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ステイ先で既婚者とキス

高2の夏、わたしはカナダで3週間ほどホームステイをした。大都市の市街地から少し離れた郊外の家庭で、わたしとは別の学校に通う一つ年下の女の子と共にお世話になった。彼女の名をエリコとする。ホストファミリーは、ご夫婦と一歳の赤ちゃん、ご主人のお母様という構成だったが、ご主人のお兄様もその夏、実家であるその家で過ごしていた。この人は普段、都市部で妻と生活しているが、夫婦共に大学の研究職で、その夏は奥様が研究のため長期海外出張中で、自分は実家の書斎で休暇がてら執筆をしていると言った。名前をJとする。

エリコとわたしが使わせてもらった居室は、綺麗な薔薇が植えられたイングリッシュガーデンの、その奥に建てられた離れの一室だった。離れと言っても普通の一軒家くらいの大きさで、一階部分にバスルームもあり、わたし達は夜間のお手洗いや朝の洗顔などで、母屋まで行く必要もなく過ごすことができた。わたし達はこの離れの二階にあるゲストルームからそれぞれ個室が与えられた。二階にはその他に主寝室があり、その部屋をJと妻が帰省の際に使っていた。また一階はJが書斎として使っており、広いデスクとテーブルもあったので、昼間はそこでエリコと二人、Jから英語を教わったり、学校の課題を進めたりした。

ある時わたし達はJと、「日本と欧米の文化の違い」について話をした。特に性についての扱い方が違うと思う、とわたしが話した時、エリコが明らかに気まずい顔をしたのですぐにその話は切り上げた。

その夜、エリコとわたしが寝室に下がってしばらくしてから、わたしは一人階下に降りた。Jはまだ仕事をしていた。「J、少し話をしてもいい?」と訊ねると、彼は快く応じてくれた。そしてわたしは、先ほど切り上げた話の続きをした。Jはわたしの拙い英語をよく聴いて理解し、そして彼の意見も聞かせてくれた。そうしてしばらく会話した後、少しの沈黙があり、「Well, Rina,」Jがその沈黙を破った時、そろそろベッドに戻るよう言われると思ったわたしは続いた言葉に驚いた。「僕が君にキスしたいと言ったら、君は受け入れるの?」わたしは「もちろん受け入れる。」と答えた。それから」は質問を重ねた。「君にキスしていい?」「もちろん。」その答えを確信していたように」は唇を重ね、わたしの体を強く抱きしめて長いディープキスをした。静かな部屋に、くちゅくちゅと舌の絡まる音が妙に響いて、わたしは愛液が溢れてくるのを感じていた。唇を離すと」は、「ベッドに戻りなさい。」と言って額にキスをした。

一人寝室に戻ったわたしは、Jに激しく抱かれる想像をしながらオナニーをした。

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