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レッドオーシャンの利用価値とブルーオーシャンのギャンブル性

どもども。
スギタ(@coppe61318)です。

ブルーオーシャンを狙え。

起業家やフリーランスで、こんな事をアドバイスされたことはないだろうか?
ビジネスを始めようとすると、手掛けようとしているものがブルーオーシャンであるかレッドオーシャンであるかをしっかり考えろと言われる…という話をよく聞くんだ。

これから話すのは、結論から言うと
「やってみなきゃ結果はわからない」
ことになるのだけれど、もしあなたがブルーオーシャン至上主義だったとしたら、少し新しい考えを取り入れてもいいかもねと言う気持ちを込めて話を進めてみる。

ブルーオーシャンとレッドオーシャン

この言葉をそもそも知らない人のために、軽く解説。
ビジネスの場面でこう言う言葉を使われるときは、

ブルーオーシャン=ライバルがいない(極めて少ない)市場
レッドオーシャン=ライバルうじゃうじゃ市場

こんな感じで使われる。

美容院とか、レディースアパレルの服屋さんとか、レッドオーシャンだね。
少し歩けば似たような別の店を見かける。
ライバルうじゃうじゃ。

ブルーオーシャン至上主義の主張

「ブルーオーシャンを狙え」

この言葉を噛み砕くと、

「ビジネスを始めるなら、ライバルがほぼいなくて一人勝ちできるような市場で勝負をしなさい。ライバルがたくさんいる市場で戦っても競争で疲弊するばかりで勝つ事が難しいから、ビジネスが失敗しやすいよ。」
こう言う意味なんだ。

よく理解できるよね。

レッドオーシャンの難しさが更によくわかる動画があるので、シェアしておく。

どう?ライバルうじゃうじゃ。
もう自分のポジションすら確保できない。
こんな状態でビジネスしてもダメだよ!って。

わかりやすすぎる。
面白すぎる。
衝撃が強くてお茶こぼしたわ。

この動画を見ると、なるほどレッドオーシャンで戦うってとてもリスキーなんだな。と感じる。

レッドオーシャンは本当にダメなのか?

では、自分が始めようとしているビジネスがレッドオーシャンと判断されたら、諦めなければならないのか?

究極のブルーオーシャンは、ライバルゼロの独占市場。
独占して勝てれば万々歳だよね。
だけど、ライバルがいる市場だったら本当に勝てないのだろうか?


そんな事はないと思うんだ。
現に、今起業家さんやフリーランスさんは、ライバルうじゃうじゃ市場に突っ込んで行ってる人がほとんど。
その中で、ちゃーんと勝ち残っている人もいる。


ここで少しずつ矛盾が生じるよね。
じゃあ、レッドオーシャンを狙ったほうがいいの?という考えに思い至って、混乱する人も出てくるだろう。
あんなにサーファーたちが転げ落ちていたレッドオーシャン(笑)で、勝負できるものだろうか?
ブルーオーシャン説は伝説なのか。
あれあれあれ???ってなっちゃう。

混乱してしまった人は、ぜひ次の対策を取ってほしい。

折衷案を取りましょう

極端にブルーかレッドかと振り切ってしまうと辛いわけで、間を取ってしまえば結構うまくいく事が多い。しかもこれが結構大事。

レッドオーシャンの中の、ブルーオーシャンを狙うのだ。

市場規模が大きくライバル多数のレッドオーシャンの中での、ニッチ戦略ということだね。


ライバルが10億人と、ライバルが1人。
どっちが勝ちやすいかというと、ライバルが1人の方。
だから、ブルーオーシャンの方が勝ちやすいし、レッドオーシャンを狙うと苦労するっていうのも分かりすぎるくらいに分かる。

だけど、冷静に考えるとね、ブルーオーシャンっていうのはただ単に「需要がない」だけの可能性だって多々ある。
もしくは、潜在需要はめちゃくちゃ秘めてるんだけど、それを認知させるのに時間がかかったり苦労したりするジャンルのものであることが多い。

「ブルーオーシャンをゲットだぜイェーイ!!」と思ったとしても、先人たちが足を踏み入れて「やっぱここには需要ねーや」と引き返した市場である可能性も考えておかなければならないんだ。
それ故に資料らしい資料も残っていなかったりする。
そして、そういう未開の地に足を踏み入れることは、ハイリスクハイリターンのギャンブルであると思った方が良い。

当然ながら、このような思い切ったビジネス展開をするときは、PDCAに基づき進めていくだろうけれど。
それでもかなり個人や小規模戦略としてはギャンブル要素が高め。

このブルーオーシャンで勝率を高めるには、莫大な金と知名度が必要になってくるんだ。
だから、この戦い方は大手企業向けって事なんだよね。


そこで折衷案である、レッドオーシャンの中のブルーオーシャンを狙うということがキーになってくる。

もともと市場規模としては大きいから、需要があることはわかっている。
その中で、ありふれた戦略やターゲットではなくて、「お!そこ攻める!?」と思うような隙間を狙っていくのが小規模や個人向けの戦い方なんだ。

アパレルでいうと、大きいサイズのお店とか、ルームウェア専門店とか。
「そんなところを狙っていくのね!」ってびっくりしちゃうような、万人受けはしないけど、ある一定層に熱望される要素を持っている市場

よく言われる「ペルソナを立ててビジネスをしよう」っていうのは、この意味も含んでいると思うよ。

競争に勝つためには努力かお金は必要

レッドオーシャンの中のブルーオーシャンを狙う戦略では、個人は勝ちやすいと予想される。
だけどそれだけでは足りなくて。
やっぱり最終的には認知度を高めるために努力は必要だし(情報発信とか)、お金だって多少はかかってくる(広告とか)。

そこのところを渋ってしまっていては、いい線でせめてもポシャる可能性が大きくなる。

だから、結局最後のところは自分の努力と多少の投資は必要ですよというまとめにはなるんだけど。


ブルーオーシャン至上主義だった人は、レッドオーシャンにも可能性はたくさんあるよという情報を書き加えてほしいなって思っている。
もともとの需要が大きいところに切り込んでいくから、爆発力もそれなりにあるし。
ブルーオーシャン探しにとらわれず、レッドオーシャンを毛嫌いせずに、その中からブルーなニッチな切り口を探し当てられると、また違った結果が出てくると思います。というお話でした!

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