僕の大好きな養老孟司先生の動画↑

これをみて、なんとなくメタバースってそういうことかと理解した。

メタバーストはつまるところ意識の中、思考の世界、ノイズのない世界である。

時代は変化する。
時代の変化と共に、コミュニケーションのありようも変わってきた。

対面→電話→テキスト

そしてメタバースになるのだろうか。わからん。

ただ、ひとつ言えることは、ノイズが減っていることだ、

対面で話す時は、いやでも相手が喋っている情報以外の何かがインプットされる。
例えば相手の表情、目線、容姿、空気感等。

これら全てを含めてフェイストゥーフェイスのコミュニケーションは成り立つ。

一方、それが電話やメールやTwitterに代替されると、ノイズがなくなっていく。

そりゃそうだ、代替できるものは全て人間の意志、つまり「ああすれば、こうなる」という予測と統御に基づいたものだからである。

意識は自然を嫌う。
自然には意味がない、同じものもない、予測も統御も効かない、いつ何が起こるかわからない。
東日本大地震や南海トラフなんかを考えれば一目瞭然だ。

人間はわかった気でいたい、そんな意識第一主義で生きている我々現代人にとってノイズは邪魔者でしかない。

どんどんノイズがなくなってる。

そのうち自分自体がノイズになるのでそれすらも排除する未来がやってくるのだろうか。

いや、すでにやってきているのか？
それが例えばアイコンとかメタバースなのだろうか。

この先に待つ未来に、僕は興味があるが、恐怖も感じる。

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