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脱VRoidっぽさ!VRoidメイキングの解説【付録つき】

割引あり

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2023/09/16~2023/09/30までの間、本記事の有料箇所を
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以後はセールを行いませんので、ご興味のある方は今のうちにお買い求めください!

はじめに


はじめまして!湊リオと申します。

2023年9月15日にこちらの動画を投稿させていただきました。

VRoid Studioを使って顔と髪の毛を作成する様子を録画した動画になります。

出来上がったモデルはこちらで様々な角度から見ることができます。

このモデルのポイント

このモデルのこだわったポイントは以下になります。

  • いわゆる「VRoid(のプリセット)っぽさ」のないつくり

  • 髪の房によってハイライトの位置が異なる、複雑な髪テクスチャの描画

  • 目を閉じたときにクシャッと不自然になる目元の修正(Blender)


「VRoid(のプリセット)っぽさ」について

VRoidには多数のプリセットが用意されており、それらを使用するだけでもかわいい・かっこいいモデルを制作することができます。
ただし、プリセットを利用したモデルはどうしても似通ってしまい、人によっては「VRoidっぽいなぁ…」とマイナスな印象を持つ方もいます。

プリセットのみを使用した「VRoidっぽさ」満載のモデルの例


また、プリセットを使用せず、自作テクスチャや髪型を使用したとしてもVRoidっぽさが拭えないこともあります。

自作テクスチャを使っているのに「VRoidっぽい」例

ただし一体どういった要素が原因で「VRoidっぽく」なるのか、はっきりと把握できている方は多くありません。
このnote記事ではわたし湊リオが考える「こういうところが原因だ!」と思うポイントを取り上げ、どのように回避しているかを解説していきます。


複雑な髪の毛テクスチャの描き方について

上記項目の「VRoidっぽさ」にこちらもつながるのですが、テクスチャをあまり描きこまずに髪の毛を仕上げてしまうとどうしても「あ、これVRoid産のモデルだな」という印象を持たれてしまうことがよくあります。

VRoidで髪の毛テクスチャの描き込みに挑戦したことがある方はわかると思うのですが、だからと言って描き込もうとすると画面右側に表示される短冊状のテクスチャのどこからどこまでが表面なのかわからない…ここに描きこむと他の髪房で違和感が出る…など様々な悩みがつきものです。

髪テクスチャ、全然わからん…どこがどこ?

そこでこのnote記事ではわたしがどのようにして今回作成したモデルのような、単調になっていない複雑なテクスチャを描いているのかを解説しつつ、そのときに使用したちょっとした便利テクスチャの配布などもします。


Blenderを使用した目元修正

左:修正なし 右:修正あり

こちらはモデリング知識とスキルが必須になりますのでこのnote記事では解説しきれないのですが、モデルを編集する際に気を付けているポイントの解説と、VRMをエクスポートする際に必要になるボーンの割り当て(地味にめんどくさい)を一括で行える.jsonファイルの配布をします。


脱・VRoidっぽさをしたい方や、髪の毛をよりイラストっぽく描き込めるようになりたい方はぜひこちらの記事の購入をご検討ください!

ご購入いただくうえでの注意点:

  • あくまでわたし湊リオの知識・やり方になります。「これが正解」というわけではありません。

  • 再現する絵柄に寄ってはわたしの手法が合う・合わないことがあると思います。すべての絵柄に適用できるわけではないことをご留意ください。

  • 女性モデルを作成することを前提として話を進めています。男性モデル編については要望がございましたら書くかもしれません。

  • 有料範囲内で得た知識をSNSなどの、だれでも閲覧可能な場所に共有することは禁止です。

また、もしよければわたしのお友達のnote記事もどうぞよろしくお願いいたします!

以下、有料範囲になります。

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