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Chimaさん& 永見行崇さんライブ

昨日5/28は地元のお寺、感應寺にて古くからの友人である横山さん企画のライブのお手伝いをさせていただきました。

お寺らしい掲示板


ライブを行う感應寺(かんのうじ)は元々尼寺だったそうです。いわゆる駆け込み寺ですね。歴史を感じさせる荘厳な本堂でのライブはとても雰囲気があります。物腰の柔らかなお若い福住職の話し方や所作が随所に気配りを感じさせ好感度も抜群です。

歴史を感じさせます


今回お手伝いさせていただくアーティストさんはギター&ボーカルのChimaさんと鍵盤奏者の永見行崇さんのduo。

リハーサル風景


Chimaさんは大阪出身、北海道在住のシンガーソングライター。ウィスパーボイスで歌われる優しい歌の数々は極めて物語性が高く映画のストーリーのようでもあり、実際ライブ中に物語りを読むストーリーテラーのような演出もあります。その歌声や楽曲は『スワロウテイル』などで知られる岩井俊二監督にも評価され、『8日で死んだ怪獣の12日の物語』での劇中歌に使用されたり監督と一緒にバンドを組むなど今後、大いに飛躍が期待される女性アーティストです。

とても可愛らしいChimaさん


鍵盤奏者の永見行崇(ながみ ゆきたか)さんは“島根県出雲市生まれ。5歳よりクラシックピアノを学び九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科卒業後、N.Y.にてジャズピアノを、西アフリカのセネガルにて民族打楽器を学び、2001年から4年に渡り劇団四季ミュージカル「LIONKING」に打楽器奏者として出演”(ホームページより引用)するなど素晴らしい経歴の持ち主です。

ダンディーな永見さん


こんな天才プレイヤー達と一緒に仕事ができる喜びを噛み締めながらの仕事にやり甲斐を感じないわけなどありません。よっち、ありがとうね。

本業はカメラマンの横山さん
左から“福”住職、私、Chimaさん、永見さん、横山さん


お寺だけにBOSEという洒落にも似たスピーカーをチョイスした…わけではないのですが…どうでもいいですね…汗。

お寺だけに…


1番乗りの10時に入ってサウンドチェック。“機材トラブルで音が出ない”という最悪の状況を想定しての早い入りです。サウンドチェックが終わるとChimaさんと永見さんも到着し場所決めからセッティングまで素早くこなします。さすが手練れ。

本堂は3部屋に分割されていて本堂中央がライブを行う場所となり、取り囲むように左右の部屋というライブ会場です。お寺の構造上なのか本堂中央の音が膨らみ気味なのでイコライジング。永見さんの提案でセンタースピーカー(パワード)を配置して問題解決。さすが!更にスピーカーの向きを変えたりして中央と左右のバイアス(かたより)を減らしリハ終了。今日くらいはダイエットのことは忘れ美味しい“つけナポリタン”をいただき本番スタート。

分かりにくいけど3部屋に分かれてます
精進料理のつけナポリタン…いっさい肉が使われてません


先にも書いた通り物語のような歌の数々は短編映画を観ているようでもあり、その優しい歌声はアンビエントな雰囲気を醸し出しつつ、ある楽曲の中での打ち込みで刻まれる柔らかなノイズやビートが心地よかったり。

Chimaさん愛用のギター
Chimaさんの手元に
Chimaさんの足元


そこに永見さんの鍵盤が効果的に加わり…特に玩具のような可愛いKAWAIのミニピアノの使い方のセンスや効果は抜群でした。時折、左手のNORDと右手のKAWAIからさりげなく弾かれるポリリズムのフレーズ…永見さん、やはり只者ではありません。

永見さんのnord(下)とKAWAIのミニピアノ(上)


満員のお客様も大満足だったのはライブ終了後の物販コーナーが大賑わいだったことが証明していました。忙しない毎日の中でゆったりした時間を欲するとき、Chimaさんの歌声を聴きに来てみては如何でしょうか。

次回のChimaさん御殿場公演は9/10(日)にカフェ156さんにて行われます。翌9/11(月)は沼津公演もあります。どちらにも私がおりますw。

そしてお寺の次は神社にて6/18に横山さん企画があります。こちらにも私が出没いたしますw

詳細は横山さんまで⏬

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