女と男の観覧車2

映画【女と男の観覧車】で楽しむ低俗さ、


開き直った低俗さ

ウディ・アレンの映画から伝わる魅力だ。


今年、6月23日に全国公開された

【女と男の観覧車】(2017)


主演には「タイタニック」のケイト・ウィンスレットを迎え、男女の複雑な愛の関係を描いたストーリー。

キャストには、イケメン歌手のジャスティン・ティンバーレイクや

「三銃士」のジュノー・テンプルらが出演。



この映画、後味が悪いです。


終わった後、なんだか眉間にしわがよる感じ。あー、みたいな。


一言であらわすと、"ケイトウィンスレットがメンヘラな映画"。


1950年代のコニーアイランドを舞台に主人公・ジニー(ケイト・ウィンスレット)が不倫、ストレス、嫉妬、といった感じで暴走しちゃう。

面倒くさい女の見本。見ている分には面白い。関わりたくはない。



コニーアイランドの遊園地で働く夫と前の夫との息子と暮らすジニーの元に、ギャングに命を狙われている夫の娘・キャロライン(ジュノー・テンプル)が訪ねてくることから、すべての歯車が狂い出す。

ジニーはビーチの監視員ミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と不倫中だったが、ミッキーがキャロラインに好意をもったことからジニーは嫉妬に狂い、キャロラインに当たったり、ミッキーを責めたてたりと大暴走…


なんだか、かわいそうな女性像を描いた作品だったなあ、と思いました。


余裕がない生活、寂しさから刺激を求め、破滅していく…


これはどの時代にも必ずいる寂しい女性のすがた。

心のどこかが満たされなくて、恋に執着・依存してしまう。


限界を迎えようとしている女性をコミカルかつ繊細に、ウディ・アレンらしく、つくられた映画でした。


ウディ・アレン名物「必殺マシンガン喋り」もしっかりケイト・ウィンスレットがかましていて最高でした。しかもヒステリックに。

彼女、タイタニックでは上品で気品のある女性を演じていたのが印象強いですが、今回の作品はとことん
女の"取り扱い注意"感を纏っていてサイコーだった。

親友のレオ様も観たかなあ


あと、プレイボーイ・ミッキー役のジャスティン・ティンバーレイクもいいクズ男感がよかった。

ミッキーは劇作家志望のロマンチストな男性で、「良い作品を書くには恋をたくさんしなくちゃ!」みたいに不倫も浮気も正当化しちゃう。それは間違いだ、ミッキー。だが憎めない。



そう、憎めない。

この映画に出てくるキャラクターは全員憎めなさを持っています。

キャロラインにしろ、夫にしろ、息子にしろ、むかつくところはあるけれど、どこか憎めない。これは、ウディアレンの映画に出てくるキャラクターに通ずるものかも。


あと、今回は特に照明が素敵だった。

窓から溢れる赤オレンジの夕日や、雨の日のブルーの暗さ

コニーアイランドのレトロでカラフルポップな色遣いとマッチしていて、よかったです。


まあ、ラストはすっきりはしないし、後引く不味さ、みたいなものがあるけれど、コメディ要素はしっかり入っているし女の嫉妬のカタチも面白いので楽しんで観れるかと思います。


今、セクハラ疑惑で映画界追放の危機に立たされているらしいウディ・アレンですが

彼のエロジジイさは今に始まったことではないし

彼が作る開き直った低俗さが魅力だと思うし

もう82歳だし

何より彼が大好きだし。


これからもめげずに彼らしい映画を撮り続けてほしい。願。


最新作、かわいいミニシアターで観れてよかった。


吉祥寺、私が思うにサイコー!だったので、また改めて書きます。


そんなわけで「女と男の観覧車」感想でした。皆様もぜひ。


ではでは、

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