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NBL 2018/19 Round5 Game1 Perth Wildcats vs. Brisbane Bullets「明確な役割」

Brisbane BulletsのNBL 2018/19シーズン8試合目となりました対Perth Wildcats戦をnbl.tvで観戦しました。前回Perthのホームで戦ったとき同様、人気チームらしく多くの観客に観戦されていた同ゲームは、大接戦の末に90-87でWildcatsが勝利を納めました。試合を決めたWildcatsの外国籍エースBryce Cottonは37点の大暴れとなりました。

豪NBLは8チームしかないこともあり戦力がうまいこと拮抗しているのか、Bulletsのゲームに限らず接戦になることが多い印象です。接戦になれば比江島の出番がない、という状況なので日本のファンには面白くない部分もありますが、バスケットボールリーグの在り方のひとつとしてはBリーグも参考に出来るのではないでしょうか。

さてBrisbane Bulletsは試合前、比江島が代表合宿に合流するためRound 6とRound 7の2ゲームには参加できない旨を発表しました(ちなみにJBAからの代表合宿参加者のアナウンスはまだのようです。)

これにより、11/11(日)にBrisbaneのホームで行われるNZ Breakers戦が比江島にとって11月最後のゲームとなってしまいます。ついこの間10月が終わったばかりですが、11/11の後は12/8のゲームということになります。

なおFIBA Window 5のゲームは11月末と12月の頭ですので、代表合宿の後に微妙に日程が空くことになります。一度オーストラリアに戻り、あちらの練習に参加してから再度日本に戻ることもギリギリできるくらいの間隔がありますが、比江島がそこでどうするのかは気になるところです。

豪NBLのシーズンが始まって以降、比江島がゲームに出ていないこともあってか日本のバスケットメディアは比江島に関する情報をあまり発信していません。日本のMVPが海外挑戦をしているのだから上手くいっていなくても取材をするべきだという想いはあるのですが、オーストラリアに取材に行くリソースがないという事情もあるでしょう。

ただ一時でも比江島が戻ってくるとなると当然取材が入ると思うので、比江島にはそれまでに何とか1点でも挙げ、手土産を持たせてあげたい、そんな風に思います。9ゲームが終わったところで実質プレータイムゼロ、という状態で取材を受けるのは非常にバツが悪い想いをしてしまいそうですので。

先日NBAのメンフィス・グリズリーズのメンバーとして渡邊雄太がコートに立ったあと、渡邊のお母さんがインタビューで「チームにとって欠かせない選手になって欲しい」とコメントしていました。渡邊の舞台は大舞台ですが、これは渡邊だけではなくほぼすべてのバスケットボールプレイヤー、スポーツ選手が目標とすることでしょう。

欠かせない選手、を私が言語化するとすれば、それはその選手には明確な役割があるということだと思っています。エースやスタメンとして大活躍することが役割の選手もいれば、代打や代走でひとつのプレーにすべてをかけることが役割の選手もいますし、外国籍ビッグマンを休ませるために数分コートに立つ日本人ビッグマンもいます。コートには立たないけれど精神的な支柱、のような選手もいると思います。

以前に「Bulletsが比江島に求めるものが分からない」と書きましたが、つまり比江島にはこの明確な役割が与えられていないということだと思っています。BulletsのGMやHCは比江島慎という選手をどのように活用するつもりでいるのか、それが見えていません。別にバリバリ点を取ることや、多くのプレータイムをもらうことがゴールではないと思います。チームで何かしらの役割を勝ち取る、それが比江島にとっても渡邊にとっても、ゴールなのではないでしょうか。

比江島の豪NBLでの11月最後の試合となります、明日のNZ Breakers戦での登場に期待したいと思います。


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増田林太郎

バスケットボール観戦メモ

テレビでも現地でも、観戦したバスケットボールの試合を記録として残しておくためのメモです。
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