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「副業解禁ウェ~イ♪」「副業解禁⁉やばい!」あなたはドッチ⁉

どもども。
スギタ(@coppe61318)です。


大手企業で副業がどんどん解禁され、副業に対する法律も変わった日本。
だけどまだまだ副業に対しては、後ろ暗いイメージが拭えないのも事実。

副業をやっていることを会社にばれないようにしなきゃ。
という思考が一般的。

正確な言い回しとしては、
副業解禁というよりも
副業は原則禁止 から 副業は原則自由
に変わったということで、多少の条件はある物の、条件を満たせばやっても良いよという事だ。

さあ。
これを聞いて、どう思った?
マジ!?やったあ!副業できるんならお小遣い増やせるじゃん!
と思った人もいるよね。

それとも、
えっ…副業OK!?今後は会社に頼るなよってこと?
と思った人もいるよね。

あなたはドッチだろう。

副業解禁 → 終身雇用の終焉を表す

結論から言うと、今回の話は、前者のように「副業解禁だぜウェ~~イ!」としていると、ちょっと馬鹿を見るかもねという話なんだ。

終身雇用の終焉というと大げさに聞こえるかな。
でもね、昔と比べて今は、どんな大きな企業に勤めている人でも安心はできない。
急なリストラ、会社の倒産、ボーナスカット、年金受給年齢の間延びなどなど。
お金にまつわるエトセトラが次々と沸いて出るわけだよ。

私たちの親の時代は、大企業に勤めたら安心で、公務員なんてエリートだった。
だけど、今はそうでもないよね。

大企業や公務員、すごいなとは思う。
けど、やっぱり会社やその仕事・肩書が一生を保証してくれるとは思わない。
お金の不安はどの職業にも均等に浸透している。

副業を原則自由にしたことによって、会社が伝えたいことはこれ。

「給料の足りない部分はちゃんと自分で稼げよ(会社は助けないぞ)」
「老後の資金対策はちゃんと自分でしておけよ(会社は助けないぞ)」
「お前の食い扶持はお前が稼げ(会社は会社を守るだけで精一杯だぞ)」

ここに気づかず、ただ遊ぶためのお金欲しさに副業をしていると、ライフポイントを獲得しながら自らライフポイントを捨てているようなもの。
遊んでも良いけど、ちょっとは賢く使おうよ、ということが言いたい。

いや。
まだ副業を「しよう」としている時点ではかなり良い方。
「私は本業一本で生きていく!」
「会社の規定でダメって書いてあるんだから、ダメじゃん」
「忙しいから副業なんて考えてないよ~」
って思っている人は、ほんとキケン。

会社があなたの人生を保証してくれるわけじゃないのに、「会社にばれたら…」なんて考えるって、その会社に相当心酔しているとしか思えない。
その会社に骨をうずめる覚悟でもしているのかい?

今からは、何かあったときに最低限の食い扶持を稼げる個の力を伸ばす時代だよ。
自分の人生に金銭的問題があったとき、会社は助けてくれない。自分で頑張るしかないんだから。

起業しましょう。というわけではない

こういうと、「じゃあ副業で成功して起業しちゃえばいいんだねー!」なんて方も出てくるのだけど、必ずしもそれがベストの道とは限らない。
会社は、差し支えなければずっと在籍していても良いとは思う。
なぜなら、すべての方に独立起業が合っているとは限らないし、会社に在籍していたらそれなりの恩恵だって手に入るから。

会社に在籍しながら副業で稼ぐ。
スギタ的にはこのやり方が一番賢いと思っている。

まぁもちろん、収益がかなり見込めるようになって、副業が本業に逆転しちゃって、それを事業にするというのは全然良いよ。
覚悟を持って実行できるなら、全然良い。

残念ながら私は、健康状態の関係で社会人をドロップアウトしなければならなかった時期もあったし、会社組織が合わない性格だったから、独立起業という道を選んだ。
実は子どものころから、会社を興すことに憧れやイメージを抱いていた。
まだ会社を興せたわけではないけれど。
もともと独立心が強かったんだ。


けど、憧れだけで突っ走ったものだから、会社に在籍していた時に自分がどれだけ会社の恩恵を受けていたかを考えたことが無かった。

税金の負担、雇用保険、有給制度、ボーナス(残念ながら寸志しかもらったことないけど)など、数えればやっぱり色々恩恵を受けていた。
独立起業するということは、そういった会社からの恩恵を一切合切捨てるという事。
自分の頑張り次第で会社員よりも稼げる人もいるけれど、自分の責任ややることも増える。
そこは理解しておかないとね。

話を戻すけれど、要は利用できるなら会社をうまく利用して、副業も頑張って、自分の収入源をいくつも確保しておくのが良いよねって話だ。

余談だけど、「今の会社が嫌!」という理由で起業すると、ほぼほぼ失敗するよ。
会社が嫌と不満を抱いている人は、独立しても自分の立場に不満を探す。
会社が嫌なら転職すれば良い話。
仕事が嫌なら1か月最低限の必要経費だけ稼いで、あとは休むというアルバイト形式にすればよい話。

副業解禁をうまく利用しよう

副業は、絶対にしなければいけない物ではない。
けれど、もし健康で元気な体があるのだったら、前向きに検討したほうが良いとは思う。(会社には許可とってね)

会社の仕事一筋だった時とは違い、世の中にはいろんな稼ぎ方があることを知るきっかけになるからだ。


ほぼ完全在宅でこんなに稼げるの!?
という仕事に出会うこともあれば、
こんなことが仕事として成立するんだな~
という社会勉強にもなる。

新しい稼ぎ方。新しいお金の知識。新しい価値観。
こういった物が、どんどん自分の中に蓄積され上書きされていくよ。
それはとても面白く、大人になってもこんなに知らないことを知れる機会があることに驚く。

副業を頑張っている人ってね、どなた様もかなり魅力的なんだ。
副業で収入源を増やす事は大前提として、人間的にも磨かれていくからだと思っている。

大人になって、ある程度人格形成されて、多くの人は自分の中での自分は「完成体」になったと錯覚しているのだけれど、実際はそうじゃない。
本業一本だった人が副業ワールドへ足を踏み入れると、一気に赤ちゃんの状態に戻るのよ。
何をどうしたらいいのかわからない、こんなこと初めて知った、こういう感覚で満たされる。

すると、精神的に二次成長を遂げていくんだ。
面白いほどにグングンと。

副業ってね、「解禁だぜウェーイ!」って軽い感じでやっていると、遊ぶお金を得るためのちょっとめんどくさい作業が増えた。という感覚かもしれない。
これだと続かないし、身にならない。

けど、「副業をやって自分の人生守らなきゃ!」って思って真剣に取り組むとね、お金だけじゃなくて人間的にも成長できる素晴らしい経験を積めるんだ。

私が副業関係のビジネスに携わっているからこんなことをいうのではなくて。
自分がやってきてこう感じているからこそ、お金以外の得るものの大きさを知ってほしいと思っている。
それと、個で稼ぎ生き抜く力をつけることも本当に大事。
そのために副業を利用して、自分の力を伸ばしていくのって、良いよねと思うんだ。

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