見出し画像

第3章/集大成!「3つの循環」

ここまで来るのに3年。
早いようで長いような、長いようで早い・・・そんな気がしています。

お小遣い稼ぎから始まった私の古着販売は、年月と共にアップデートを重ね、今新たなフェーズを迎えているのです。

3つの循環


第2章で綴ったLIVEコマースでの古着販売に必要不可欠な「セルフブランディング」「私の付加価値とは何か」を経て、「衣服の環境問題解決」の糸口となり得る3つの循環。

それは、

①知名度のあるインフルエンサーの起用
②LIVEコマースにて古着の販売持続と買取サービスの展開
③セルフブランディング完了後の自分が行うファッション発信

この3つは、すべてが1つに繋がるように考えられています。3つの中で、どれか1つ欠けてしまったら、誰かに届くことはないでしょう。
そのくらい力強く大切なものです。

1つずつ、詳しく紐解いていきます。

①知名度のあるインフルエンサーの起用



インフルエンサーとは、「世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物のこと」と、あります。

絶大な人気を誇る、大手写真投稿型SNSにて知名度の高いインフルエンサーの方々は、自費購入の衣服だけではなく、PR案件で提供された衣服が大量にあると想定しています。

けれど、知名度と影響力のある人物だからこそ、浮き上がってくる悩みもあるだろうと考えたのです。

・インフルエンサーではない一般の方と比べたときに、衣服所持量が多いため着なくなった服の処理に困っているのではないか。

・インフルエンサーとしての活動上、「同じ服を繰り返し着る」よりも「新しい服の紹介」がメインとなることを踏まえて、1度でも着た服の頻回着用は難しいのではないか。

・「捨てる」より「売りたい」と思いつつも、所持している大量の服の「処理」としてフリマサイトやリユースショップを利用したり、自ら古着を販売することは、PR案件で契約した企業様のイメージや、自身の作り出す世界観を壊してしまうと感じているのではないか。

このような懸念点から、「ただ服を買い取ってもらう」にフォーカスした「古着販売」については、強く引け目を感じてしまうのではないか?と浮かんだのです。


Rilyで行う古着販売のコンセプトは「捨てるから譲るへのシフトチェンジ」なため、インフルエンサーの方々がRilyの古着販売を利用したとしてもマイナスイメージを与えません。

アプローチしたい部分が、「営利目的での古着販売ではないこと」であり、「古着を捨てずに譲ることで地球を救える」「その想いに賛同したインフルエンサー」として打ち出す流れを作り出しているのです。

上記のことを叶えるべく、Rilyでは「インスタグラマー×Rilyコラボ 古着販売/私物を購入して服の廃棄を減らそう」というイベントを、LIVEコマースを用いて定期的に行っています。

ありがたいことに毎回1時間足らずで完売。

協力してくださったインフルエンサーの方々のイメージと知名度もアップし、Rilyの取り組みの広がりも感じています。

お客様からも大好評をいただいているため、更なる広がりを魅せていきたいです。

②LIVEコマースにて古着の販売持続と買取サービスの展開


これについては「継続」と「新しいサービス」になります。

LIVEコマースの良いところは、何よりも「お客様の負担が少ない」こと。

ご本人が「古着」に対して抵抗がなくとも、「古着屋」については抵抗がある場合も否めないと考えました。

LIVEコマースを利用することで、実際に古着屋に行くことがないため、身バレの心配がない上に、外見を気にする必要もないのです。

自宅で、それも部屋着+ノーメイクの状態で、ゆっくりと古着の状態を確認でき、着用感なども知ることができる。

自分以外の誰かがリアルに購入しているのも画面上で見えるため、「他の方(お客様)の姿が見えないから購入を決めるのが不安」という、入店数の少ない店舗に行った際に思いがちなことも起こりません。

利用者の数多くが元々SNSで繋がっている古着仲間で構築されているため、口コミが広がり新しい顧客導入も見込めるのです。

現在では、インフルエンサーだけではなく一般客からの古着買取りサービスもスタート。

「私物も、Rilyで購入した古着も買取OK」と謳うことで、購入後の安心も加わり、お客様満足度は向上の一途を辿っています。

③セルフブランディング完了後の自分が行うファッション発信



LIVEコマース以外に、事業者である私ができること。
それは大手写真投稿型SNSの個人アカウントにて、毎日のリアルな古着コーデを発信し続けることだと考えました。

①②と比べて小規模ではありますが、セルフブランディングの甲斐あって、LIVEコマースには「私」を見ることを楽しみにしてくださる顧客様が大勢いらっしゃいます。

日々の暮らしの中に馴染む古着のアピールにもなり得ると、私は「毎日古着を着ています」という形で毎日のコーディネートを投稿しています。

高頻度で顧客様から「その服は売らないの?」とご連絡をいただけるまでにもなっているため、少しずつ、けれど着実に結果が出ているのです。

循環に必要な「繋がり」



この、「①知名度のあるインフルエンサーの起用」は「3つの循環」のうち、実際の行動として「②LIVEコマースでの古着販売」に繋がるようになっているのです。

そして、この取り組みに賛同・協力をしてくださったインフルエンサーの方々が行う「シェア」で、それを見た誰かが「この事業は誰がやっているのだろう?」となった場合、必然的に「③自分が行うファッション発信」へと繋がり、そこで行う個人の古着投稿を見てもらうきっかけにもなる。

③から、私のことを知ってくださって、古着販売に興味を持っていただけた際は、②のLIVEコマースへと誘導ができる。

こうして全ては繋がり、絶えることなく循環しているのです。

「Rily」の存在と、私の想い



私は、「Rily」という媒体で古着販売を行っています。

ここで浮かんでくる疑問が、「どうして個人アカウントでも需要があるのに、違うアカウントで販売をするのか?」ではないでしょうか。

次回の記事では、私が2つのアカウントを保持する理由を綴っていきます。

ここまで、第3章と長く続いた「私の物語」を、ご清覧いただきありがとうございました。

Rilyは、これからも「アパレル業界の抱える衣服の廃棄問題」に大きく貢献していける組織へと成長し続けることを約束しします。

この記事が気に入ったら、「スキ」ボタンで応援してくださると励みになります。
皆様の応援は、Rilyの今後に大きく響いていくのです。

Rilyを通して、たくさんの古着に、もう一度脚光を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?