ある夜更けに

あのとき
いったいなにが
いけなかったのだろう
いったいどうすれば
よかったのだろう
いくらかんがえても
正解はみつかりません
伝えたいことがもっと
あったはずなのに
言葉にできなかった夜
届けられなかった夜 
良くも悪くも
現実だけが続いてゆきます
ひとりとひとりが
出会い交わり生きて
やがては死ぬということ