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『タイパ思考』を理解する

🍫マーヤ: おーつきさん!今回のテーマは『タイパ思考』です!最近、よく聞きますよね!

🌛おーつき:ね〜。もうタイパタイパだよ〜

🍫マーヤ: おーつきさん、あらためて『タイパ』ってなんですか?

🌛おーつき:タイパは『タイムパフォーマンス』のことですよね。
要領よく時間効率を意識したパフォーマンスや行動をとることです!(模範解答)

🍫マーヤ:最近この『タイパ思考』が流行しているように見受けられるのですが、その最たる例が『ショート動画』だと思うんですよね。

🌛おーつき:スマホ画面を縦のまま見ることが出来る手軽さや、短い時間でたくさんのコンテンツが見れたりと・・・タイパの背景も相まって、ショート動画が流行しているんだと思います。
あとは、短くカットされた映画とかドラマなどのコンテンツも増えてますよね。YouTubeとかでも公式でAbemaTVのバラエティや恋愛リアリティショーの切り抜き動画があったり、あとはドラマの前半ダイジェストも最近良く見るよね。

🍫マーヤ: ですね!時代背景でいうと、コロナでWeb会議が始まったことによって、実はオンラインの方が、効率が良いということにみんな気付いちゃいましたよね。
打ち合わせに行くための移動時間などがかからないので、打ち合わせ以外での時間を効率よく使っている気がします。そういった発想から、多くの方がデジタル思考になってきて、世の中にも『タイパ思考』が浸透してきたのかなとも思います。もちろん、直接会うことによって感じるお客様の温度感とかもあるので、一概にオンライン打ち合わせが必ずしも良いということはないですが・・・!
 
🌛おーつき: 確かに、『デジタル思考』から『タイパ思考』が生まれてきた感じがしますね。それこそ、リアルで会うのって、やっぱり時間が取られるじゃないですか。コロナでオンライン会議とかが発達してそういった思考が顕著化したのかなって思いますね。

🍫マーヤ: そうですよね。あとはコロナ渦によるお家時間で、よりデジタルと密になった気がします。YouTube、Instagram、TikTok、Twitterなどなど見たいSNSプラットフォームっていっぱいあるじゃないですか!その中で効率よく見ないと、情報収集が間に合わないんです!
最近はコロナも緩和されてきているので、リモート作業やお家時間というような内的な行動だけではなく、オフラインでの出来事にも時間を使わなきゃですし・・・。そういう取捨選択をリアルでもデジタルでもしなければならない時代になったからこそ、タイパ思考になっているのかもしれませんね。

🌛おーつき:あと、とにかくいろんな情報をデジタルで取ってくる世の中じゃないですか。そうなると、一個のコンテンツに時間かけてられないなって言うのが、正直なところかなと思います。
自分の生活がある中で、新しく情報を取りにいくために一つ一つにすごく時間をかけるのって結構難しいじゃないですか。
そうなった時に、『自分が使える時間の中でどれだけ効率よく情報を取っていくか』という意識が強くなったんじゃないかなって思いますね。

🍫マーヤ:  ちなみになんですけど、好きなクリエイターさんだったら長尺動画見れます?

🌛おーつき:見れます!

🍫マーヤ: ですよね(笑)
好きなYouTuberさんだったら、30分の動画でも苦じゃないけど、面白いかどうか確約されてない知らないクリエイターさんの動画を30分見るって今の時代きつくなってきてません?

🌛おーつき: たしかに。正直2倍速ぐらいで見ちゃいますね。。。

🍫マーヤ: そうなっちゃいますよね。しかも、私はどんなコンテンツもベース1.75か2倍速なので余計に・・・。

🌛おーつき:えっ!??それは情緒なくないですか?!行間とか間がさあ、命じゃん、コンテンツって。

🍫マーヤ: いや、基本は1.75倍でみるんですけど、『来たな!』っていうときに普通の速度に戻すんです。慣れるとできますよ。感じ取るんです。
そうしないとさっきも言った通り、コンテンツが多くて...。私の場合は、テレビドラマも見たいし、Netflixも見たいし、YouTubeもTikTokも見たいし...で、なおかつ推し活や色んな人と遊ぶ時間とかも大切なので、もう時間足らないんでそうせざるを得ないんです。

🌛おーつき: なるほど(笑)そう考えると、本当に最初にどれだけ興味を惹けるかはめっちゃ重要ですね。

🍫マーヤ: そうですよ!
とんでもなくコンテンツ量が多い時代になっているので、企業側が消費者に動画を見てもらおうとする場合、タイパ思考に合わせた発信をしなければなりません!1回だけ見せても、記憶からは忘れてしまう可能性のほうが高いですからね...。

🌛おーつき: 3ヒット理論みたいなことですね。

※3ヒット理論=1972年にゼネラル・エレクトリック社に勤めていたクラグマンが研究したテレビCMの視聴に対する有効な接触頻度に関する理論で、最も効果的な広告回数は3回であるとした。

🍫マーヤ: ですです。消費者の記憶に残るにはやっぱり一人あたり3〜5回くらい、フリークエンシーがないといけないと思ってます。
それと、消費者が購買に至るまでのカスタマージャーニーもどんどん複雑になっています。単純に『SNSで見かけたから買おう』とはならなくて、意思決定までにも複雑なファネルがあるんです。
Google/Strategies 2021が出しているデータだと、電動歯ブラシを購入するまでのオンラインコンタクトポイントはなんと106回もあるんです!


🌛おーつき:106回?!

🍫マーヤ:コンテンツが溢れてるからこそ、消費者の目に留まるかつ求められているものを作らなければいけないですよね。つまり、オンラインのタッチポイントを増やして、情報が溢れる現代で商品やサービスに対する”信頼ポイント”を貯蓄する必要があると考えてます。

🌛おーつき: 我々としても、タイアップのKPIを見極めてクライアント様に提案することが大事ですよね。
例えば飲食系のタイアップの中で、レシピを見せたいという話があったとします。
レシピ検索ってどういうときにしているかな〜って考えたら、それこそ隙間時間とかササッと見れるタイパが大事じゃないですか!
短い時間で興味を惹くコンテンツを作っていくことが大事だと思うし、内容を理解してもらうフェーズだったら、長尺で訴求して価値を見せることが大事だったりするので、そこは我々代理店のプランニング手腕が試されるところですね。

🍫マーヤ: そうですね。それこそ主婦だけではなく、電車に乗っているとスーツを着たおじさまが、『ライン開いてる。』と思ったらLINEVOOMを見ている光景を、最近よく見るんですよ。
若者だけじゃなく、主婦やおじさまもみんな隙間時間にショート動画を見て行く時代になっているのかな?と思ってます。
情報収集は効率良く行い、残った時間で自分の大切な時間に充てている人が増えているんですよ、前回話したような推し活とか。そういう意味だと、マーケティングのアプローチ方法はターゲットを明確にして、誰に届けるべきなのか真剣に考えていったほうが良いと思います。

🌛おーつき:  そうですね。そもそもデジタル上の情報量が多いから、一つのクリエイティブが情報過剰だと、脳内は理解が追いつかないでしょうね。
だから我々は案件実施時に、オリエンシートを用意しているじゃないですか。そこで『訴求ポイントを3つまで』と限定していますけど、タイパ思考の時代でそれは改めて真理かもしれない。

※オリエンシート=タイアップ実施時にクライアント様が訴求したい内容/施策がまとまったシート

🍫マーヤ: というと?

🌛おーつき: 多分3つ以上の情報をショート動画で訴求すると、4つ目以降の情報って入ってこないだろうね。そういうのも加味してコンテンツは作らないといけないかなと思ってます。。。

🍫マーヤ: そうですね。

🌛おーつき: 入れればいいってもんじゃない。

🍫マーヤ: 『タイパ思考をしてしまう』というのはデジタル時代だからこそ起きているもので、
消費者は『好きなものには時間も使う』ので、それは前回話した『推し活思考』でも絡んでくるのかなと思います。世間の流れを理解しながら動いていくことがとっても大切ですね。


🌛おーつき: そうですね。今回でタイパ思考について少しは理解していただけたかと思うので、次は『クリエイティブの重要性』について深掘りしていきたいと思います。


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