もう失敗しない! 3分でわかる本の選び方
■概要
本を選ぶにはどこに注目すればよいのでしょうか。実は最低限見るべきポイントがあり、そこを押さえれば本の7~8割の内容を掴むことができます。この文章では、その「基本技」「応用技」をご紹介いたします。
■誰だって本は楽しめます
本を読むのは難しいことだと考えてはいませんか。
確かに本を読んでいる人を見ると、そんな感じに見えてしまうもしれません。
でもその人は、本との付き合い方のコツを知っているだけ。本の付き合い方がわかれば誰だって本を楽しむことができます。
まずは本の選び方についてお伝えします。本の選び方を知ると本を読むのが楽しくなりますよ。
■コツを知れば本を選ぶのは簡単!
基本技はすごくシンプル!
写真も入れて紹介するのでひと目で分かります。
■基本技
本を手にとって次の箇所に注目してみましょう。本の内容の7~8割は内容がわかります。
●表紙
∟本の表の部分
∟タイトル:本の内容が一言で表したもの
●裏表紙
∟本を裏返したときに見える部分
∟著者情報:著者がどの立場・背景から意見を述べているかがわかります
∟要約:本の内容をあらまし知ることができます
※上の写真だと帯のほうに要約が書かれていますが、下の写真のように、裏表紙に要約や著者情報が記載されていることもあります。
●袖
∟本を開いたときに見えるカバーの折返し部分
∟著者情報:(裏表紙と同じく)著者がどの立場・背景から意見を述べているかがわかります
∟要約:(裏表紙と同じく)本の内容をあらまし知ることができます
●帯
∟カバーの上にかかっている長細い紙(古本だとないことも)
∟簡単な目次:本の内容をざっくり知ることができます
∟引用:その本の目玉となる箇所が引用されている場合があります
∟要約:(裏表紙・袖と同じく)本の内容をあらまし知ることができます
∟コピー:この本の主張・売りは何か、を知ることができます
●目次
∟本をめくってまえがきの後の部分
∟目次の内容:本文の内容と構成が帯より詳しくわかります
●本をパラパラめくってざっと眺める
∟中見出し、太字など:ピンとくるものがあるか探します
■応用技
そして応用技。書評なども活用したり書店に出かけてみましょう。
●要約サイト・書評を活用する
∟書評
∟book bang(新聞/出版社の書評):新聞/出版社の書評をまとめてよむことができます
∟https://www.bookbang.jp/
∟HONZ:あらゆるジャンルの書評が読めます
∟https://honz.jp/
∟要約サイト
∟フライヤー:ビジネス系の本の要約が多いです
∟https://www.flierinc.com/
●書店に出かけてみる
∟棚・ランキング:平積みされている本や特設コーナーを見ると今注目されている本が何かわかります
∟ポップ・レビュー:書店イチオシの本とその内容が何かわかります
本を買うときにはぜひ試してみてください。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。