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ドラマ|光る君へ(第14話)

「葛藤のシンクロニシティーだ!」
ナマズ(=旦那)が、終盤の道長とまひろの姿を見て「いいねぇ、二人とも志に向かっているのに上手くいかないんだよね。うんうん、今こそ二人で対話してほしい」とテンションが上がっていました。

ついに道家が亡くなり、道隆の独裁政治の幕開け。道長の志とは反して、道隆は民を虫ケラにしか思っていませんでした。

道隆の変貌ぶりにはびっくりですね。パパの方がまだ宮中で上手く立ち回っていた気がしますが、道隆はやることが露骨です。これからが怖い怖い。

怖いと言えば、光る君へに登場する女性たちは強い方が多い印象です。今回はナマズと、5名の女性について語り合いました。

まずは、詮子。兼家の血を一番引いているのではないかと思うくらい、頭の回転が早く、強かな女性です。一条天皇と定子のほんわかシーンを一瞬で冷めさせる脅威の人物。歳を重ねて貫禄も増した気がします。

続いて、明子。兼家を呪いに呪うシーンは、鳥肌ものでしょう。これまで笑顔を見せなかった彼女が、前話で兼家と対面し初めて見せた笑みには、ゾクゾクしました。恨みを晴らした彼女が、これから道長とどういった関係性になっていくのか気になります。

三人目はききょう。まひろと対照的で、思ったことはズバズバと言い、非常に利己的。ウイカ様、お強いです!夫と子どもを捨てる気満々なのにはビビりましたが、歴史的に爪痕を残す存在はあれくらい意思が強い方なのでしょう。

四人目は尊子。心がグレまくる道兼の奥様です。父の喪にも服さない夫に嫌気が差し、離婚を突きつけました。子どもは置いてゆけと言われるも、先に行かせたと、娘と生きていくことを堅く決意。あの眼差しや動じない様は静かな迫力がありました。

最後は貴子。道隆をずっとそばで支えているお方です。容姿は美しく、関白の正妻として肝が据わっています。女性としての身分はわきまえながらも、裏ボスのように家族をサポートしていました。

他にも気になる女性陣はおりましたが、ナマズと語った5名を紹介してみました。

地位にクラクラしている道隆サイドが、次回どう動くのか。「おごれる者たち」の栄華はいつまで続くのでしょう。来週も楽しみです。




第15話の感想はこちらです。


第13話の感想はこちらです。

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