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7歳になりました。

今年 5/29に凛黎珈琲は「7歳」を迎えました!
これもいつも応援していただいている皆様のお陰です。
本当にありがとうございます^^
(一部SNSにて『8周年』と間違えてしまいました。大変失礼いたしましたm(__)m)

7周年を記念して


こにゅうどうくんブレンド・よっかいちシティブレンドを作ったり

Twitterにて
あのお菓子の老舗『コロンバン』様とコラボCPをさせていただいたり
(たくさんのご応募ありがとうございましたm(__)m)

『Happyくじ』を開催したり(残りわずかです!)

昨年も大好評だった
店主の夜なべ仕事を1000円以上お買い上げの方にプレゼントしたり

と 今年の周年祭は盛りだくさんでした☆


そもそも 凛黎珈琲を始めるきっかけは
店主が家人の介護を始めたことでした。
お出かけ大好きな店主が介護生活に入ったとたん、自宅と店(当時は洋食屋さんでした) そして家人の病院やリハビリの往復のみの生活となりました。

ちょうど今のコロナ禍に近い生活となってしまったわけです。

当時から状況は見ており、一応何かできることがあれば…とすっ飛んでいましたがやはり外を自由に歩ける状況ではなく、店主のイライラは次第に募っていきました。
そうこうしているうちに時間的に洋食屋の存続が難しくなり、閉店。
閉店してしばらくは介護onlyの生活となり、本当に苦しくなってきました。

ある日
「そもそも コーヒー豆屋をやりたかったんとちゃう?」
と思い出し
そして そのタイミングで多方面から「コーヒー豆屋開業」に向けて総力が結集されることになりました。(これが今思えば本当に不思議な話なんですけどね(苦笑))
焙煎の技術は洋食屋を始める際に
※料理の作り方
※スイーツやデザート・パンの作り方
※コーヒーからアルコールまですべてのドリンクの淹れ方・作り方
※食育インストラクターや国際薬膳師の資格取得
※飲食店の運営方法のノウハウのすべて
を同時にみっちり鍛えられていたので大丈夫でした(笑)。
そして
2004年5月29日に 当店は開店いたしました。

話は少し脱線しますが。

桑名市に「スイーツ&カフェ魔法庵」様があります。
こちらのお店…名前の通りスイーツが絶品なんですが、実はモーニングやランチが本当に美味しいお店なんです。
(余談ですが今年はかき氷がさらにパワーアップしてますよ!)

TwitterやInstagramの写真だけでもその美味しさが伝わるこのお店
昨年立ち上げたクラウドファンディングのお知らせをしたところ
すぐにご連絡をいただき ギフトやテイクアウト用に当店のドリップパックを取り扱っていただけることになりました。
それがご縁で時々お邪魔してはランチやスイーツを頂いて明日への活力にしています。

そんな魔法庵様なんですが
広報係が魔法庵様が好きな理由は「スタッフさんのお店愛」。
いつお邪魔しても
スタッフさんのお店愛が伝わってくるのです。
お料理やスイーツを通して というのはもちろん
ホール担当の方
ケーキ販売の方
奥でケーキを作っていらっしゃる方
きっと販売スペースを作っているのもスタッフさん…
そして そこに集まる関係者の皆様も「お店愛」にあふれているのです。

先日の 某TVですんごいパティシエの方々が大手洋菓子店のスイーツを判定する番組がありました。
判定されるお店のスタッフさんは緊張もしていただろうし
厳しいご意見にたじろいでしまったところもあったかと思います。
ですが 残念なことに
判定を受けている大手洋菓子店の商品開発のスタッフさんからは
自社製品への「愛」が伝わらなかったのです。
今流行りの『そこに愛はあるんかえ?』と画面越しに凄んでしまいました(苦笑)。
一部のパティシエの方の姿勢が炎上していたり
「せっかく作ったもんをけなすとは何事や!」とのお声も見かけました。
しかしながら スイーツも我々珈琲豆屋も
実は否応なく 無条件でお客様から判定が下されます。
それは召し上がる個々のお好みもありますが
一番はお出ししている商品に
作り手の「」「物語」「愛情」があるかどうか なのです。


「生活のために仕方なく」←そんな人はいないとは思いますが
「これやっとけば儲かるから」
という商品をお出ししたら
手に取ったお客様には100%バレます


これからの凛黎珈琲は
これまで以上に
店主が「美味しい」と思った珈琲豆しかお出しいたしません。
それは同じ珈琲豆でも季節や天候等で人の味覚が微妙に変化することを見越して
同じブレンドでも少しづつ焙煎を変えていくこともあります。
こんな大変なご時世だからこそ 当店の美味しい珈琲で一息ついてほしい。
当店はそんな思いでこれからも皆様に美味しい珈琲豆をご提供していく所存です。

また 当店にはもうひとつ役目があると考えます。
それは『居場所を作ること』。

これはお客様 地域の皆様の居場所の意味もありますが
闘病生活をしながら珈琲豆屋を営業している店主
そして
現在 発達障害でリハビリ中の当店画伯
それぞれの『居場所』の意味もあります。

介護や育児 社会生活にお疲れの皆様の「とまり木」となりたい。
店主が介護生活をしていた時の閉塞感を少しでも発散できる場所となりたい。
このようにも考えております。
今年からそんな場所が具体化できるよう、少しづつ活動する予定です。


こにゅうどうくんブレンド
よっかいちシティブレンド
四日市応援!!ドリップパックセット
それぞれの売り上げの10%を四日市市福祉関係に寄付することを決めたのも

コロナ禍でがんばる皆様を応援する ありがとうお届け便 

皆様とともに『居場所』を守りたい
そんな気持ちから企画しています。

まだまだ珈琲豆屋としてはひよっこですが
今後とも 凛黎珈琲をどうぞよろしくお願いいたします。

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