見出し画像

一般DTMerが松本昭彦さんのライブを観た感想

こんにちは、Rinjuです。使っているDAWはLogic ProとStudio One、松本昭彦さんを知ってからAbleton Live(Lite版)もたまにいじっています。
昨年12月23日に神楽音さんにお邪魔してライブ「REDEFINED」を拝見してきました。

というのも、以前からよく聴かせていただいていた松本昭彦さんがそこでライブをするということだったので、是非聴きたいと思って参じた次第です。

全体的な感想としては、やはりポピュラーミュージックとはかけ離れたサウンドイメージでしたが、時折クラブミュージック風味になることもありました。カオスな電子音が多く、なんとも言い表し難い抽象的な音楽でした。

特徴的な音色のトラップ風ハイハットで、松本昭彦さんの演奏が始まったことに気が付きました。このハイハットは松本昭彦さんのWAVEと言えばこれだろうと勝手に思っていたのですが、ライブ中では今まで聴いたことがなかったフレーズもあった気がします。YouTubeでたくさん即興作曲をされているので、普通にレパートリーの一つだったかもしれません。ロックっぽいツッチーツッチーツッチーという8ビートでした。それと、トランジションにハイパスフィルターをかけるのも始めて聴いた気がしました。これもやったことがあったかもしれません。

基本的にドラムが入る→抜ける→入る→抜けるの繰り返しの中で太いベースと滑らかなリードが鳴っている形で、終始気持ちよく聴くことができました。

今まで聴いてきた音楽に比べて時間的に変化が小さく、「そういう空間」として体感できた印象です。

YouTube Liveのアーカイブが残っています。

やっぱり綺麗なリードと太いベースの対比が好きです。

会場の後ろの方でMacと何かの機械をいじっている人がいて、その人がVJ(スクリーン映像をDJする)をなさっていたんですが、この「何かの機械」っていうのが僕が思っていたのよりもつまみとかスイッチの数が少なくシンプルで、これで映像が制御できるのか〜と思いました。後日DJサークルでVJの人がNovation Lauchpadを使っているのを見て、あっこれでやるんだ〜と思いましたがこちらはなんとなく腑に落ちました。パッドは映像でも使いやすそうなイメージだったからです。

松本昭彦さんはアーティストとして出てらっしゃいましたが、カメラマンやライブの後片付けもなさっていて、地に足が付いた感じがなんだか良いなあと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?