スペックに価値を感じにくい時代
どもども。
スギタ(@coppe61318)です。
技術の発展により全体的に高度な世界になったからこそ、生産性を人に求めなくなってきた世の中になったのかもしれないと感じる。
なんとなく良いよね。
なんか好きなんだよね。
なんとなく相性が合うよね。
っていう、数値化できない部分が価値を持ち始めているように思うんだ。
人柄採用の始まり
数年前から、企業では人柄採用というものが流行りだした。
思えばこの前後から、スペックに価値を感じにくい時代に突入していたのかもしれない。(この表現がしっくりこなかったらごめん。)
現代に生きていれば、ある程度のことはパソコンや、各種システムや、機械や、あらゆる技術により、カバーできてしまう。
英語が喋れなくてもネット環境さえあればGoogle先生がとりあえず助けてくれるように、人間に求めるスキルレベルはどんどん低下している気がするのだ。
人柄採用は、極端な言い方をすれば、スキルなんてほとんどなくて良い。
後から身につけられるものは後から勉強すれば良い、と豪語する経営者も実際にいる。
性格、順応力、企業との思考のマッチングなど、点数化が難しい部分がかなり見られるようになってきている。
スペックより、スキルより、好感度
ビジネスにおいて、数字というのはとても大事で、数値化や視覚化できる「スペック」「スキル」「実績」は判断材料として必要である。
というのは変わらない。
が。
最近では存在自体の好感で処遇が決まるということが多々ある。
特に会社に属さない働き方をしていると、こういう場面はよく見るし、実際に自分もそういう目で人を見ていたりする。
ある程度のクオリティまでは素人でもこなせる時代になってきている。
だから、その道のプロであっても、その道に詳しくても、「なんかあの人、ちょっとね…」と思われてしまうと総スカンを食らってしまったりもする。そして、そんな風潮が今からどんどん広がっていく。
例を出すならば、
「あの人はすごく嫌な感じの人だけど、仕事は確かだから我慢しよう」
っていう情状酌量が通用しなくなってくる。
ほとんどの仕事は機械ができるし、人の手が必要な仕事だとしても、仕事のクオリティが少し低くても伸び代のある素直な良い子が選ばれやすいからだ。
好感度と言っても、全員に好かれようとしないことと、ある程度のスキルは無いと選ばれることすら無いことも念のため。
なんとなく良いね、と思われる人の特徴
これは相当な個人的意見だけど、「なんか良く分からないけどこの人なんとなく好きだな」って好感を持てる人の特徴は、こんな感じ。
●基本的にさっぱりした性格
●自分語りが必要最低限
●困った時に素直に「困っている」と言える
●本音を話してくれる
●目が生き生きしている
●権威にすがらない
これも個人的な意見だけど、特に「権威にすがらない」っていうのが自分の中で割とウェイトが重いかもしれない。
ここを話すと一記事書けるくらい語れるので、今回は割愛するね。
スギタはハイスペックな人間より、こういった特徴を持っている人に価値を感じるし、その「なんとなくいいな」って思う数値化できない部分って結構大事なんじゃないかって思っている。
ビジネスだって、ノウハウよりマインドと言われている。
やっぱり根っ子の部分では数値化できないところが大事なんだよ。
人としての価値だって、スペックより「なんとなく」って言うニュアンス的な部分が大事だと思っている。
自分のスキルやスペックを頼りにしすぎていたら、後々大きな不審や不評を買うことになるかもしれないよ。
特に、これ系の人気をつけて↓
「人脈多いんです、自分(キリッ)」
「…うん。だから何〜?」
ってなること請け負いだ。
繋がっている人の多さを自分のスペックの一部として振りかざすのは、じわじわと自分の価値が下がる行為ということに気付こうね。
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