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【リンパって何??】後編(まじめに解説その2)

※旧ブログサイトからの転載です(2018年4月17日)

こんにちは。
Body Healing 凛-Rin-の店主でございます。
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

後編その2です(^ω^)

リンパと血液とは似ているところもあるけれど、その役割の違いゆえ別物であるというところは、何となくお分かりいただけたかと思います。

リンパと血液は別物です。

そこさえ理解していただけたのなら、
「リンパがドバドバ流れる(意図的に流す)」なんて起きようがありません。
そんなことになったら逆に怖いよね、ということも自ずと分かるようになります。
また、「流れが悪い」はあっても
「流れが止まってる」とか「詰まってる」なんてことも、
疾患でない限りは通常はないだろうということもスッと飲み込めるでしょう。

キャッチーな言葉や情報に踊らされずに、
もっとご自分の身体を信頼してあげてほしいのです。
もっと大切にして、沢山労ってあげてほしいのです。
自分で思うよりももっとずっと命の営みというのは尊いものです。

では次に、リンパの流れを“サポートする”ことについて考えていきます。

for表層リンパ
筋膜より上にあります。
たとえば手の甲に血管が浮いて見えるのと同じように、毛細リンパ管もごく表面にも張り巡らされています。
だから「さする・撫でる」「軽い圧」で十分です。

for深層リンパ
筋膜より下にあります。
筋肉の奥深く骨の近くに、血液に沿って流れ、内臓に絡みつくように張り巡らされていたりもします。リンパ管も太く、リンパ節ももちろんあります。
「深層筋」を動かすことが有効になってくるというわけです。

「深層筋」とはインナーマッスルとして関節などの微調整を行いバランスを整えたり、姿勢保持や呼吸に関わる筋群。
以前にご紹介した「多裂筋」もそうです。
腰痛にも関係しているという内容でご紹介しましたね( ✌︎’ω’)✌︎
「深層筋」は、筋ポンプでもあるし呼吸ポンプの作用にも関係が深いといえるでしょう。

では、
・長時間の同じ姿勢を強いるような生活
・またはほぼ同じ運動(動作)ばかり繰り返すような生活
をしており、それが恒常化(慢性化)していたとすると…
「深層筋」「深層リンパ」に
何かしら影響を及ぼしているのでは?と考えることもできそうです。
つまり、筋肉だったらコリや痛みだし、リンパだったら流れの滞りです。

筋肉にコリや痛みが生じている状態(筋拘縮/筋硬結)というのは、筋緊張により収縮状態が続き、血流やリンパ菅を圧迫し流れが悪くなっている状態ということです。

やはり共連れなんです。
筋肉とリンパって(血液もですが)。

栄養欠乏とともに、疲労物質や老廃物が溜まっている状態とも言えます。
それら本来はリンパにより回収されるべき物質が抹消神経を刺激したりすることもありますし、それにより収縮や硬直がより亢進するという連鎖(慢性化)にも繋がりやすくなります。
※筋肉は使いすぎだけではなく、使わなくても萎縮して硬化していきます。

そういった部分にアプローチするにしても
「ピンポイント」「強く」「ぎゅ!」よりも、
「全体的に」「ゆっくり」「じわじわ」のほうがいいかもしれません。

ということは。
ということは。

それならストレッチが・・・とても良いかも・・・しれない(笑)
次回に向けてフラグを立てたかったのですが、ちょっと強引だったでしょうか(笑)

つづく

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