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近隣がある住まい方

共同住宅から共同居住、地域居住へ


今回もご高覧いただきありがとうございます。

Kaigo戦略クリエイターの
小川利久=Rikyuです。

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加齢をエイジング
介護をKaigoと表記して
エイジングとKaigo情報の
noteをお届けしています
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あなたが居住する住まいは共同住宅ですか?
それとも一戸建てですか?

お隣から聞こえてくる音をどのように感じながら暮らしていますか?
構造体にもよりますが、共同住宅では上層階の音が気になりませんか?
もしそう感じているのであればそれは「騒音」です。

老人ホームは共同住宅ではなく
共同居住の場です。

一緒に暮らす人の生活音を受容しながら生活を共にしていきます。

あらためて「共同住宅」とは?
複数の家庭や個人が一つの建物内に独立した住居を持ち
それぞれがプライバシーを保ちながら生活する住宅形態です。
プライバシーを重視した各住居は完全に分離されており
キッチンや浴室などの設備も個別に備えています。

特に都会にそびえ立つ高層マンションでは
近隣関係を構築しにくいと専門家はしてしています。
建物の中にあるプライバシー重視の縦動線がコミュニケーションを難しくしてしまいます。

上から見下ろした時
全てが自分より小さく見えてしまう、ものの見方
外へ出る、という面倒臭さ

この中で作り出されている社会的孤立があるとしたら・・・
それをわきまえて暮らしていかなければなりません。

一方で「共同居住」とは?
複数の人々が一つの住居空間を共有し
生活の多くの側面を共にする生活スタイルを指します。
ここでは、キッチンやリビングルームなどの共有スペースがあり
プライベートな部屋以外の場所は住人同士で共有されることが一般的です。
共同居住は、共有生活を通じてコミュニティ感を育むことに重点を置いています。

老人ホームは共同住宅ではなく共同居住の場です。
高齢者が互いの支援や交流を持ちながら生活できる環境を提供するシステムです。
この形態では、個々のプライベートスペースとしての部屋が提供されることもありますが、
リビングルーム、ダイニングルーム、キッチンなどの生活空間は他の入居者と共有されます。
共同居住の目的は、高齢者が孤立せずに社会的なつながりを維持し、
相互に協力しながら日常生活を送ることにあります。
介護施設では介護サービスを共有していくことになります。

共同居住のメリットには、孤独感の軽減、共同生活による新しい友情の形成
日々の活動や趣味の共有による生活の質の向上などがあります。
また、共同での生活は、個々の健康状態や日常のニーズに対する見守りが自然と行われるため
安全性の向上にも寄与します。
ただし、プライバシーの確保や個人の生活リズムとの調和など、運営上の配慮が必要になる場合もあります。

老人ホームによっては考え方、居住空間はさまざまであり一律ではありません。
最近は共同居住の形態を取り入れながら、
各入居者のニーズに応じたケアやサポートを提供する努力をしているところが増えました。

共同居住を煩わしいと考える方も少なくありません。
生活のしつらえにも選択があります。

しかし、長生きの時代における地域のテーマは
社会的孤立を解消するために
共同居住
Aging in Place

これを歴史的思考から学ぶことができます。
私の考え方を音声にしてお届けしています。
以下から「ながら聴取」していただければ幸いです。

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