっと共感できなかったからなんだよな。


学生の頃、音楽をやっていた自分にはお金はなくても自由だった。

こんな余裕な学生に、
どうして日々戦っている人たちの代弁ができるのだろうか。

今だから思うんだ、
大人になってからこそ、ロックであれと。

今なら、みんなの苦悩がわかる。
生きている辛さがわかる。

学生時代に想像で語っていた、
大人に対する中指を立てることなんかよりも、
もっともっと現実はハードだ。

大人になって、本当にダメなこと
辛くて死にたいと思う瞬間

いっぱいあるよ。

だからこそ、今にしか出来ない代弁がいっぱいある気がする。

歌をうたうアーティストの姿を見て、
きっと、多くの人の救いになっているのだろうと

音楽に限らず表現とはそうあるべきだと確信した瞬間だった。


音楽をもう一度やろう、とは
まぁ今のところ考えてないんだけど

映像という一つのフィールドで、
何か代弁できることがないか、
日々模索したいなぁと思うきょうこのごろでした。


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リクヒノハラ

26歳 映像作家/映画監督/カメラマン/ミュージシャン/批評家 とりあえず、人間です

雑記

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