今あるもの、感情を味わう”心と時間のゆとり”が人生を豊かにする
2月下旬から3月上旬にかけて私は心を失っていた。突然仕事が契約満了となり、次の仕事を探さないといけなくなったからだ。
4月からの生活が脅かされるなか、地元にしてはちょっぴり高望みな条件で就活をしていた私はことごとく”サイレントお祈り”をくらっていた。
面談にすらありつけない現状に不安とストレスを感じ、夜な夜な現実逃避のためにYouTubeを身漁っていた。
夜ふかしをして朝ギリギリまで寝て、日中は眠気と闘う日々。そんな状態だったので2月の初めに決めていたことを何1つ進められず、自己嫌悪感が増すばかりだった。
とにかく必死で不安を解消する日々
不安とストレスを抱えつつも、とにかく数を打ってエントリーすることだけは大切にしていた。
2月下旬、ついに面談のチャンスが訪れた。面談は和やかな雰囲気で順調に進んでいたが、終盤で入社日の折り合いが付かぬまま終わってしまった。
「これは落ちたな…」と失意に沈みながら、次のエントリー先を探していた。
3月上旬。そんな日々が突然、終わりを告げる。落ちたと思っていた面談先から採用の連絡をもらったのだ。「これで安心して春を迎えられる!」と晴れ晴れした気持ちになった。
そんなこんなで、今日から有給消化が始まった。久しぶりの11連休!束の間の『人生の春休み』に心が躍る。朝ゆっくりと過ごしていると、デスクの上にあるガジュマルが目に留まった。
「しまった…最近全然お世話していなかった……。」
久しぶりにゆっくりと眺めていると、新緑の艶やかな大きな葉を付けていることに気づいた。
長いこと放置するひどい家主にもかかわらず、ガジュマルは文句も言わずに健気にそこに居て、成長していたのだ。
大切なものを見逃していないか?
『忙』は心を亡くすと書く。この数週間、未来の不安に囚われていた私は目の前にある大切なものを見逃していたと痛感した。
ガジュマルが完全に成長し切ってから気付くのではなく、成長する過程を愛でて大切に育てられる私でありたい。
今、目の前にあるものを五感で心で感じて、豊かさを味わえる日々を紡いでいきたい。
"心と時間のゆとり"が人生を豊かにする
ガジュマルの成長だけではない。文章を綴ることも同じだ。
就活に心を持っていかれていたので、その間にもnoteに書きたいと思う出来事はたくさんあったが、感情の鮮度を過ぎてしまい書かずに終わることが多々あった。
忙しさや不安を理由に大切なものを見逃すことは非常に勿体ないことだ。ガジュマルの成長も、その時感じたことも同じものは二度とやってこない。
自分にあるもの、感情を”今その時に”大切に味わうからこそ、幸せや成長を感じられて人生は豊かになっていくのだと気付かされた。
目の前のことをじっくりと味わい、人生を充実させるためにも、私には"心と時間のゆとり"が必要だ。
これからも心が不安定になることや忙しくなることもあるだろう。ただし、そこだけに囚われるのではなく、自分の不安と向き合い、心を満たしてあげる。忙しくならないように早め早めに物事を進めていく。
自分の心と時間をコントロールしながら、いつでも”ゆとり”を持って大切なものを大切にしていきたい。
『心』は亡くすのではなく、癒して満たしてあげよう。
『時間』は追われるのではなく、生み出して楽しんでいこう。
あなたは心と時間にゆとりを持てていますか?
大切のものを見逃していませんか?
私も今日から自分のために"心と時間のゆとり"を守っていきます。
良いヒントがあればまたシェアしますね。
今日も1日お疲れ様でした^^
2024.3.7. RINA*
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