なんと・・３月２２日以来の日々好日となってしまいました。なんだか、４月の記憶がない・・驚。

自宅待機になって５９日目となりました。
４月頭に北カリフォルニアに引っ越ししました。こんな状況で、本当に引越できるの？とギリギリまで思いながらの引越の準備。家に籠もっていると昼夜問わず、鳴り響く救急車のサイレン。ニュースで状況を追いかけ、ストレスからか体調もいまいちで不安な日々。
毎日のワンコの散歩、裏庭で過ごす時間だけが楽しみとなりました。

ソーシャルディスタンスが厳しく、直接、会えないからと、ワンコの散歩に出かけると、歩道に書かれたメッセージを見かけるようになりました。気持ちがほっこりしたり。

勇気づけられたり。みんな、それぞれ大変なんだと共感したり。

散歩以外では、スーパーに２週間に1度行くくらい。スーパーは人数制限をしつつ、ソーシャルディスタンスを確保するので長蛇の列。レジでももちろんソーシャルディスタンスを守りつつ並び、1人会計が終わるごとにレジまわりを除菌。買い物にとにかく時間がかかります。

でも、NYでは「スーパーくらいにしか外に出てない人が感染してるから、スーパー気をつけよう」と、こんな情報が流れ・・ここまでしないと感染を防げないのかと、スーパーに行くのも億劫になりました。

３月はレストランは閉まってるから家でお料理するし、買い物に行きたくないから買いだめしたい。でも引越だから買い込んでも困る。自宅待機に引越って、もう日常なんだか、非日常なんだかです。とにかく健康で、コロナに感染することなく無事に引越したい、それだけでした。

毎日の散歩で春の花を見つけては「こんな時だけど、春なんだ」と季節を感じ、こういう時こそ本当に自然に癒されるんだな・・と痛感しました。

ギリギリまで不安でしたが引越の日が訪れました。２年間暮らした家にしみじみする余裕がなかったのが残念。大好きだったな、この家。

空っぽ・・。
アメリカでは４回目の引越。引越は断捨離のチャンス。がんばりましたー。

そして、ロサンゼルスから北へ6時間半のドライブ。

あれから・・１ヶ月。
新天地に来ても、自宅待機。
必要最小限の買い出しができるスーパーの位置だけは覚えましたが、それ以外は家に籠もっているし、新しい出会いのチャンスもないのでちょっと寂しい。

でも、家は山の中腹似合って、海まで１０分かからない・・ことはわかりました。晴れた朝の美しい山々！

ほとんどのトレイルもビーチもクローズなんですが、幸い、このビーチだけは開いていて、しかもワンコもビーチを散歩できるのがとても嬉しい！

なんとか引越荷物はほとんど片付け、やっと新しい生活がスタートできます。最近は家にこもって、裏庭の手入れをしています。土をいじるようになるとは自分でも驚きです。これもまたコロナのおかげです。

さて、カリフォルニア州は４段階に分けて、自宅待機を解除していくと発表になりました。５月８日に解除段階ステージ２でリオープンとなりました。まだまだ不安な日々は続きますが、新しい生活の中から発信していきたいと思います。

Stay safe and stay home!!