写真と占いは、今後どんな風に重なっていくのか。
こんにちは!Rinco Koyamaです。
フリーランスになってから、やっと名刺を作りました。
「写真家兼占い師」と肩書きを入れました。
久しぶりに会う人たちから「占い師になったんだって?」という形でまずはそっちの方に話題を振られることが増えました。
占い師っていうと「霊感持ってるの?」とか「幽霊が見えるの?」みたいな風に言われるのですが、世間一般の「占い師のイメージってオカルト寄りなんだな」って印象が強いです。
ちなみに、霊感は全然ないです。でも直感力はある方だと思います。
上の写真にも載せていますが、私が得意な占いは「タロット占い」というカードを使った占いです。
10歳から占いに興味を持って、趣味として友人を占ったりなど活動してきたわけですが、占いをすることで「人に喜んでもらえる」というところが大きかったなと思っています。
私が大人になってからすごく興味を持ったのが「人の心」というところでした。
「タロットが当たる」と言われている理由として、タロットには古くから「先人たちが生きるために工夫してきたこと」が絵柄として反映されています。
偶然性で占う「ト術」と呼ばれるタロット占いですが、
「その時、縁があって引いたカード」というのが大切なわけです。
普段何気なく過ごしていただ気づかなかったり、流してしまうような出来事も
「一旦立ち止まって見つめ直す」ことができるのがタロットのすごいところ。
イマジネーションを働かせて、絵柄を見て物語を紡いでいくということ。
私は、そういう点で「写真にもそういう点があるな」と思ったりしています。
ただ、「綺麗だな」「すごいな」みたいな感じで感想をいうことはできるかもしれませんが、その写真が撮られた意図や「作者の気持ち」みたいなところまで感じ取れる方が、自分自身の撮っていく写真にも活かしていけるのではないかと思ったりするのです。
「その写真の背景には何があるのか」「どのような状況なのか」というところまで読み取ることや、ポートレートにおいても「その人の良さはどのような服装、色、場所、天気、シチュエーションで活かされるのか」ということや「どんな言葉をかけてあげるのがいいだろうか」といった、写真ができていく仕組みとリンクさせていくのに役立てたりしています。
私はあくまでも、占いは「活用する」派です。
古代からずっと研究されてきて、現代に残っている素晴らしい技術だと思っています。
星の位置関係でその人の性質や個性、運勢を占ったり。
目に見えないことを解明していくことや、人同士の出会いの奇跡を目の当たりにしたり。
私は「ご縁」というものを大切にしています。
今、自分がこの時代に生まれたことの意味とか
なぜ、写真を撮ったり占いをするようになったのか。
それを突き詰めていくと、「ご縁のある人に喜んでもらいたい」に行き着くのかなと思っています。
自分が生まれてきた意味に迷うこともあるかもしれませんし、
生きていればさまざまな大変のことも起こります。
それを「上手に乗り越えていく」お手伝いができるのが占いです。
中には「占いなんて必要ない」という人もいますが、それでいいのです。
写真だって「必要ないもの」かもしれません。
でも、必要な人には人生の中において大きな価値となるものです。
先日も、占いの後にポートレートを撮影させていただく機会がありました。
その人の「これからの人生」を応援するのと同時に、「今」を写真で残すことができてよかったなと感じました。
表面的、形だけの写真を残していくよりも
振り返った時に「思い出」「気持ち」も残る写真でありたいなと思います。
Rinco Koyama
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