ちょっともやもやしてること

以下、全くソースを見ないで記憶のままに書く。

1.発端
暇空茜氏(以下「暇空氏」)が
東京都若年女性支援事業の(当時)委託を受けていた若草プロジェクト、BONDプロジェクト、ぱっぷす、COLABOの四団体(以下「WBPC」)の杜撰な公金使用疑いについて
住民監査請求を初めとする追及を都やWBPCに対して開始。
COLABOは左派弁護士を数名参加させ、議員会館にて暇空氏に対する法的闘争開始の記者会見を行う。
ネット上は両者に興味を持ったり肩入れするモノが溢れ、双方に対する誹謗中傷が盛んになる。

2.始動
WBPCは厚労省の有識者会議に入り込み、自らに有利な法律制定に向けた意見を多数具申していた。
それらの構造が明らかになりつつあった一方で
若年女性支援のNPO代表として活動していた小杉沙織氏(以下「小杉氏」)もこの実態の一部に阻害されてきた一人だった。
小杉氏の活動は主にLINEを使った相談事業であり、その分野の先駆的立場でもある。
WBPCで似たようなジャンルをメインに活動していたのはBONDプロジェクトで、小杉氏はことあるごとにBONDプロジェクトの橘ジュン(本名 多田純子)氏に事実無根の陰口を広められたりしていた。
小杉氏は暇空氏の告発に触発され
NPO業界が寡占状態であり、トップクラス数団体に支配されていること
橘氏に妨害されてきたこと
などを告発しようと決意する。

3.カンパ
小杉氏の団体は公的助成を受けたことがなく、数少ない民間助成を得てきたに留まる。活動費の大半は寄付金であった。
WBPCなどが官民双方の大口助成を得られるのに対し、小杉氏の団体のようなその他大勢は、大口の募集がかかることも殆どなかった。
暇空氏が告発を続けるに従って、WBPCやフェミニスト運動家などから暇空氏への攻撃が激しくなっていった。左派マスコミもこれに加担した。
暇空氏は、WBPC、都、攻撃的なフェミニスト運動家などと全面闘争する為のカンパを募り始めた。
小杉氏が告発の声を上げると、COLABOに肩入れするネット民からの攻撃が始まった。
小杉氏は、いずれくる橘氏との対決に備えるべく、法的闘争へのカンパを募集した。
カンパの要旨は
・暇空氏に触発され、自身も若年支援の闇を明るみにしていく
・(名は伏せているが橘氏との)司法闘争に使用する資金をカンパで募集する
・闘争後に余った資金は自身のNPOに寄付する
・カンパ金の増減は都度報告する
これらを明記してカンパを募った。約2000万円が集まった模様。

4.誤算
しかし、小杉氏の当面の相手である橘氏は一向に対決の場に下りてこようとしない。
一方、ネット民は小杉氏のツイッターアカウントに対して攻撃を繰り返す。中には誹謗中傷として法に問えそうなものもいくつか見受けられた。うち1件は情報開示請求の手続きを取るに至る。
しかし、割と早い時期に
カンパ金の増減に関する報告が更新されなくなる。
そして数ヶ月後、暇空氏から
自身(暇空氏)の名前を使って集めたカンパであるのに、報告もせず、使いもせずにため込んでいるのは詐欺であると激しく指摘される。

5.指摘後の対応
小杉氏は
情報開示請求1件しかカンパ金を使用していない
その他全額を貯めてある
と説明した。
また
司法闘争は小杉氏のやるべき仕事ではないと気付いたため、今後闘争はしない旨を公開する。
この公開に対して
暇空氏や、それまで小杉氏と関係を作っていたうさぽん氏等から詐欺であると激しく糾弾される。
小杉氏は、カンパ者から申し出があれば返金組戻しに応じる、ただし業務が膨大になるため弁護士に一任する旨を申し出、暇空氏の指摘に触発されたカンパ者がネット上で一斉に小杉氏を詰りつつ返金希望を表明する。
間の悪いことに、その頃小杉氏は体調を崩し、自身では充分な対応ができなくなっていた。

6.~現在
暇空氏は定期的に小杉氏への糾弾ツイートを上げている。
そんな中、ネット上に
小杉氏と、暇空氏と対立しているグループ(COLABO側弁護士を含む可能性あり)がDM で連絡を取り合い、暇空氏への法的措置を検討しているような様子が記されたDM?のスクリーンショットが公開された。

7.小杉氏のカンパに関する私なりの見方
①募集時の失敗
小杉氏は、「いつまでに司法闘争の資金を使わなかった場合」という期限を設けていなかった。
その為、
Ⅰ)本丸である橘氏が一向に対決の場に現れない
Ⅱ)アンチによる誹謗中傷が止んできた
という状況下でも、自ら司法闘争の終了を宣言することができなかった。
また、小杉氏のコミュニティ(主にツイッター)においては、カンパ金が余れば団体の活動費として使われることに関する賛同の意見が多く寄せられていたことも、小杉氏の甘えを生んだ要因であろう。
②暇空氏の糾弾時の対応
カンパの募集について、暇空氏が実施しているカンパの流れに乗ったことは明らかであるものの、暇空氏のような全面闘争を企図したことを表明したことはなく、また暇空氏と提携したこともなく、提携を匂わせたこともないので、「詐欺である」との糾弾は当を得ていない。
ただし
Ⅰ)先に述べたように、終了の宣言も、明細の報告も出来ていない
Ⅱ)カンパ金のほぼ全額が未使用
であるため、潜在的な詐欺のリスクはある。
その状況で小杉氏は、暇空氏の「自分の名前を使ってカンパを集めた」という主張を認めてしまった為、カンパの残り全額は希望者に返金するというのが既定路線になった。

ツイッター上を検索すると、小杉氏からの返金が完了した旨の投稿はごく少数見られるものの、肝心の小杉氏からの報告はない。その為、今後も(場合によってはいわれのない)指弾を受け続けることになるだろう。
この約1年間の流れを見てきた者としては悲しい限りである。

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