見出し画像

【ネオココニック展】終了いたした!、


こんばんは

お久しぶりになってしまいました、
島崎莉乃です。




10/2〜開催しておりました

【ネオココニック展】

が昨日、無事に終了いたしました!!


現実世界にある私たちが普段気づかない
ちいさな違和感たちを
アート作品を通して、人に伝えるという

デジタルのようでアナログ、
実像のようで虚像。


そんなあべこべであり
新しいアートスタイルを全うした展示会でした。




そもそも、
なぜこのネオココニック展が行われたのか。

それは、
私の小学校5.6年生のクラスメイトふたりが企画したことからはじまりました。


ひょんなことから、
そのふたりは久々の再会を果たし
1人が、美大生
もう一方がカメラなどをさわっていたことから

あれよあれよとアイデアが湧きに沸き、
【ネオココニック】というひとつのアートブランドが爆誕。

そこから、
私の活動を知っていたふたりから声をかけてもらい、私もクリエイターとして参加することに。




約10年、連絡先も知らなければ
会うこともない。


そんな三人が集まったこの企画。

地元のひとりの家に集まり、
色々なアイデアを出し合っていくうちに
次から次へとやりたいことが増えていって。

そこで
思考感覚が三人とも似ていることにも気づき、自然と方向性が散らばることはなかった。



お互いがそれぞれ、
異なる表現方法(絵や写真、文章など)で自身の胸の中にある、現代へのちいさな違和感たちを伝えてゆく。


そんな共通テーマが
【ネオココニック展】をつくりあげたのだと思います。



では、

「ネオココニック」

という言葉はどこから来たのか?


私たちが育った神奈川の海街。
三人同士の記憶で鮮明にのこる、小学生のころによく行った場所。

それが「きのこ公園」という場所でした。

もちろん、正式名称ではなくて。
公園にきのこの遊具があるわけでもないし、きのこが生えているわけでもない。誰がどうしてきのこ公園と言い出したのかわからない。

そんな公園が私たちの遊び場でした。



そのきのこ公園を英字にすると

KINOKOKOEN

…?

これを反対から読んでみると…

NEOKOKONIK

…!!!!



そういうことです。

こんな遊び心しかないお茶目なメンバーで企画したものでした。ふふ


でも、このネオココニックという言葉は

今までどこにも存在していなくて。

グーグルに検索をかけても
何も検索結果が出なかった。

今の時代、
どんなテキトーな言葉を打っても
何かしらのヒットがあるのにも関わらず

このように何もヒットしないものを
創り出せたことに、何かしらの意味があるんだと感じました。

またこの世界の中に、
新しい、完全にオリジナルなブランドを生み出せたことは、とても貴重な体験に思えました。



私は、ライターのお仕事と俳優・タレントのお仕事をしていて

ライターとして、言葉で伝えるアート

表に出る人間として、自分自身で伝えるアート

を表現方法として選びました。


まず、私がわたしとして生きているなかで
永遠のテーマである

「普通ってなんだろう?」


◯◯だから、◇◇じゃなきゃ。

△△だから、◻︎◻︎じゃなくちゃ。


こういう固定概念って自然とあって、
でもそれって世間でただ広く言われているだけで

自分の普通は自分で決められるのだと。

そういう柔軟な世界が、
完璧には訪れないかもしれないけれど

ちいさく、ちいさく
ひろく、ひろく

この考えがいろんな人の頭の中に
すーっと入っていく世の中になってほしくって。


思っているだけだった私が出来ることは
自分自身が被写体となって、普通に対するなにかを表現しなければと思った。


男装をして、男の人として
コスメの試供品を使っていたり
スーツ姿でネイルをしてみたり。

ロリな女の子になって
ビールと自撮りしたり
コンビニ前に座り込んだり。

わざと、違和感をもてるような姿を写真に収めることで「普通」という概念へ刺激したかった。

文章では
伝わるようで伝わらない、でもほんのすこしだけ。心にのこる。というリズムをみせたかった。

普段、毎日に追われる私たちが
忘れてしまいそうな、なんでもない感情たちを

表には裏があって
どちらにも取れる、どちらが表なんて誰にも決められていない。

完全な理解はいらなかった。
すこしだけ、ほんのすこしだけ、わかるかもって、思ってもらえるだけで、違和感も感じてもらえるだけで、成功でした。



準備から含め、
ネオココニックとして三人で動く時間がとてもとても、楽しかった。


撮影オフショット



基本おふざけさん




いざ、展示がはじまってからは
ほんとうにあっという間で。

ギャラリーrusu

ふたりの作品も、
ほんとうに素敵だった。

翔海の作品

匠馬の作品



開催期間中、
翔海と匠馬はほとんどギャラリーに在廊してくれていて。私はお仕事の関係で飛び飛びの日程での在廊だったのだけれど

ほんとうにたくさんの方に足を運んでいただけて、すごくすごく、嬉しかった。

いろんな出会いもあったり、
とにかくひとりひとりとゆっくり話せる時間が取れたことがこの展示のなによりの魅力だったかなと思う。古民家の、まるで実家みたいにくつろげる場所だからね。



美味しい差し入れもたくさんいただけて。
とっても、感謝しております。
ぜんぶ、みんなで美味しくいただきました!


Tシャツやグッズのご購入もありがとうございます!!!!

まだオンラインストアでは販売中ですので、ぜひに!

https://suzuri.jp/neokokonik





はじめての、開催にもかかわらず
たくさんのひとに私たちの作品を見て評価してくれたり、認めてくれたり。

作品だけではなく、
私たちという存在を称えていただけたり。


この【ネオココニック展】を通して
作品を創造することの楽しさや素晴らしさ、そして難しさ、それに伴うやり甲斐などを身体の芯から感じることができました。


こんなすてきな気持ちを知れたのも、
すべてお越しいただいたみなさまのおかげです。

ほんとうにありがとうございました!!


また
第2回の開催をできるようにがんばります!



ではでは

#ネオココニック展
#展覧会
#展示会
#アート
#現代
#神奈川
#小学校
#目黒
#ギャラリー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?