見出し画像

YouTubeチャンネル登録者数を最小限のコストで2,000人までのばした話

YouTubeのチャンネル登録者数が2,000人を超えたのでどのように伸ばしていったかを文字に起こそうと思います。
私にとっての最小限のコストというのは、伸びない動画をなるべく作らず、少ない本数の動画でチャンネル登録者数と視聴時間を伸ばす、ということになります。
ちなみにアナリティクスも公開してます。ひえ〜

もくじ
(1)わたしのYouTubeチャンネルの概要
(2)この8ヶ月の実績
(3)伸ばすために意識したこと
  1、誰もやっていないことをやった
  2、友人からのアドバイスを反映していった
  3、制作コストを抑えることを意識した
  4、データを見てひたすら改善していった
(4)これからYouTubeをやろうとしている方へのアドバイス


(1)わたしのYouTubeチャンネルの概要

アップロードしている動画の内容はダンスでダイエットをするというものになります。
基本的に言葉での解説は無しで、わたしが踊っている動画を見て、視聴者の方はそれを真似して踊ってダイエットをするという内容です。


(2)この8ヶ月の実績

2018年1月9日に開始し、2018年10月2日時点での実績になります。

・チャンネル登録者数 2,062人
・総再生回数 432,219回
・この3ヶ月間の1日の平均再生回数 3,500〜6,000回
・アップロード動画数 82本(公開されているのは60本弱)
・動画1本の時間的制作コスト 45分〜60分

チャンネルのアナリティクスはこんな感じです。


(3)チャンネル登録者数を伸ばすために意識したこと

1、誰もやってないことをやった
ダンスでダイエットというコンセプトで動画をアップし続けている人が男性で1人だけいらっしゃったので、そこに流行りの曲(20代女性にウケそうな曲)という要素をいれて、流行りの曲でダンスダイエットという誰もやってなかったスタイルで動画をまず制作してみました。

そもそもアーティストの方の踊る振り付けは難しく、簡単には覚えられないものがほとんどです。そのため、よほどのモチベーションがないと振り付けを覚える気は起きません。(余興で踊るとか、本当にそのアーティストが好きとか)

しかしそこまでモチベーションはないけど好きな曲でダンスを踊りたい!という欲求が一定数の方の中にあり、しかもそれがダイエットにもなれば一石二鳥!となり、視聴者の方の心に響いたようです。

もちろん始めた当初はこんな風になることなど知る由もなく、とりあえずなんかやらなきゃ!という気持ちからアップしてました。(会社辞めてたので)


2、周りの友人からのアドバイスを反映していった
ありがたいことに友人のなかに私のチャンネルを習慣的に見てくれている子が何人かいて(ちなみに自分の動画を見られるのはいまだにめちゃくちゃ恥ずかしいです)、そういう子がくれたアドバイスはなるべく反映するようにしていました。
例えばこんなアドバイスをもらっていました。

・どの動画を見るか迷ってしまうから、1日10分でできる再生リストを作ってほしい
・家の中でやると足音が気になるので足音をさせない動画があったら嬉しい

もらったアドバイスを反映し、結果が出るととても嬉しいです。

初級編の動画を10分でできるように厳選したものは、再生リストにも関わらず3,500回再生超え。

足音をさせないようなダンスにした動画も再生回数が順調に伸びました。


3、制作コストを抑えることを意識した
動画を作る時間的コストをなるべく低くしています。

1分半の動画を作るのに、
・撮影30分〜45分(曲の選択、振り作り、撮影)
・編集15分(余分なところのカット、曲のつける、書き出し)
だいたいこのくらいの時間で終わります。

字幕をつける系の動画をアップされている方は、編集に半日〜3日くらいかかるイメージなのでこの時間的コストの低さはわたしのチャンネルの特徴のひとつでもあると思います。


そしてこのコストの低さは何を実現するかというと、飽き性でも継続できるという点ですw
成功するまで諦めなければ必ず成功するとも言われるこのご時世、諦めてしまうというリスクを減らすことはひとつの重要なポイントです。

また、もうひとつ重要な点があります。
ダンスでダイエットという動画は同じ人に何度も見てもらうことができます。ネタ系やおしゃべり系の動画を繰り返し見てもらえることはあまりありませんが、なにかを一緒にやる系の動画は何度も見てもらえます
YouTubeを今から始めようと思っている方はこの点を意識してチャンネル全体のコンセプトを決めるとよいと思います。


4、データを見てひたすら改善していった
自分の動画を見てくださる方が増えてくると定量的・定性的なデータがたまっていきます。

・視聴回数
・視聴時間
・高評価数
・低評価数
・コメント数
・インプレッションのクリック率
・再生率
・増えたチャンネル登録者数
・動画自体の長さ
・コメントの内容
・タイトル

これらを組み合わせて、チャンネル登録者新規獲得のための動画と、既存の登録者に視聴してもらうための動画の適切なコンセプトを決めていきます。

まず新規チャンネル登録者数獲得のためには、「タイトル」「増えたチャンネル登録者数」「インプレッションのクリック率」を見ます。
※インプレッションのクリック率…youtube内で動画が表示されクリックされた割合

わたしの動画の場合だと、「●●(部位)痩せ」というタイトルの動画のクリック率が高めになります。
そして次にチャンネル登録者数を見ていきます。
クリック率とチャンネル登録者数の増加の相関については、内容に依存します。今回伸びに違いがうまれた仮説としては、振り付けの難易度(振りの早さ、真似できるまでの時間)にあると思っています。これはチャンネルによってもちろん傾向が違いますので深掘りはしないでおきます。

そのため新規の登録者数の獲得のために、タイトルは「●●(部位)痩せ」のように痩せる部位を明確化し、振り付けの難易度をなるべく落とした動画をアップするようにしていきました。


次に既存の登録者の方に繰り返し視聴してもらうための動画のコンセプトを考えていきます。
わたしの場合、過去28日間の視聴回数が5.2万であるのに対し、ユニーク視聴者数が1.8万人のため、ざっくり計算すると1人の方が3回見てくれる計算になります(ざっくりしすぎてて怒られそうですがお許しを、、)。また、動画の本数も1ヶ月に3本〜5本程度しかアップしないため、同じ動画を繰り返し視聴してくださる方がいることが推測されます。
つまり意図したチャンネル全体のコンセプトが数値に反映されています。

過去28日のデータ

過去90日のデータ

そのため、同じ動画を何度も視聴してもらう=その動画が気に入って何度も見たいと思ってもらえるような動画を作ることを意識します。
どんな動画がそれに当てはまるのかというと、「視聴回数に対する高評価率」「動画の再生率」、そして実施した「アンケートによる定性的なデータ」を見て判断しました。

・再生率が高い=最後まで関心をもって見てくれる
・いいね率が高い=その動画が良いと思った
ということを組み合わせると、再生率が高めでいいね率が低くないものがどんなものかを見ていきます。
今回の場合だと、「●●(部位)痩せ」や、1分半で絶対に痩せる、足音させずに痩せる、など痩せることが明確に分かる動画がよいことに気づきます。

他の動画のデータやアンケートとも組み合わせて見ていった結果、わたしのチャンネルの場合何度も見たいと思ってもらえるものは「振り付けが1回見たら覚えられて、ダイエットに効果があると感じられ、楽しいもの」であることが分かりました。

そのコンセプトに沿って動画をどんどん出していった結果、いまでも1ヶ月にチャンネル登録者数が200人ずつ増え、月間の再生時間も50,000分〜60,000分をキープしています。
※この分析はわたしが考えながら勝手にやってるものなので、もっとよい考え方などあればTwitterのDMにて教えていただけますと嬉しいです、、!


(4)これからYouTubeをやろうとしている方へのアドバイス

以上の話からもし今からYouTubeをやろうと考えている方がいればこんなアドバイスをします。

 1、誰もやってないことをやる
 2、まずは簡単に作って動画をアップしてみる
 3、時間的制作コストを下げることを意識する
 4、伸びたらデータを見はじめる

サービス作りと似ている部分もあると思いますが、まずは誰もやってないことをやる、競争をしないことが第一です。
そしてとにかくアップしてみて反応を見る。
アップし続けるために動画制作の時間的コストを下げる。
視聴回数が伸び始めたらデータを見る、といった感じでしょうか

YouTube楽しいのでぜひみなさんがこれを機に関心を持ってくださったら嬉しいです。


読んでいただきありがとうございました!
YouTubeのこんなこと知りたい!などあればいつでもご連絡ください。


読んでいただきありがとうございます。サポートはお勉強代として活用させていただいております。