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#38 Light & Shadow

明日からRosarymoonの展示会が始まります。

いつもなら年4回
春夏秋冬ごとに展示会を開催していますが、
今年はオリンピックに合わせた
イレギュラースケジュールで
秋冬を1シーズンにまとめました。

いつも秋展を行なっている4月末は、
新型コロナウィルスの感染拡大もまだまだ
ピリピリしていたので、最初から5月に
設定していたことはラッキーだったのかも。

かなり自粛ムードは緩和されましたが
それでも今回はお客さまはお招きせずに、
会場からInstagramで新作をお披露目します。

秋冬ならではの豊富な素材感を
リアルに見ていただけないのは残念ですが、
その辺りもLIVEでお伝えしていきます。

今回、いつも展示会のインビテーションを
お送りしているみなさまには
いつもと違う内容のご案内をお届けしました。

これがうまくいったら、
今に限らず、今後もわたしたちにとっても
お客さまにとってもよい取組みになるのでは…と
少しだけ期待。

うまくいった時には、
何らかの形でシェアできたらと思っています。

インビテーションのデザインが毎回違うように、
Rosarymoonは毎シーズン、コレクションの
テーマやストーリーを大切にしていて、

その世界観をお洋服のデザインはもちろん、
モデルの雰囲気、LOOKのビジュアル、
展示会のインビテーションのデザインなどに
落とし込んでいます。

思想や世界観ってブランド側の
自己満足的な要素もありますが、
Rosarymoonはそもそものコンセプトが
「願いが叶う気持ちになれる服」。

着てくださる方々の気持ちを後押しできる…
そんなお洋服でありたいと
毎シーズン想いを馳せてお届けしています。

今回のテーマは'Light&Shadow'

どんな時にも
どんな物にも
光と影の二面性はあるけれど

今のこの状況でも
いろいろとあぶり出されましたね。

わたしたちは元の生活に戻れるのだろうか?

きっと戻らなくていいこともたくさんある。

きっちり同じ時間に
満員電車に揺られることとか、
決められた仕事場所とか…

今までの生活の光と影も
これからの生き方の光と影も

どちらも見方と捉え方次第。

これはわたしなりに感じた光と影。

どんな状況下でも「今できること」を探す。
その中で変えられないことと
変えても良いことを見極める。

妥協ではない。前に進むための回避や変化。

自分の中の軸があれば
迷いは最小限で済みます。

わたしのパートナーの磯部は
その辺りの自分の軸がしっかりしているから
安心してまかせられるのです。

このコレクションが成功したら、
Rosaryはまたひとつ達成感を得て次に進める。

そしてまた次の階段を上がればよい。
この先どんな変化を強いられたとしても、
その中での最善を、
今のわたしたちは探していけると思う…

この経験も新たな糧にしていこう。

明日から展示会だというのに、
ネイルはボロボロだし、まつげもボロボロ。
いつもなら無理してでも行くメンテナンスも
今は人と会うリスクを回避してあきらめました。

顔もマスクでかぶれて痒いところだらけ。

わたしはボロボロだけど、
お洋服たちはキラキラと輝いています。

リモートの中で生まれたこのコレクション。

多くの人の光になりますように…

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