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結婚後のギャップを解消するプリマリタルカウンセリングで聞かれること

rinです
いつも私のnoteにお越しくださりありがとうございます。

本日は『この人と結婚していいの?』(新潮文庫)を噛み砕いて説明するブログの最終回になります。

これまで著書を参考に結婚相手に求める身体の相性の話や、結婚後の男性の心理についてクイズ形式で紹介しました。

最終回となる今日は、著書の中で大きく取り上げられているプリマリタルカウンセリングではどのようなことをするのか?ということを紹介していきます。


プリマリタルカウンセリングですること

プリマリタルカウンセリングは婚前カウンセリングという意味で、結婚前のカップルが2人で受けるカウンセリングです。

著書の中には、結婚前のカップルがお互いに正しく理解できているとは限らないと書かれており、プリマリタルカウンセリングの必要性を説いています。

プリマリタルカウンセリングでは結婚生活を始める前に、お互いの価値観、コミュニケーションスタイルなどを結婚後の生活を擬似的に思い描きながらカウンセリングを行い、これまで以上にお互いを理解し、良好なパートナーシップを築くことを目的にします。

結婚後の「こんなはずじゃなかった!」というギャップをなくすための手段のひとつで、離婚問題の深刻なアメリカやヨーロッパの一部国で広く取り入れられています。

では、プリマリタルカウンセリングで実際に行われることについて紹介していきます。

2人の嗜好の確認

まず第一段階として、今までお互いに知っていると思っていることをカルテを元にして確認しあっていきます。好きな食べ物や趣味、誕生日、家族構成など表面的なことを質問していきます。意外と知らなかったということも出てくるそうですよ。

セックスの不一致

このブログでも話題に取り上げたことがありますが、プリマリタルカウンセリングではセックスに関する不一致を解消していきます。

お互いにどのくらいの頻度で相手を求めるのか、告白し、お互いが求める頻度をすり合わせます。

金銭感覚のヒアリング

お金に関する価値観の違いは、カップルに不和をもたらす大きな要因ですね。結婚前に何にお金を使い、何を節約したいかカウンセラーという第三者を挟んで理性的に話し合っていきます。

外食にお金を使いたいのか、それとも旅行をゴージャスにしたいのか意外と相手のことは知らないものです。


家庭の役割について

結婚後の家庭内での役割分担や責任について話し合い、話し合いを行います。共働きの家庭は増えていますが、性別の違いによる役割はもちろんあります。

日頃のお互いの家事の分担や金銭的な負担の割合、女性が妊娠して働けなくなったときの役割について話しあいます。

コンフリクト管理

長い結婚生活の間にお互いにぶつかることはたくさんあります。トラブルが起こったときに、2人でその問題をどう乗り越えていくか方法を話し合います。要するに喧嘩したときのルールを作るのです。

プリマリタルカウンセリングが広がってほしい!

日本では、カウンセリングという言葉自体が病んだ人が受けるという印象があり、まだまだ普及が進んでいません。

もし結婚することがあれば、私は受けてみたいと思います。

またもしこのブログを読んだ皆さんも興味があれば、パートナーと一緒に受けに行ってみてくださいね。

プリマリタルカウンセリングは結婚前に行いますが、結婚したばかりのカップルにとっても有効ですよ。

また、プリマリタルカウンセリングの手法を参考に2人で話し合ってみてもいいかもしれませんね。

『この人と結婚していいの?』(新潮文庫)ではそのほか男女の違いや結婚相手を見極める方法について紹介しています。

こちらも興味があれば、ぜひ読んでみてください。


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