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災害時の対応計画BCP、期待される介護事業者

近年、災害対策とその準備は、私たちの生活にとってますます重要なテーマとなっています。特に介護産業では、災害発生時の対応が大きな課題となっており、その対策を考えることは、私たち全員にとって切実な問題です。


大阪で開催されるバリアフリー展についてご案内します。

LLPユニバーサルデザイン企画

セミナー「テーマ」

「介護BCPのための南海トラフ地震シミュレーション」

バリアフリー展2024
4月19日14:00−15:00
(会場)大阪インデックス


4月19日14:00−15:00バリアフリー展の紹介


大阪のインテックスで開催されるバリアフリー展は、高齢者や障害者の快適な生活を提案するイベントです。第30回を迎えるこの展示会は、介護未来展や在宅医療展など、福祉、医療、介護に焦点を当てたいくつかの展示が組み合わされ、多角的なアプローチで社会課題に取り組みます。

私は、このイベントの最終日4月19日14時から15時に「2024年に義務化されたBCPに関する話」をする予定です。特に南海トラフ地震に関するシミュレーションを通じて、介護業界がどのように準備を進めていくべきかを議論します。



介護業界におけるBCPの計画は、施設だけでなく、地域全体と連携して行うことが期待されています。実際の災害が発生した場合に備えて、事前に計画を立て、それを管理することが重要です。介護保険にも全事業所に対してBCP義務化され始めるほど、このテーマは注目されています。

【BCPとは?】
「Business Continuity Plan」の略称で、「事業継続計画」と訳されます。これは、自然災害や人為的な事故、疫病の発生など、予期せぬ事態が発生した際に、企業や組織がその事業を継続し、また迅速に正常な運営を再開できるようにするための戦略的なプランのことを指します。

BCPの主な目的は、事業の中断を最小限に抑え、事業の継続性を保つことです。これには、人的資源、物理的資源、ITシステム、通信手段、重要な業務プロセスなど、事業運営に必要なあらゆる要素が含まれます。BCPには、以下のような重要な要素が含まれます:

-リスク評価:自然災害、サイバー攻撃、サプライチェーンの問題など、様々なリスクを特定し、それらが事業に与える影響を評価します。
重要業務の特定:事業の中核となる重要な業務やプロセスを特定し、それらが中断した場合の影響を把握します。
復旧戦略の策定:リスクが実現した場合に、どのようにして重要な業務を継続し、正常な運営を再開するかについての戦略を策定します。
コミュニケーションプラン:災害発生時に内部スタッフ、顧客、サプライヤー、その他の関係者との効果的なコミュニケーション方法を定めます。
訓練とテスト:BCPが効果的に機能することを確認するために、定期的に訓練やテストを実施します。

BCPは、単に事業のリスク管理の一環としてだけでなく、企業の持続可能性、従業員の安全、顧客サービスの継続性を保証するための重要な取り組みです。また、近年では、疫病の流行や大規模なサイバー攻撃の増加により、BCPの重要性がさらに高まっています。

ChatGPTにて生成

【BCMとは?】
「Business Continuity Management」の略で、「事業継続管理」と訳されます。BCMは、企業や組織が予期せぬ事態や危機(自然災害、テロ、サイバー攻撃、流行病など)に直面した際に、その影響を最小限に抑え、事業活動を迅速に復旧・継続させるための総合的なアプローチとプロセスを指します。BCMは、単にリスクに対処する計画(BCP:Business Continuity Plan)を策定することだけではなく、事業継続計画の実装、運用、監視、継続的な改善を含む、より広範な管理プロセスです。

 BCMの主な目的

1. 事業継続性の確保:重要な業務プロセスの継続や迅速な復旧を通じて、事業の持続可能性を保護します。
2. リスク軽減:潜在的なリスクを特定し、それらが事業に与える影響を軽減するための戦略を立てます。
3. レジリエンスの向上:組織がショックやストレスに対して柔軟に対応し、早期に回復できる能力を高めます。
 BCMの主な構成要素

方針とプログラムの管理:事業継続の方針を定め、適切な組織構造とリソースを割り当てることで、BCMプログラムを管理します。
理解と分析:事業のコンテキストを理解し、ビジネスインパクト分析(BIA)とリスク評価を行い、重要な業務とリスクを特定します。
戦略とソリューションの設計:事業継続の目標を達成するための戦略を策定し、具体的な復旧ソリューションを設計します。
実装と運用:事業継続計画を実装し、訓練、テスト、保守活動を通じて計画を運用します。
監視とレビュー:定期的な監視、内部監査、レビューを実施し、変化するビジネス環境や新たなリスクに応じて計画を更新します。
継続的な改善:PDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを用いて、BCMプログラムの効果を評価し、継続的な改善を図ります。

BCMは、組織が長期的な競争力を維持し、ステークホルダーへの信頼を確保するために不可欠です。これにより、災害発生時でも業務の中断を最小限に抑え、迅速な復旧が可能となり、組織のレジリエンスを高めることができます。

ChatGPTにて生成

セミナーのご案内


私は、介護経営サポートの立場から、「介護PCPのための南海トラフ地震シミュレーション」についてのセミナーを行います。このセミナーは、災害時にお互いを支え合うための準備と対策を考える貴重な機会です。

災害時の対策と準備は、予測不可能な事態に直面した際に、私たちがどれだけの対応能力を持っているかを考えてみました。
特に介護産業においては、弱い立場にある人々を守るための準備が重要です。

バリアフリー展でのセミナーは、このような状況における対策と準備について学び、議論を深める絶好の機会をいただきました。

可能であればご来場ください。
また、ブログ記事等でご案内していきます。

(参考)業務継続に向けた取組の強化等(改定の方向性)
厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001171211.pdf



さらに詳しくは
以下のPodcastにて「ながら聴取」してください。

バリアフリー展2024
(会場)大阪インデックス

セミナー「テーマ」

介護BCPのための

南海トラフ地震シミュレーション

4月19日14:00−15:00

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バリアフリー展/介護・福祉・高齢者医療・看護・訪問看護の総合展示会

【事前来場登録制】
 https://www.tvoe.co.jp/bmk/visitor/

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〈本セミナー企画発注者〉

LLPユニバーサルデザイン企画


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