SNSとリアルのシンクロ~上海~

英語を話す、ということにおいて、初めての体験だった。今までインド人、エジプト人、白人アメリカ人と、今まで英語で話してきた。そして新しい出会いがまたあった。彼女は中国系アメリカ人。最初、東アジアの顔だけど、ルーツはどこなんだろう?と思って彼女に聞いてみた。ご両親は上海の出身とのこと。私は即ブルース・リーを知っている?って聞いていた。彼女はちょっと混乱していたので、私はすぐにスマホで画像を検索して彼女に見せた。途端に彼女の顔がぱっと明るくなって、知っている!知ってる!と言うことになった。今までのどの英語講師より親近感が湧き、話が盛り上がった。

冒頭の初めての体験というのは、つまり、東アジア系アメリカ人と英語で話すときの何とも言えない安心感のことである。今まで話した他の三人とは全く違う親しみがふつふつと湧いて、どんどん話が溢れてくる。言いたいことが一杯出てきてキャッチボールが止まらなかった。

そしてその日、あるスタエフの配信者さんの一周年記念のために、お祝い配信をお二方がされているのを見つけた。

上海がタイトルに入っていてそのシンクロにびっくり!上海は私の今までの人生で唯一二度行ったことのある海外である。しかもその配信者さんのうちのお一人とはその日の午後コラボ収録の約束をしていた。

その配信者、HANさんとお話しする前に、ちょっとでも上海語を確認してみようと、YouTubeでにわか勉強もしてみた。

HANさんとのお話の中身が私の今日感じたこととぴったりとシンクロしたことに、なんとも言えない不思議さと喜びと驚きを感じた。ブルース・リーの最後のことについて、HANさんを通して初めて知った。そしてHANさんなりの解析を聞いたとき、今日の私が感じたことと私の中でピタッと一致するものを感じた。

HANさんの真似をしてもいいという許可をいただいたので、HANさんふうの収録でHANさんとみなさんにありがとうございますのご挨拶配信をしてみた。

SNSもリアルもまるごと繋がっているのがすごい!!って思った。

次の日、白人アメリカ人女性の英語講師の出番だったので、彼女としゃべった。中国系の彼女とは先週初めて会ったとの事だった。

「彼女(中国系アメリカン人)と一杯一杯お話ししたよ」と白人アメリカ人女性英語講師に言うと「彼女とってもいい人!」と笑顔で言った。そして「あなたもいい人!」と言ってくれた。私は「あなたもいい人!」と言って二人で笑い合った。

ど素人の私が英語をしゃべるときに今日感じたこと。それは、頭で言葉を理解するというよりも相手の波長に合わせる感じってことだった。相手が何を言っているのか、頭で相手の言葉をとらえて理解しようとするんじゃなくて、相手の見えない何かに自分の何かをチューニングして相手の言いたいことをキャッチしようとしている自分に気が付いた。

白人の彼女は私が朝の挨拶をすると、待ってましたとばかりにいっぱいお話ししてくれる。本当にうれしい時間をありがとう。今日もいっぱい自分のやりたいこととか、家族のこととか、楽器のこととかをいっぱいお話ししてくれた。

どんな言語でも人と関われることのうれしさを、教えてくれてる。

感じたことをどうしても備忘録として残しておきたい出来事だった。

まだまだ話は続くので、今日はここで区切りをつけておきます。

きっとこれからのお話の続きも、その時その時、ベストな形でどこまでも続いていくって感じている。


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