画像お借りしました！
皆様ごきげんよう。３０代の貴腐人（元腐女子）の凛音と申します。
この度は私のnoteを拝見してくださりありがとうございます。

多少読みにくい部分もございますが、ご了承いただきたく存じます。

最近BLドラマ感想文し書いていなかったが、個人的2022年上半期一番面白かったドラマだったので紹介いたします。

『明日、私は誰かのカノジョ』の原作版を「サイコミ」さんで毎週各１話ずつ読んでいて、めちゃくちゃハマった。
実写化すると聞き、監督があのアジアで一躍有名になったBLドラマ「美しい彼」の監督：酒井麻衣さんとの事で大いに楽しみであった。

コロナ化で生きる女性達の裏側を描いたリアルな作品なので是非原作版もお手に取っていただければ幸いです。

ちなみに芸人のパンサー・菅さんもこの漫画がめためた好きなので共感を得た。
最終回カメオ出演していたのは笑ったｗ

『明日、私は誰かのカノジョ』

視聴方法：ディズニー＋

登場人物

雪・・(写真真ん中）演：吉川　愛
本作の主人公。幼少期に親のネグレクトのせいで顔にやけどを負う。
憐れみな目で見られたくなくて、化粧で火傷跡をごまかしながら生活をしている。
大学費用を稼ぐためレンタル彼女のアルバイトをしている。

リナ・・(写真左から二番目）演：横田真悠
雪の大学の友達。パパ活をしている。
常にだれかと寄り添いたくて、誰とでも体の関係をもってしまう。

ゆあ・・(写真右）演：斎藤なぎさ（＝ＬＯＶＥ）
萌が出会ったホスト通いの仲間。
ホストのハルヒに貢ぎ、愛情を注ぐ。
度が行き過ぎた愛情でハルヒを困らせるヤンデレ属性の量産型系女子。

萌・・(写真左）演：箭内 夢菜
雪やリナと同じ大学に通う大学生。
新宿二丁目のゲイバーに通っている。
新宿で出会ったゆあと意気投合し、ホストへ行く。
そこで出会ったホストにハマり人生が狂い始める。

彩・・(写真右から２番目）演：宇垣美里
雪と同じレンタル彼女のアルバイトをしている。
レンタル彼女で稼いだお金はほぼ美容整形代に使う。
恋人にはレンタル彼女の仕事を隠しつつ年齢もごまかしている。

主人公：雪から始まる女の子たちの影を描く

原作は現実とリンクしていてコロナ禍の状況を描いている。
そんなコロナ禍の中で女性のリアルを描いたお話なんだけど最も現実味があってとても面白い。
実際に『昔周りにこんな子居たなー』と思わせる内容で読んでて親しみが深い。

リナちゃんを例に挙げれば、常に彼氏がいないと寂しいタイプで誰とも寝ちゃう女子なんだけどリアルに私の友達にも居た。
あんまり深堀な話はできないけど、当時その子の事を影でビッチと呼んでいた。
けどその子にはその子の事情があったんだろうな・・と今大人になって気づいたし、
ゆあちゃんを例に挙げるとあそこまでヤンデレではないが、ホストにどっぷりハマっている友達もいた。
夜のお仕事で稼いだお金を全てホストに貢ぐ。
その頃はなんでそんな貢ぐんだろうと思っていたが、このドラマを見て今ならなんとなく心情がわかるなとも思った。
そんな“身近に居そうで居ないリアルな女の子たちの生態”をうまく表現していてどっぷりハマってしまった。

劇中に出てくる女の子たちは決して悪くはない。ただ隠し事の１つや２つある生体だという事を思って視聴するととても感情深くなる。

まとめ

最初は話数が少なくて原作通りに話はまとまらないだろうなぁと思っていたが結構原作通りの内容で脚本も面白かった。

わたしはゆあてゃの回がめためた好きなんだけど、
男と女の金が絡む駆け引きはなんでこうも複雑で面白いのかと・・そこがこの作品の大きなツボなのだ。

ゆあてゃは愛情をお金で買っている。
ホスト(はるピ）に言ったセリフで『あんたの幸せがあるのは私が心を擦減らして稼いだお金で成り立っているんだから！』
のセリフがめためた大好きだ。
一昔前のホストドラマだと、主人公がホストにハマりまくって借金に追われていくというストーリーが多かったが、(萌てゃが典型的なパターンだけど）
ゆあてゃの場合ホスト遊びは割り切りながらも、いわゆる推し活に近い感覚でホストに貢ぎ、人気になってもらい、お返しに愛情をもらうという感覚でよいのだろうか・・(個人的解釈）

2期があればぜひ2期のキャラクター達も実写化してほしい。
今サイコミで連載中の元バンギャルで今歳をとってしまった女の人のお話がガンガン心に突き刺さるので是非実写化を希望したい。

以上ここまでお読みいただきありがとうございました！