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2つのアカウントに分けた理由

ライブコマースで、古着販売をおこなっている米森麗那です✨


今回の記事では、BJ代表理事である「ゆりさん」から、いただき受け取ったヒントと、私が2つのアカウントを保持する理由を綴っていきます。


私をご存知の方の多くは、大手写真投稿型SNSの個人アカウント経由で認知してくださっているかと思います。

けれど、主な事業である「古着販売」は、個人アカウントで行なっているのではなく「Rily」というビジネスアカウントを利用して行なっているのです。

ここで浮かんでくる疑問が、「どうして違うアカウントで販売をするのか?」ではないでしょうか。

この記事を書こうと決意するまでの期間、自身の中で「2つのアカウントに分けた理由」を明確にし活動に励んでいたため、あえて書き出そうと思うことがなかったのです。

けれど、BJへの挑戦を行なっている今、代表理事の「ゆりさん」から気づきになる「お言葉」をいただいたのです。

BJ代表理事「ゆりさん」からのメッセージ



ゆりさんは、私へ「伝えること」を絶えず行なってくださいました。

そんな、ある日のこと。
着信音が鳴るiPhoneの画面には「ゆりさん」の文字がありました。
すぐに通話を開始し、お話ししていく中で、話題は私の「古着販売」になったのです。

そのときの話を聞いて、私はハッとしました。
ゆりさんからのメッセージは「今の米ちゃんの個人アカウントからは、古着販売で伝えたい衣服の廃棄問題についてが伝わりづらい」と、いうことだったからです。

ゆりさんからのメッセージは私の中で響き渡りました。

これをキッカケに「古着販売」を行う上で、2つのアカウントに分けた理由を、今一度明記する必要があると強く感じたのです。


最初の想い



大手フリマサイトの手がけるLIVEコマースを利用して古着販売をしていた過去の私は、「コンテンツ終了」を機に、大手写真投稿型SNSのLIVE配信へと販売の場所を変更しました。

その際、新しく設けたのが今も続く個人アカウントなのです。
ありがたいことに大手フリマサイト時代の顧客様は、私の古着販売場所の移動に寄り添い、見守り続けてくれていました。

大手写真投稿型SNSでは、ストーリーズという機能があることから、日常を切り取った発信も可能なのです。

そのため、私のアカウントは「古着販売」のみではなく、プライベートの発信も盛んになっていきました。

私自身が試行錯誤して生きていることもあり、時折つぶやく「マインド投稿」が顧客様の心に届いたのです。

大手フリマサイトの手がけるLIVEコマースとは異なり、大手写真投稿型SNSのLIVE配信では何気ないトークをすることも可能です。

その流れから、古着販売を行いながらも顧客様との距離を縮めるきっかけとなれたら嬉しいと考えたため、LIVE配信で販売のみでなく、私の思考法も話して過ごす日々が続きました。

ある日のこと、「りなちゃんの考え方って素敵だよね」と、顧客様から伝えていただけたのです。
そして、日を増すごとに、マインド投稿をするたびに「もっと投稿して」という声が届くようになりました。

このような経緯があり、私の個人アカウントは「古着販売」と「マインド投稿」をする場へと変化していったのです。

見逃せなかった「問題」と「違和感」



大手写真投稿型SNSに移行し、顧客様との距離が縮まった一方で、私の中で問題が生まれたのです。

「このままでは、ご新規様が増えない」

既存のお客様との距離を縮めた結果、新規の方が入り込む隙を作り出すことが困難となっていました。

マインド投稿が顧客様との距離を縮めてくれたのに、それが影響して事業拡大が見込めないのは大問題だと、頭を抱えていたのです。

そして、追い討ちをかけるように更なる違和感が私を襲いました。

大手写真投稿型SNSのストーリーズで、「古着販売」の宣伝活動を行う一方で、連続して、マインド投稿や子育てについての投稿を行なっている現状に、脳内が「?」で埋め尽くされてしまったのです。

例えるなら、大手アイスクリームメーカーのアカウント内で「次回のフレーバーはこちら」と、消費者にワクワクするような情報を与えた後に「当社スタッフのキッズコーデ」「キッズコーデについて思うこと」などといったアイスクリームには無関係なストーリーズを投稿をした場合、少なからず違和感を覚えるだろうというものでした。

当時の私の個人アカウント内では、上記の内容と同じことが発生しているのではないかと感じたのです。

そんな違和感を覚えてしまったため、「マインド投稿」と「古着販売」を1つのアカウントで継続するのは困難だと判断しました。

そして、この発見は新たな問題へと続いてしまうのです。

事業としての信用問題



当時の私は、個人アカウント運用に頭を抱えつつも、新規顧客様獲得のため試行錯誤していました。

そんなときに浮かんだのが「インスタグラマーの起用」です。
私は個人アカウントから、あらゆるインスタグラマー様に「古着のPR依頼」を送っていました。

(インスタグラマー様の起用はRily立ち上げ後にも行なっていますが、この頃から着手しています。)

けれど、結果は思うようなものではありませんでした。
導き出した原因は「衣服ブランドは個人アカウント(スタッフ)から直接オファーしない」と、いうものだったのです。

個人の名前が出ていて、プライベート(マインド投稿)も掲載されているアカウントから、仕事の依頼が届いても不信感しかないと考えます。

信用がなければ事業は確立しません。
大切な古着販売の信用を、自らの手で落とすことだけは出来なかったのです。

Rilyアカウントの誕生



「顧客様との関係性」「需要のあるマインド投稿」「新規顧客様の獲得」「古着事業と衣服の廃棄問題の拡大」「事業拡大に必要な外部との関わり」

これらの観点から、私は、もう1つのアカウントを作成すると決めました。

そうして生まれたのが「Rily」なのです。

RilyではLIVEコマースを利用した古着販売の徹底、事業拡大に向けての試行などを行いました。

個人アカウントでは、これまで通りのマインド投稿と子育てについて、等身大の「米森麗那」を発信していったのです。

そしてRily誕生後は、あれだけ悩んでいた日々が嘘のように、明るい結果が私を待っていました。

懸念の払拭に成功



1つのアカウントから、それぞれの方向性の違いにより2つのアカウントへと分けることに決めた一方で、こんな懸念点がありました。

それは「新しく立ち上げたRilyへの流入が見込めない、数字に表れないこと」「個人アカウントのフォロワー激減」でした。

けれど、この懸念の払拭は思いの外早い段階で訪れたのです。
個人アカウントも、Rilyも総フォロワー様2000人前後の獲得に成功することが実現しました。

実際問題として、1万人フォロワーいるブランド様でも、フォロワー数から考えられる売り上げには至ってないことを知る機会がありました。

それを踏まえると、2000人規模のフォロワー様のRilyはしっかりと売り上げを出せている現状があるため、私の下した判断について無駄はないと確信を得ることができたのです。

個人アカウント内でのフォロワー様の離脱を見受けることがなく、2つに分けてからの進歩は極めて好調だったのです。

アカウントへの想い



アカウントを分けたことで、古着だったりマインド投稿だったり、それぞれの「目的」に向かってくださる顧客様の「想い」にも寄り添うことができたと感じています。

私にとっての個人アカウントは、マインド発信にフォーカスすることにより、「私はこんな人」「こんな考えを持つ人」という部分を伝えるための場所。そして顧客様とより親密になるためのツールなのです。

一方でRilyは「フォロワーを集める」のではなく、「顧客獲得」に力を入れた顧客満足度の高いサービスを目指すビジネスアカウントとして、今日も運営に力を入れています。

そして、この選択をして本当に良かったと、深く頷ける毎日を送れているのです。

ゆりさんから受け取ったメッセージを最大限に活かすために



こうした主旨のもと、2つのアカウントでの運営を行なっている私ですが、ゆりさんからのアドバイスには、いつも「より良くするためのヒント」が含まれています。

だからこそ、一度は方向性を決めたこの2つのアカウントでしたが、今後は個人アカウントでも「古着」を魅力的に伝えていきたいという、新たな想いが芽生えました。

Rilyからだけではなく、私の個人アカウントからも古着の良さが広まっていくように、ゆりさんからいただいたアドバイスをもとに、再度精査し、365日古着を着て発信していきます。

連日ご精読いただき、ありがとうございました。

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