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韓国のチムジルバン、アカスリ体験

翌朝、いざゆかんチムジルバンへ。

東大門近くのビルの地下にあるチムジルバン。
SPAREX
デジタル時計の9:16
朝からチムジルバン、最高。
靴を脱いで下駄箱にしまったら、
その先の更衣室に向かう。
日本となんら変わらない。
フロントで販売されているゆで卵。


わくわく止まらない入場。
なんてったってBLACKPINKの番組(YouTubeで観られる)で、彼女たちがチムジルバンに行く回があって、シッケとやらを飲んでいる姿を観て以来ずーっと、これがしたい!と胸に温めてきた。

女性更衣室に荷物を預け、まずは大浴場に入る。
お風呂の温度が3種類あった。
35℃、37℃、42℃
37℃はぬるくて居心地悪い。42℃は気持ち熱すぎるんだが、まあここに落ち着く。他の入浴客達は35℃か37℃に入っているので、私ってば江戸っ子だなあと感心した。 

女性更衣室に併設しているよもぎ蒸し。
以前から興味があった。
時間の関係で断念したが、次回の課題だ。

そうだ、アカスリがしたいのだ。
アカスリのブースを覗くも誰もいない。
うろうろ待っていると女性客が下着姿のおばちゃんを連れてやってくる。
それ私も便乗だとばかりに、話しかける。
30,000W
生憎現金は2,000円しか換金していなかったので足りない。幸いにもクレジットカードもokだという。カードを渡すと大浴場を出て行くおばちゃん。えっ私置き去りにカード持って行かれちゃうの…?!
万が一悪用とかしないよね?!大丈夫なのか…?
はらはらしつつ、3台のベッドは先客で埋まり、風呂に浸かって待ってろとなんとなく韓国語とジェスチャーで理解する。

そわそわと湯船に浸かりながら人間観察する。
たぶん15分はかかるよな。
予感的中、その後20分経たないくらいに呼ばれた。
カードとレシートも合わせて返却された。
30,000W、日本円にして¥3,339と請求された。

つるつるしたピンク色のベッドに仰向けになる。
さながらまな板の上の鯉。当然私はすっぽんぽんだ。
足先から皮膚がずり剥けてるんじゃないかと疑う痛さでゴシゴシ擦られる。ほう、これはなかなか痛いぞ…。私の皮膚ごっそりめくれてんじゃないか…?
苦痛の表情を読みとったのか、おばちゃんからなんとかと話しかけられる。「痛い…」声にならない声で訴えると笑っていたが、依然として強度は変わらない。こりゃ耐えるしかないわ。

足、お腹、胸、腕、手の先まで擦られた後、うつ伏せに。次第にこの痛さが快感になってくる。
手にぽろぽろとした何かが触る。うげ、ものすごい量の垢だ…。

だいたい私も20分。仰向け、うつ伏せ、仰向けと3回ひっくり返されてつるっつるの肌に生まれ変わった。アカスリ最高。気分爽快で大浴場を後にした。
次はいよいよチムジルバンだ。

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