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【魔法少女】来海えりかの魅力

こんにちは、唐梨です。
今日は来海えりかの魅力について書こうと思います。
それでは早速いってみましょう。



来海えりかとは?

プリキュアシリーズ第7作『ハートキャッチプリキュア 』の主要キャラクターです。私立明堂学園に通う中学2年生であり、キュアマリンに変身します。

主人公である花咲つぼみちゃんの相方的存在であり、つぼみちゃんとあらゆる面で対照的な性格が、二人のパートナーシップに良い味を出していると言えるでしょう。



憎めない愛されキャラの頂点

えりかの魅力を語る上で欠かせないのが、その憎めない愛されキャラな性格。

お調子者だし、周りを振り回すし、ガニ股や変顔の率も高いし、夏休みの宿題はギリギリまで終わらないし、だから敵に中学校の破壊もお願いしようとしちゃうし、部屋も散らかってるし、それをプリキュアの力で片付けようとしちゃうズボラさだし、けっこう女児向けアニメの正義の味方らしからぬ発言や振る舞いが多いのです。

でも!!!そのどれも、はた迷惑なんだけど「まぁえりかだしな、しょうがないか」と思わせてしまう抜群の愛嬌があります。

何より、えりかはやるときはやる女なのです。ここぞという場面は絶対はずさないし、敵にも果敢に立ち向かいますし、前述の夏休みの宿題だって最後は逃げずにしっかり取り組んでいます。トラブルメーカーだけど根はとても良い子で、義理人情に厚く、ムードメーカーでもあります。ひとたびスイッチが入った時の集中力も凄まじく、大好きなファッション部では部長の務めから部員集めからショーの企画までなんでもこなします。

ついサボったり後回しにしちゃう人間のダメな部分を隠さずオープンに表現し、かつ、人間だからこその人間臭い魅力を同時に表現している、そんなキャラクターなのです。

ふてこさや図々しさと、愛らしさが絶妙なバランスで成り立っているのが、来海えりかの魅力です。



NHK全プリキュア大投票にて3位

そんなえりかですから、なんとNHK全プリキュア大投票にて3位という快挙を達成しています。

1位がキュアブラック、2位がキュアホワイトで、伝説の元祖初代がワンツーフィニッシュなことを踏まえると、シリーズ7作目の主人公でもないプリキュアが3位ってものすごいことです。それだけみんなから(文字通り、視聴者からも制作スタッフからもみんなから)愛されているのでしょう。



青キュアのステレオタイプを覆す

えりかのイメージカラーは青です。プリキュアでも戦隊モノでも、創作物において青といえば「クール」「冷静」「参謀」「真面目」といったステレオタイプが思い浮かびます。しかし、えりかはこれらステレオタイプの真逆をいっており、それも含めて『ハートキャッチプリキュア』という作品の魅力になっていました。

えりかが画面に出ると、いい意味で緊張感がなくなるのです。どんなに緊迫した場面でも、ハッピーエンドが待っていると視聴者に希望の予感を芽生えさせてくれます(シリアスは仲間のキュアムーンライトが全面的に担っていたから尚更、というのもあるのでしょうが)。



人間臭い繊細な一面も

そんなえりかですが、特にアニメ序盤は、才色兼備な姉に対する強烈なコンプレックスがありました。

能天気でおおらかに見えて、実は繊細な一面もあるのです。というか、えりかってファッションデザイナーというはっきりした夢も持っていますし、中学生にしてはかなり将来のことも見据えていて、ある意味では大人だなと思います。

完全無欠ではない、大人になる過程で他者との比較で悩みもがく人間らしさも含めて、えりかの魅力です。



最後に

正義のヒーローなプリキュアである以前に、一人の等身大な普通の中学生である。そんな人間臭さが伝わる来海えりかを、ぜひアニメでご覧になってみてください!

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