副業解禁による自分のビジネスへの影響と対策を考えてみよう

どもども。
スギタ(@coppe61318)です。

今回は、巷のフリーランスに対して起こりうる「副業解禁の影響」を考えてみる。

仕事はAIに取られなくても人に取られる可能性大

フリーランス
起業家
経営者

言い方は色々あるけど、
独り立ちしてビジネスを始めて、それで食っていこう!
と思っている人全てに、危機感を持って読んでもらいたいんだ。
すでに事業として成り立っている人も、少しだけ考えてみてほしい。

あなたのビジネスは、
そのビジネスモデルで、そのお客様の増やし方で、今後何も影響がないですか?
順風満帆ですか?
という事を今一度考えてみて。


なんでかって?
それは、世の中の副業解禁ラッシュが止まらないからさ。


大手企業が副業をバンバン解禁しているよね。
老後資金の2000万円がどうのこうのというニュースもめちゃくちゃ報道されている。
個で稼ぐ事への意識が、昔に比べ高まってきているね。

そうすると、今まで副業をしてこなかった人たちが、副業に興味を持ち実際にやってみようとする。


もしも、もしもだよ。
あなたの提供しているビジネスサービスに、
「副業で参入しようぜー!!」
って人が殺到したら、どうなると思う?


例えば、スギタがメインでやっているカメラマンというお仕事。
カメラマンって、医師や弁護士のように、絶対に取得しなければいけない免許や資格なんて存在しない。
「私はカメラマンだ!」といえばカメラマンなんだよ。


そういう職種でビジネスをしている人ってたくさんいるよね。
そして、そういう職種にこそ副業チャンスが多いわけで。
そこにたくさんの人が殺到してきたら、どうなると思う?


ごく単純に考えると
 価 格 破 壊
が起きると予想される。


お客さんの奪い合いになってしまって、価格で選ばせるような売り方になってしまいがち。
特に、素人参入されやすい職種は価格が下がりやすい。
売り方を知らない人は、値下げさえすれば売れると勘違いしているから、相場クラッシャーが生まれやすいんだ。
だから、AIに奪われる前に人に奪われてしまう可能性があるんだね。


奪われにくい市場や掛け算思考が大事になる

では、どう対策するのが良いか。
今自分が取り組んでいるビジネスは、市場としては素人が参入されやすいかどうかを考えてみて。
参入されやすい市場だとしたら、今のまま突っ走るだけじゃ厳しくなってしまうことが予想される。

だから、ここの改革をすると良い。

●集客・販売の仕方
●販路を増やす
●自分だけの強みの磨き上げ
●スキル×スキル=ニュービジネス の掛け算思考
●目に見える形の圧倒的な実績
●ライスワークにできるものの確保

これらを意識して改革していけば、相場が崩れてもお客様の奪い合い市場になっても、生き残っていける可能性が大きくなってくる。

中でも見逃されがちで足りないな、って思っているのが、
掛け算思考とライスワークの確保。

括りが難しいんだけど、ビジネス駆け出しの人とか、よく起業家イベントに顔を出している人とか、(ほんと括りが難しいんだけど…)そういう層の人たちは「好きな事ややりたい事でお金をいただく」にこだわり過ぎているようなきらいがある。

だから、何年経っても思ったように稼げなかったり、結局個で稼ぐ事をやめてしまったり、やりたい事を志半ばで諦めてしまったりする人が多い。

好きなことややりたい事にこだわっていくのは大事だけど、そこに固執してしまっては倒れるときに一気に倒れちゃうんだよ。

好きな事をするためのライスワーク(生活を支えるための仕事)を別で持っておくとか、やりたい事をがっつりできるように活動資金用のライスワークを持っておくとか。
はたまた、できる事を増やしてみることも大事だね。
単品でも十分仕事として成り立つスキルだけど、その掛け合わせによって新しいビジネスやポジションとして活用するとか。

色々と考えれば出てくるよね。

余談ですが、スギタのライスワークはメルカリだった。
カメラマンとしての活動を回すためのメルカリ。っていうポジション。
それがいつしか自分の中では二強になって行ったんだ。
どちらも本気で頑張ったし、相性が良かったからかもしれないね。

この人すごいなー!って思う人や、大きな会社を経営している人は、ビジネスに固執しておらずいろんな事業を手がけている人が多い。
最終的に集結するゴールが一本化されている事はあるけれど、入り口がたくさん用意されていたり、全く違う事業を切り盛りされていたりするなんてザラだ。

一つに固執していると、倒れた時の立ち上がりに時間がかかる事を知っているし、リスクヘッジをしながら多角的に可能性を増やしているんだ。

あれこれ手を出しなさいという意味ではなくて、一つのことをある程度習得できたら、それにこだわり過ぎないことが大事だよという意味ね。
変化や進化をさせることと、増やすこと。
ここを常に考えておくとだいぶ違うと思うんだ。


副業解禁によって、自分が今戦っている市場に今後流入してくる人は未知数になった。
だからこそ、戦い方を変えていかなければ潰れる可能性も大いにあると思っている。



副業に関わるビジネスサービスを提供しているからこそ、副業に対する関心度の高さが徐々に高まっているのを感じる。
フォトグラファーの副業だって実際にあって、「おっと、ウカウカしてられない!」と思ったのも事実。

副業解禁によって今までと流れがガラリと変わるからこそ、今までの肩書きや戦い方にあぐらをかいてはいけないのだ。
多かれ少なかれ、影響はあるからね。

手持ちのカードは多い方が有利。
そして、戦い方も通り一遍だとすぐに勢いある新人に飲まれちゃうことを認めることが大事。

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