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1月22日水瓶座新月 〜セルフイノベーション。新たな大陸の開拓に向けて大切なスタートを切る〜




1月22日5時53分頃、水瓶座で新月を迎えました。

新月翌日の23日は、8月24日から開始した天王星逆行が終了。ここから全天体順行期間が始まります。天王星は水瓶座のルーラーでもあり、新月とほぼ同時に天王星が順行に戻ることで、水瓶座のエネルギーが高まっています。
今回の水瓶座新月は、水瓶座時代、新しい世界へシフトするための、とても重要なタイミングとなりそう。
破綻だらけの旧社会、旧体制から離脱し、自分本来の生き方を取り戻していくような勢いのある新月。
全天体順行も相まって、新しい世界へ向けての動きが一気に加速しそうですね。


今回の星読みトピック
◉ 新月のエネルギー 〜セルフイノベーション。新たな大陸の開拓に向けて大切なスタートを切る〜
・新月と冥王星のコンジャンクション+MC+リリスで形成するTスクエア
◉新月翌日に 天王星逆行終了+同日、金星・土星のコンジャンクション これからの生き方に必要なこと





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◉ 新月のエネルギー〜セルフイノベーション。新たな大陸の開拓に向けて大切なスタートを切る〜
・新月と冥王星のコンジャンクション+MC+リリスで形成するTスクエア



新月は水瓶座2度で迎えました。
『予期されなかった雷雨』
● 理想の生き方を求め、型にはめられた生き方から脱出しようとすると、これまでの古い様々な習慣が崩れていく。
● 現状とかけ離れた理想を無理に実行しようとすることで、現状に破綻が起こる。
● これまで頼りにしてきた何かが崩壊していく体験をするが、真の理想を実現するためには必要なことでもある。

という意味の度数。


今回の新月は、水瓶座のルーラーである天王星が翌日逆行を終了するということもあり、理想の実現のためにこれまでの現状を打破する、変化させる、という新たな境地を切り拓き前進していくエネルギーがとても強まっていると思います。
また、新月には冥王星がコンジャンクションしていて、これまでの生き方から自分に合わなくなったものを終了させ新しく生まれ変わる、というエネルギーも後押ししています。
疑問や葛藤、矛盾を伴った安定、ごまかしてきた事、継続不可能だと感じているものを手放していくための大きな後押しとなるエネルギー。
新しい世界へ進むために、自分にとってもう必要のなくなったことは、強制終了となることもあるかもしれません。
冥王星は3月23日に水瓶座へ一時移動しますが、手放しを先延ばしにしていると、その頃には強制終了の力がより強く働きかけることもあるかもしれません。
一時、不安定になることもあるかもしれませんが、希望を感じるものを意識的に選択していきましょう。
ここでの選択が、新しい世界に見合う新しい生き方へとシフトするための重要なターニングポイントになっていくと思います。

この先、4月21日水星逆行が開始するまでは全天体順行。と同時に、エネルギー溢れる木星牡羊座期が5月17日まで続きます。
この間は特に、自分の望む世界への開拓に追い風が吹く時。精力的に動いていけそうです。

新月は1ハウスに。始まりの場所。セルフイメージを示す部屋でもあります。
これまでの自分のイメージを覆すような新しい事を始めるのも良さそう。
まずは自己開拓。自己革新。
全く新しい門出というイメージも湧きます。その第一歩を踏み出す。
また、行き詰っていること、伸び悩んでることは、方向転換したり打ち出し方を変えたりと、心機一転してみるのも良さそうです。
この先創造していく世界を見据え、現状を変える一歩を意識してみてください。


新月にはリリスがタイトに向かい合っています。
リリスは月の軌道上にある地球から最も遠い位置にあるポイントで、心の奥底に眠らせている抑圧された欲求、望んでいるけど恐れているものや、罪悪感のあるものなどを示します。
リリスは獅子座2度に。
『おたふく風邪の伝染』
● 自身から湧き上がる強い情熱が周囲を巻き込んでいく。
● 目に見えない、沸き起こる磁力的な共鳴。
● 衝動的な行動、無意識での行動により、周囲を混乱させてしまうことも。

という意味の度数。


今回の天王星逆行は、魂をクリアリングし、より純粋に魂が望む生き方を取り戻していく。というようなテーマがありました。
魂の純粋な望みがよりクリアになっていくことで、自分の内側から”これをやっていきたい””こんな自分でありたい””こんな生き方をしたい”という眠らせていた情熱が溢れ出し、これまでの自分を覆していくような変革を起こすかもしれません。
自身から湧き起こる情熱が変化の呼び水となるイメージ。
ずっと挑戦してみたかったけど、勇気が出なかったこと。他に抱えていたものがあったりして踏み出せなかったこと。自分らしくない、自分がやることではないと思っていたこと。など、これまで抑圧していたことから自分を解放する。天王星の取り組んできたテーマを考慮すると、それは魂レベルでの縛りや恐れからの解放、ということでもあるかもしれません。
これまで築いてきた自分らしさすら越えた生きた情熱の中に、本当の生き方があるのかもしれません。
何にも囚われることなく、自由に自分の生きる世界をクリエイトしていきましょう。


この新月では、新月・リリス・”社会で発揮する自分”を示すMCが、Tスクエアという成長を促す葛藤の配置を形成しています。
MCは、蠍座3度に。
『棟上げ式』
● 仲間と共に、壊れたものを修復したり組み上げたりと、創造的な作業をする。またそこで生まれる連帯感を大切にする。
● 新しい関係性の中で、共に新しいホームとなる何か(これから共に進めていくプロジェクトなど)を作り始める。
● 古いものを捨て、これから共に歩んでいく仲間やパートナーと創造していくものに見合うよう、自分たちの場をリサイズする。
● 共同作業によって、自分自身が他者に認められたり受け入れられることが、今後の自信となっていく。

という意味の度数。

湧き起こる情熱が磁力となり、そこに引き合う仲間と共に何かを始めていくイメージ。
これは10月25日の蠍座日食の頃思い描いていた事と関係しているかもしれません。
”心から共鳴・共感できる仲間と共に世界を創造していく”ということも、これまでのテーマとして何度も挙げられてきましたが、魂のクリアリングが進むにつれ少しずつピントが合い始め、より具体的なビジョンが見えてきているのではないかと思います。
新しいことに踏み出す時、現実を動かしていく時、心から共感し協力し合える仲間やパートナー、コミュニティーがとても重要になると思います。大きな変革の時には協力しながら持続できる大きな力が必要。
また水瓶座時代では、大きな組織に属することで守られるという形ではなく、個人個人の繋がりが大きな力を発揮していくようになっていくと思います。
仲間やコミュニティーといっても物理的に近くにいる必要はなく、広く多様なレイヤーで信頼できる繋がりを築いていくことが大切。
新しい形での繋がり方拡げ方を意識してみるのも良さそうです。

誰かと共に何かを始めるための課題や調整すべき事はまだまだあるかもしれませんが、それを現実的に乗り越えていくパワーのある時だと思います。難しそうなことでも挑戦し、小さな創造を積み重ねていって下さい。
仲間との協力関係の中で、自分は自身を発揮しながらどんな働きができるのか。
大きな視点では、自分たちの意識共鳴による活動がこれからの世界に与える影響はどんなものなのか。どんな影響を創造していきたいのか(厳密には、存在することそのものが影響を与えていくものですが)。
その辺りも意識しながら、改めて、仲間やパートナーとこれから生きていくための新しい場や関係性を築いていくこと。






◉新月翌日に 天王星逆行終了+同日、金星・土星のコンジャンクション
これからの生き方に必要なこと


新月翌日の23日に、天王星逆行終了。
天王星は水瓶座のルーラーであり、水瓶座新月とほぼ同時に逆行終了。
現在牡牛座にある天王星ですが、牡牛座で起こった日食・月食、2度の食のタイミングで天王星は月とコンジャンクションしていました。
天王星が今伝えていることや、天王星の持つエネルギーの重要性を改めて強く感じます。
目醒めよ人類!立ち上がる時がきた!といった感じでしょうか。


天王星はこの逆行中に牡牛座19度から牡牛座15度まで戻りました。
牡牛座19度。
『新しく形成される大陸』
● 心の奥底からやってくる意志に対し、忠実な生き方をする。
● 嘘や誤魔化しのない生き方。
● 固定観念を手放し、ゼロの精神から自分の内に浮かび上がるものを捉える。

という意味の度数。

牡牛座15度。
『マフラーと粋なシルクハットを身につけた男』
● 自分の能力の限界を知りつつも、リスクやそれに伴う責任を負う覚悟で、あえて自分のやりたい事に挑戦する。
● 結果がどうであろうと、やってみたい、そうありたい、という意志を尊重する。

という意味の度数。


今回の天王星逆行のテーマは、
自分の魂を曇らせている余分に抱えているものをクリアリングし、自分の魂からの純粋な願いを取り戻すこと。そして、その願いに沿った生き方に軸をシフトしていくことだと思います。
また、自分の魂の願いに沿って自分に備わっている本来の資質を思い出していくようなこともあったのではないかと思います。
この世界で生きること。
本来の生命エナジーを自分に取り戻していくような感じかもしれません。


逆行が終了する今、どんな感じでしょうか。
1月は火星・水星も逆行を終了し、まさしく、機は熟したといった感じですね。


ここで火星と水星のメッセージも重要なので触れておきます。

現在(火星逆行終了時も)火星は双子座9度に。
『矢で満たされた矢筒』
● 鋭い意志と集中力で限界を突破する。
● 目的を確実に達成することに強力な力を発揮する。
● 生きていく目的や意味を、自らの力で見出していく。
● 何からも影響を受けない、独自の意志の力とその実践力。

という意味の度数。


水星は山羊座9度に。(同じく水星逆行終了時も)
『ハープを運ぶ天使』
● 天体の運行や季節の変化など、自然界の時間の流れに人生のリズムを同調させていこうとする。
● リズムを同調させているものに合わせて、あらゆる物事や人物と出会い人生が開かれていく。

という意味の度数。


火星は意志力、意志を遂行する力、水星はそのためのアンテナ(タイミングを読んだり、意思決定のための情報収集をしたり)でもあると思います。
火星の示す”何からも影響を受けない独自の意志の力とその実践力”と、水星の示す”自然界の流れに同調して人生を開いていく”は、一見すると真逆のようにも取れるけど、宇宙・魂・心・体が完全にシンクロしているなら、どちらの示すことも同時に存在することができる。

宇宙的な調和は根源の愛でもある。


天王星逆行終了と同日、金星と土星が水瓶座25度で正確にコンジャンクションします。
天王星の示すことと、火星・水星の示すこと、金星・土星のコンジャンクションの示すことは密接に関わり合っていると思います。
水瓶座25度。
『右の羽がより完全に形成されている蝶』
● 本能や感情を抑圧することなく、理性や思考がバランス良く働く、破綻のない自我が生まれる。

という意味の度数。

宇宙・魂・心・体、の完全なシンクロ。
これからの世界には、これが必要。強く意識していてください。これから創造していく世界に必要な生き方であり、宇宙的調和のもとに行動するための指針となるものだと思います。
未熟な自我(エゴ)は、抑圧ではなくしっかりと成長させていくこと。

が、宇宙の指し示す方向性とは裏腹に、世界はまだまだこの未熟なエゴに支配されているように思います。
未熟なエゴと成熟したエゴ。魂からの純粋な欲求なのか、満たされない我欲なのか。
どちらが主導権を握っているのか。
個人レベルで考えても、難しい課題だと思います。

2月6日の獅子座満月は、このエゴの部分がフォーカスされていくような満月となりそうです。




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