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頼もしい

     最近、5歳児・・・特に女の子の成長が著しくて驚かされます。自分のことだけではなく、周りをよく見ていて、困っている子がいたらすぐに手伝ってあげたり、優しく声を掛けたりしてくれます。女の子は、男の子より1年くらい早く心が育つと言うのは本当だと実感します。

 「園長先生、〇〇くん(1歳児)をお部屋に連れて行ってあげたいから、鍵を開けて下さい。」(りんごの花保育園は、交通量が激しい道路が目前にあるので、悲しいことに保育室の鍵をいつも閉めているのです。)と言って、手を繋いでお部屋に連れて行ってくれます。

 「園長先生、さっきは鍵を開けてくれてありがとう」とお礼まで言いに来てくれるので、私の方が恐縮してしまいます。


 土曜日、1階で給食を食べようと予定していたのですが、人数が多かったので2階で食べることになりました。1階に置いていたりんご組(3・4・5歳児)の子ども達のタオルや、お箸や歯ブラシが入った巾着袋をたくさん抱えて持って来て、5歳児のKちゃんとRちゃんが名札を見ながらそれぞれの場所に掛けてくれました。

 私達がやらなくちゃね・・・そんな様子で楽しそうに、テキパキと動いている姿を見て、頼もしいと思いました。

 その後、「あなたたち、毎日楽しそうで生き生きしていていいわね。」とKちゃんとRちゃんに声を掛けているS先生の声が聞こえてきました。

 この生き生きした姿は、子ども達が主体的に行動するからこそ表れるのでしょう。

 少しずつ、子ども達が判断したり、できることが増えていくといいなと思います。

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