結構怖い横風について

あなたは、トンネルを抜ける時に注意すること、知ってますよね。

教習本などにも登場するので、ぱっと頭に浮かんだことと思います。

それは、風です。

都会のビルの谷間に巻き風が吹くように、大気が移動した時に何か障害物が有るときその周りを通過したら加速して強風になるのですね。

峠を走行中に、開けた場所に行くと同じような条件になっていきなり横風が吹いている時があります。

バイクの場合は、横から押す力が発生すると、こけないように自然にバンクしてバランスを取ります。走行ラインも、バンクするタイムラグ分、左右どちらかにブレます。

コーナリング中だとすると、ライン取りにまったく余裕の無い乗り方をしていると・・・ 

どんな結果になるか?

考えるまでもないですね。

私の体験で、コーナーの進入時にアウト側から横風に押されて走行ラインが1メーターほどイン側によってしまったことがあります。

道路の中央を走行するラインで走っていたのでインよりのラインに変わっただけという感じだったのですが、もし、イン側に余裕の無いラインで走行していたら、バイクを起こしたりブレーキを掛けたりとアタフタしたことでしょうね。

峠を走るのは、非常に楽しいことですが、だからこそ余裕を持った走りを心がけてくださいね。

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