見出し画像

私にとって仕事とは? ―Staylink代表 河嶋 峻-【採用募集記事】

新しいメンバー募集に伴い、Staylinkの代表として、仕事をどう捉えているのか、Staylinkをどんな会社にしていきたいのか、どんな人と働いていきたいのかを書いていきたいと思います。

≪目次≫
1、私にとって仕事とは?
2、Staylinkをどんな会社にしていきたいのか?
3、どんな人と働いていきたいのか?

採用募集詳細はこちらから

1、 私にとって仕事とは?

Staylinkを創業したのが2014年6月6日。創業してから、約4年の年月が経とうとしています。振り返ると、自分自身にとって「仕事」とは何か?という答えは変わったようで、変わっていません。

ゲストハウスオーナーとしては珍しいかもしれませんが、僕自身は旅人でもなく、ゲストハウスを泊まり歩いた訳でもありません。起業を目指す中で、「生み出したい価値」・「自分たちでもできること」「社会の需要があること」・「3人がなんとか食べていける事業」の4つの領域が重なった手段として2013年の10月にゲストハウスをやると決めました。

実際メインの事業はゲストハウスですが、私にとって仕事=ゲストハウスではありません。

仕事とは何かの1つの視点としては、自分の生き方を表現する手段という考え方です。

この考えは、大学3年生の時に、「起業しよう!」と決めた時から、変わりません。

当時は、自分の人生と仕事は別にあって、「生きていくために仕事をしていく」という考えに猛烈に反発する気持ちを強く持っていました。そんなモラトリアム状態で、もがいていた時に、仕事は辛いもの・我慢するものというイメージを変えてくれたのが、起業を目指して活動する人であり、起業した人でした。

なぜ生きていくために仕事をしていくのが嫌だったかというと、22歳から死ぬまでの時間の大半を仕事に費やすと感じていたからです。大半の時間が辛くて、我慢して、ちょっとの時間が自分の人生なんて絶対に嫌だと思ったし、そうじゃない生き方があるんじゃないかと感じていました。

そういった意味で、起業は、自分の生き方と仕事がリンクできる手段なのではと感じたからこそ、起業することを決意しました。

起業を目指してから、自分の人生は大きく変わりました。何が一番変わったかというと、

「自分の人生に、自分自身が責任を持つ」という意識です。

決めるのはいつも自分自身。決めた判断に責任を持つのも自分自身。良い時も、悪い時も自分自身で責任を持つことで、1つ1つの判断が常に自分事になります。人によっては、それが嫌だと思うことかもしれませんが、僕にとっては自分で決められるということが何より楽しいです。

そして、自分自身人生に責任を持つことで、視野も思考する範囲も、見える世界が大きく変わっていきます。そのたびに、自分自身の能力の低さや、未熟さを感じますが、それが喜びになっていきます。なぜなら、「難しいけど、がんばればできる」ことをしていないと、未熟さや不甲斐なさを感じないからです。

誰でもできるようなこと、簡単にできることに興味はありません。課題があるからこそやりたいし、難しいと言われるからこそ、挑戦したいのです。

未熟さを感じると、最初は、こんなことも自分はできないのか…という感情も沸いてきますが、自分の気持ちを整理して、考え方を変えると、「今の状況って実は最高の状態なんじゃないか」と思えてきます。なぜなら、未熟さと可能性はイコールだからです。

つまり僕は、仕事を通して難しいことにチャレンジし続けることで、自分自身の可能性を広げていくことがしたいのです。この生き方・考え方を表現する手段として仕事があります。

一方で、仕事には当然ながら、仕事に対する責任ももちろんあります。お金をいただいて、いただいた以上の価値を提供する責任があるし、そこに全力であることは大前提です。

その上で、自分自身を表現する手段としての仕事があると思っています。

仕事とは何か?を考える上での、もう1つの視点は、誰と仕事をするか?ということです。

よく使われる言葉ですが、「何をやるかよりも、誰とやるか」にすべてが凝縮されています。

仮にひとりで会社を創業したか?と聞かれたとしても、僕の答えは「一人じゃやらなかったし、できなかった」という答えになります。

僕が起業を目指したのは、会社をつくることが目的ではなく、木村・柴田と仕事をするのが目的でした。それぞれキャラクターは違いますが、根本的な部分の「挑戦してなんぼ」という気持ちが共通していたし、難しい状況こそチャンスと前向きに取り組める気持ちが共通していたからです。

人生を通して、この人と仕事がしたいと思える人に巡り合える可能性はなかなかないんじゃないかなと今でも思います。

創業メンバーに関わらず、今まで一緒に働いてきたメンバー、今一緒に働いているメンバーには同じ気持ちを持っています。スキルとか経験とかも大事かもしれませんが、何より「この人と働きたい」という気持ちが何よりも大切だと信じています。

もっというと、「この人と人生の一部を共有したい」思える人と働くことです。

一緒に働いていたメンバーにも、今一緒に働いているメンバーにも、これから一緒に働くメンバーにも、関わってくれたすべての人の人生に関わりを持ち続けたいと持っているし、自分にできることはしていきたいという気持ちが強いです。

一緒に働くことは、「自分」と「その人」の人生の時間を共有することだと思います。

だからこそ、嬉しいことも、辛いことも一緒に共有して、思い出として綴っていける関係性を目指していきたいです。

仕事には人によって色々な捉え方があるとは思いますが、僕にとっては自分の生き方を表現する手段、そして、一緒に人生の一部を共有したいと思える人と時間を過ごすことの2つになるのかなと思います。


2、Staylinkをどんな会社にしていきたいのか?

Staylinkを知ってくれている人であれば、Staylink=ゲストハウスというイメージがあるかもしれません。これからStaylinkは、場を通して人をプロデュースしていく会社にしていきたいと思っています。

ここで言う「場」は、ゲストハウスに限りません。一番大切なことは、関わってくれたメンバーが、夢を実現する場としてStaylinkが存在したいという気持ちです。

創業メンバーの3人は、ゲストハウスwayaという場を通して、人生が変わったし、成長させてもらえたと感じています。

今度は、僕らが創ったStaylinkという会社が、何かに挑戦したいと考えている人にとっての、実現の場であって欲しいし、実現に関われる人として僕たちは存在していきたいです。

今までは、「場をつくり、世界をつなげる」という自分たち主体で場をつくっていく視点でしたが、これからは場をつくっていく「人」に焦点を当て、その「人」が場づくりを通して成長し、夢を実現していくことを目指していきます。

例えば、アドベンチャークラブ札幌という場をつくり、成長し続ける日向のように。

例えば、Tabitomo Hokkaidoという場を通して、自分の夢を実現していくぷーくんのように。

例えば、ゲストハウスwayaという場を通して、自分を表現する圭介のように。

そういった意味で今回の採用は、ゲストハウスyuyuという場を通して、成長し、夢を実現していける「人」を採用し、その人のプロデュースを僕たち3人でやっていきたいと考えています。

言葉だけではなく、会社の仕組みや組織づくりにも、この想いを反映させていきます。

3、どんな人と働いていきたいのか?

Staylinkは完成されている会社ではありません。むしろ、まだ生まれたてで、これから変化して、更に変化して、完成を目指し続ける会社だと思っています。

そうなると、一緒に働いていく人には、完成されたものに加わるのではなくて、一緒に変化を起こして成長させていく意識で加わって欲しいです。

会社も、僕ら経営者もまだまだ未熟で、もがきながら進んできたし、現在進行形で進んでいます。だからこそ、「これをやって」ではなく、「ここを任せるね」ということが多い会社だし、「ここからここまで」ではなく、やることの範囲も広いです。(もちろん任せるまでのステップはあります!笑)

特に今回は、経営者3人とwayaマネージャー中村と、「あなた」という5人で会社を運営していくことになります。ほぼほぼ創業メンバーぐらいの気持ちじゃないと、入ってからびっくりすると思います。

「大変だよ」って言いたいわけではなく、この状況を、「わっ、最高じゃん」と思える人に来てほしいなという想いです。

どんな状況でも、楽しんで、乗り越えていける人。そして、自分で自分の人生を切り拓いていこうという気持ちを何より重視します。スキルはいくらでも後からついてくるものだと思うので。

一緒にStaylinkを育てていけるメンバーに巡り合えたらとても嬉しいし、一緒に成長していける関係性になれたら嬉しいです。エントリーお待ちしております!

(文:合同会社Staylink 代表 河嶋 峻)

採用募集詳細はこちらから








より良い発信をすべく、知識を蓄えるために活用させていただきます。