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快体信書〜Kaitaishinsho〜



姫はじめのご愛拶


みなさま♡ こんにりお♪

「りおにゃん」=りおです♡

私の𝕏(@rionyanM0909)をフォローして
くださっている方、
いつも、りおのお相手をしていただいて、
本当にありがとうございます。

皆さまのおかげで、りおは本当に幸せです♪

𝕏のフォロワーさんは、
ご存じのことと思いますが…

りおは「どM」です♡

でも以前は、逆に、どMちゃんの男性ばかりが
集まるお店で

S嬢として働いてて…

一番多いときで…

同時に8人のどMちゃんを抱えてました♪

(ギョーカイ用語では多頭飼いって言います♪)


今日はりおを𝕏を始めてすぐの頃からご存じの方、
最近知ってくださった方に、

𝕏では言っていないようなこと

Hentai牝犬 りおにゃんて…どんな人なの?


自己紹介も兼ねて

自分自身を振り返る意味でも

皆さんに知っていただければと思って

noteにしました⸝⸝⸝♡


まずは…


性品説明 ~Seihinsetsumei~


<性別> 女性
<年齢> 30代前半
<職業> 風俗店舗オーナー(2023年8月より)
<趣味> エ〇チなリプでおな・読書
<身長> 159cm
<バスト> 94cm
<カップ> E~Fカップ
<ヒップ> 98cm

<性癖> どM(現在は♡)

<性能>
πズリ可
後門使用可
ピル服用
中田氏可
イラマ可
ゴックン可
潮吹き有
匂いフェチ
すぐイク雑魚まん
OG様にはMモード
お若い方にはSモード
イキ過ぎると声がケモノ化
イキすぎると舌が出る
ヤリ逃げ可

♡順次バージョンアップ中♡


<フォロワーさんのメリット>
■会います
(𝕏をフォロー・リポスト・いいね・リプを下さる方)
■セクハラできます
■リプ返します(できるだけ)

<約束ごと>
■お誘いは、りおからDMします
■ぜったいにナイショ
 (会ったことを匂わせるのもNGですよ)
■独り占めしないこと
■フォロワーさん同士で りおの情報を共有しないこと
■画像を悪用しないこと


です♥


次に

なんでHentai牝犬になったの?

です…


なのですが…

この「なんで?」を書くかどうか、
実はすごく迷ったんです…

フォロワーさんがお持ちのイメージと違う部分も
多いと思いますし…

正直、いやな気持ちになる方もいらっしゃるかも
しれません…


ですが、現在の りおを構成する要素がたくさん
入っています。


すごく長文になってしまったんですが…

性代別に分けていますので、よろしければお読み
ください。



生い勃ち ~Oitachi~


りおのお母さんは、いわゆる「毒親」でした。


りおがする、あらゆることに過干渉してくるタイプ
でした。

やること全てに注意したり、否定したり、ダメ出し
をする…

そして弟ばかりを可愛がる…

そんな人でした。


パッと思い出せる範囲でいうと…


<大好きな猫のぬいぐるみを抱いて寝ていたら>

「何それ!全然かわいくない!安っぽいし汚らしいし!
シーツが汚れるし!まるでウチが貧乏みたいじゃない!!」

と無理やり捨てられたり




<ピンクのお洋服を着ていたら>

「アンタ太ってるからやっぱピンクは似合わないわね。
これにしなさい笑」

と笑いながら黒い服を渡されたり
(お母さんが自分で選んだ服なのに)



<外食のとき>

弟が唐揚げを食べると言うので、りおもそれがいい
と言うと

「アンタは太ってるんだから揚げ物なんて止めなさい!
だから太るのよ」

とりおだけ無理やり別のメニューを注文されたり




<小学校のとき>

お母さんが「学校に好きなコいるの?」と聞いて
きたので「うん」と答えると

「向こうはセンスの悪い太ったコなんて好きじゃない
と思うわよ」

と嘲るような口調で揶揄ったり



<髪を乾かしていると>

髪はずっと長くて気に入っていたのですが、お風呂
上りに

「ドライヤーの音がうるさい」

という理由で寝ている間にバッサリ切られたり


<進路決定のとき>

りおが「この学校に進学したい」と言うと

「そんなところ品のないところはダメ!この学校に
行きなさい!」

と無理やりに進路を決めたり


などなど…


今でも思いつくだけで何個も例が浮かぶくらいです。

そのたびに

悲しい気持ちにさせられたり
悔しい気持ちにさせられたり
虚しい気持ちにさせられたり

深く傷つくことの繰り返しでした。


そんな無神経な発言や過干渉は高校まで続きます。


中学後半以降は、家族とは全くコミュニケーション
をとらなくなり、
家庭内絶縁状態と言ってもいいほどになりました。


お父さんは婿養子ということもあって気後れして
いるのか、
気の強いお母さんに全く頭が上がらず、機嫌ばかり
とるような人。


りおが、お母さんに理不尽な仕打ちを受けて泣いて
いても、
りおの味方になってくれたことや、庇ってくれたこと、
優しく声掛けをしてくれたことは一度も記憶にあり
ません。


両親や祖父祖母ともに、第一子は男の子を望んでいた
ようで、

りおが赤ちゃんのときの洋服やベビーグッズは、

全て男の子用の水色でした。

写真の枚数も弟の方が圧倒的に多くて
運動会のホームビデオにも、りおは映っていません。


そんな中で生まれた待望の男子である弟は、
親や祖父母からチヤホヤされて育っていたせいか、
りおを常に見下していました。

後に大学で心理学を学んで知るのですが…

りおの幼心に落としたそれらの影、
特に母親の愛情の欠乏の影響は、

りおの性癖にとても大きく関与しています。




小学性  ~Shogakusei~


今思うと、

子供ながらに抑圧されていた無意識の反動だったん
だろうと思います。

りおは小学校から0721を覚えていました。

イくようになったのは初潮を迎えた小学5年。

ですが、それまでも

指で栗を触ったり

浅くですが指を入れたり

机の角に当てて栗や全体をコスったり

縦笛をパンツの上からなぞったり

そんなことはしていました。

叱られたり、嫌なことを言われたりした度に
ベッドの中や、学習机の下に隠れてしていました。




中学性  ~Chugakusei~


中学はいわゆる有名私立のお坊ちゃんお嬢様学校
でした。

少人数制の学校だったので、3クラスしかありま
せんでした。

学校の成績自体は良かった方です。
(全国共通模試の総合で上位になったことあります♪)


学校では今でいう「インキャ」でした。
お友だちも多くはなかったです。

スクールカーストも二軍の下くらいで、
その中でも、輪の端っこでみんなに合わせる感じのコ
でした。

ただ発育はよく、
中2の夏には既にDcupはありました。

りおの学校は進学校でしたので、りおと同じく
親から抑圧されていたり、
塾の掛け持ちや習い事だったり、
進学へのプレッシャーだったり…

クラスメイトもストレスでいっぱいだったんだと
思います。

思春期との重なりもあってか、学校では男女問わず、
性はかなり乱れていました。

りおの初体験は中3の2学期の放課後。


場所は学校の男子トイレです。


職員室から一番遠い場所にある
学年専用のトイレでした。


今考えるとかなり特殊な状況ですが、これは、
りおだけじゃなく、
その当時そのトイレがみんなのそういう場に
なっていたんです。

そこで初体験を迎えたクラスメイトは半分は
いたと思います。

男子と女子が一緒に入るところを見ても

「あぁ使用中か」

というくらいに、りおもみんなも慣れたものでした。


りおは既に0721で開通済でしたので、初体験も痛く
はなかったです。

さすがにキツキツには感じましたけどwww

クラスの中でもD~Ecupは大きい方だったので…

結構モテましたw

中3の2学期以降だけで多分…

2クラス分の男子の半分はいただいたと思います♡

でも他のコも

「昨日さーアイツとやったのー」
「あー私もアイツとこの前やったーすぐ終わるよねw」

休み時間にそんな会話が飛び交うような

後で思えば、まるで風俗嬢の控室みたいなw

異常で特殊な状況でした。


高校性  ~koukousei~


お母さんは嫌がるりおを、無理やり女子高に行かせ
ました。

先生に「本人の意思」と偽って願書を出したようです。

この頃には、既にお母さんとはかなり険悪でした。

りおの分だけ食事が用意されていないなんてザラに
ありました。

精神的に一番鬱屈していたのはこの時期です。

学校も嫌々行っている学校だったので馴染もうとも
せず
お友だちから声をかけられてもツンケンして
スカした態度をとっていました。

1人でいる方が気楽だったのもありますが、
どこかクラスのコたちを見下した目で見ていた
ような気がします。


そういう積み重ねもあったのだろうと思います。


とあるキッカケからイジメが始まります。


「あんたさ…昨日ウチの彼氏に色目使って話してたでしょ?」



そのコはギャルのサークルのリーダーをしていると
いうコでした。

学校ではノーメイクでマジメな感じ出してるのにww


「は?知らないし!あの男がりおに話しかけてきたんだし」


確かにそうでした。


前日の帰りの駅でのこと

「ねー?その制服って〇〇高のコでしょ?何年?」

「1年ですけど…何ですか?」

「お!1年?じゃ〇〇ってコ知ってる?俺さそのコと
 付き合ってんのよ」

「ふーん…そうなの?それで?それがなんですか?」

「あのコさ、ギャルのサークルやってんじゃん?
 自分ギャルいけそうな顔してっから入ってやんなよ」

「知らないし、バカに興味はぜーんぜんないでーす!
 はいサヨーナラ!」


りおが立ち去る後ろで男は何か叫んでいましたが
聞き取れませんでした。


その翌日…

「あんたさ…昨日ウチの彼氏に色目使って
 話してたでしょ?」

「は?知らないし!あの男がりおに話しかけて
 きたんだし」

「ああ?あの男ってなんだよテメー!」


そのタイミングでチャイムが鳴ったのでその場は
そこで終わりました。

次の日はなんとなく行く気がしなかったので学校
をサボりました。

しかしその次の日…

そのコの息のかかった女子達からは
当たり前のように無視をされだします。

無視なら逆にその方が気が楽でよかったんですが…

聞こえるように悪口を言われ
・教科書は油性マジックで落書きされ
・通学バッグは刃物で切られ
・体育服は見えるようにゴミ箱に捨てられ
・靴はなくなり

古典的な定番パターンです。

1学期の間の、たかだか3か月くらいですが、
当時は何年にも感じました。

悲しさというよりは、悔しさでした。

家庭・進路・学校

思い返すこと全てが悔しくて、毎日涙が流れました…


学校になんて居場所はない…
家にだってない…
産まれてくるんじゃなかったんだ…
りお…何か悪いことした…?
もういっそ消えてしまいたい…
いなくなっても、どうせみんなすぐ、りおの
ことなんて忘れるんだろうな…

そんなことのループ。



でもあるとき、ふと…

いなくなっても、どうせみんなすぐ、りおの
ことなんて忘れるんだろうな…

あーあ…

え?!でも…

まって…

だったら…

りおだけがこんな思いをすることなくない?

日が沈み暗くなった公園のブランコで
ぼんやりそう考えていたとき、こんな心が芽生えました。

復讐してやる!!!

りおでストレスを解消していたヤツら全員
りおのストレスの捌け口にしてやる!!


もうその暴走の勢いは止まりませんでした。

まずはりおの言うことを聞く「しもべ」を作る
ところから始めました。

ターゲットはもちろん…

ギャルサーリーダーの彼氏です。

その頃までに、すでに数十人の男性の相手にしていた
りおからすれば、色仕掛けのアプローチなど
とても簡単なことでした。

その男が使っている駅は知っています。

りおから近づき

りお「ねえ。あのコとセッ○スしてるの?」

男 「え!?ま、そりゃまあな。なんだよ!」

りお「多分りおの方がフ〇ラ上手だよ。試してみる?」

男 「マジ!?いいの?」

駅のトイレで即尺です。

りお「ふふ。ビンビンじゃん。どうして欲しいか
   ちゃんといいなよ。」

男 「舐めてくれよ」

りお「は?「くれよ」??『りお様、咥〇てください』
   だろ?」

爪先で先っちょをピンピン弾きます。

弾けそうなくらいパンパンです。

先はぬるぬる。

ガマンの限界なのは一目瞭然です。

男 「り…りお様、咥〇てください」

りお「『お願いします』も言うのは当たり前だろ!」

男 「りお様、咥〇てくださいお願いします…」


この男を蕩けさせるまでに時間はそう必要あり
ませんでした。


りお「ねぇ明日もしてあげよっか?あのコには
   ナイショだよ」

男 「いいの?もちろん誰にも言わないから」

それを何度か繰り返しました。

男 「りおちゃんのフ○ラ…ヤバいよ…マジで
   一番サイコー」

りお「ねぇ…これからもして欲しかったらさ…
   お願い聞いてくれる?」

男 「なんでも聞くよ!何?」

りお「あのコとヤッてる写真と音声を撮ってきてよ」

男 「分かった!つーか今持ってるよ」

りお「じゃまずそれちょうだい。あと…
   あのコが感じてる顔がちゃんと分かるやつもね」

男 「分かった」

ギャルサーリーダーの取り巻きのコたちにも同様の
手口で、
そのコの彼氏やセフを使って、5人分の素材を入手
しました。


その時点で彼らは、りおの「しもべ」同様です。

準備は完了。

まずその彼氏やセフ男たちをつかって
女たちを同じ場所に呼び出します。

その場に立つ りおと男たち。

リーダー「は!?なんだよこれ!?
     つーか〇君なにしてんの?」

りお  「あんたさ…ずいぶんマグロらしいねwww」

リーダー「あ?!ふざけんな!!テメーが何を
     知ってるってんだよ!!!」

りお  「クスクス…これ見える?アンタかわいい顔
     すんじゃんwww」

プリントアウトした画像を見せました。

青ざめる女たち。

りお  「この次の展開は分かるでしょ?
     アンタたち全員許さないから!」


泣いてるコもいました。

お構いなしに全員に土下座させます。

更にその土下座の写真もしっかり撮ります。


りお  「これ以上言わなくても分かるよね?」

女たち 「はい…申し訳ありませんでした…」

りお  「は?なんて?聞こえませんけど??」

女たち 「申し訳ありませんでした」

りお  「え?聞こえませんけど??」

女たち 「本当に申し訳ありませんでした!!」


転校したコもいました。

ですが
これでとりあえず、りおの平穏な学校生活は
取り戻せました。


いま振り返ると、やりすぎですよね…

でも、ここまでしないと、当時は心のバランスの
均衡が保てなかったんだろうとも思います。

自己弁護ですけど…

ただこの件は、平穏を取り戻したと同時に、

りおが「女」を「武器」にして「人を操る」

という方法を知った瞬間でもありました。


その後は
りおの「しもべ」をつかって気が向いたときに
性処理の日々。


きっかけは復讐という目的達成のための「ツール」


ですが徐々に

りおの中で
バラバラになったパズルのピースを探すように…
家庭での愛情不足からくる寂しさを埋めるように…

「しもべ」達をバイブ代わりに使っていました。

りおが気に入った彼らの仲間、友人、知り合い、
更にその知り合い、ガテン系の先輩やサラリーマン…

みんな、りおの「ツール」にしました。


そんな行為をしているときだけが、
りおが生きている実感を感じられる時間でした。

「からだ」を求めながら本当は
「こころ」を求めていた

そう気づくのはそれから何年も先のことです。



大学性  ~Daigakusei~


りおは進学しました。

男女共学の私立大です。

ただ特にやりたいこともなかったですし
単純に働きたくなかったということもありますが、

何より、親元から一刻も早く離れたかった…

それが一番の動機です。

ただ、心理学には興味がありました。

高校からは別の大学を勧められましたが、
そこには心理学を学べる学部がなかったため、
他の大学を受験しました。

家族には内緒で受験しました。

でも、小論文が認められたのか

特待生として入学金と4年生までの授業料免除

というオマケ付きで合格しました。


当然のようにお母さんは猛反対です。
お父さんはお母さんに引っ張られて反対派です。

特待生をいただけたので、金銭的な問題はなかった
はずです。

ただ単に、りおが無断で受験したということ…

それだけの理由で反対していたに違いありません。

でも事前に相談したところで、お母さんのやりたい
ように勝手に
りおの将来を決められるのは明白でしたから。

大ゲンカの末、家出同然で実家を後にしました。

当然、一切の援助はありません。

家具や寝具なども一切持たず、
大きいカバンに着替えや身の回りの物だけを
詰め込んで
あの忌々しい家を飛び出しました。

携帯電話の番号も変えました。


家を飛び出したはいいものの…

住む場所はもとより、生活費を稼がなくては
なりません。

そこで…

寮が備わったSMクラブに入店します。

入店してわりとすぐに人気S嬢になれました。

最初にそこの店長さんから、少しだけ手ほどき
というか、
ルールやマナーを習いましたが、特に技術や話術
を習うとか教わるとか
そいうことはありませんでした。


ですが

「10年に1人の逸材」

とかは言われました♪

りおは、分からないから普通にやってだけなんです
けどねwww


学校にはほとんど行きませんでした。

でも、学びたかった心理学系の授業だけは全て
出席して、
関連科目も含めて成績も「優」でした。

その頃の りおは、すでに

「女」を「武器」にして「人を操る」

という術を会得していましたので、大学でも同じ
手口で「しもべ」を作ります。

ちなみに「しもべ」の中には第一外国語講師と
第二外国語の講師(共に日本人)もいましたw。

お店では月間TOP3以内のことが多かったんです♪

在籍人数は、記憶が曖昧ですが…
登録人数だけで30人くらいで…
稼働人数は20人いかないくらいだったと思います。

今考えるとすごく規模の大きいお店でした。

S嬢はお店からの収入だけではなく、チップや
プレゼントもいただけて、
それがすごく助かっていました。

入店して2か月後には寮を出て、一人暮らしが
できたほどです。
寮は相部屋でしたから…

心理学系以外の講義は「しもべ」たちが代理出席
はもちろん、
テストの答えまで入手して見せてくれました。

おかげで、留年することもなく、特待生も外れる
ことなく、無事に卒業できました。


りおは、就職活動はしていません。

夜業の世界に足を踏み入れているので、
普通に就職する気にはなれませんでした。

ただ、S嬢でいる間だけは

生きている実感
誰かを喜ばせることの喜び

そんなものを感じることができていました。

それがS嬢を続ける動機になったのは間違いありません。


性来   ~Seirai ~


最初のお店で3年、次のお店で4年、
その次の店で2年半

これが りおのS嬢としてのキャリアです。

大学で学んだ心理学は、S嬢としてのキャリアに
すごく役に立ちました。

お店では人気ランキングの上位をキープできて
いましたし、
生活も安定し、りお自身も満足していた…

つもりだったんです。


ただ、いつもどこか…


埋まらない心の隙間
一抹の虚しさ
どこか満たされない気持ち

そんなものは感じてはいました。

ただそれが何かは分からず…
というより
本当は、それに蓋をして
見ることを放棄していたんだと思います。


そんなある日

新規のお客様からのご指名が入りました。

50代前半の男性で、身なりがすごく立派な方でした。

独特のオーラというか雰囲気を纏っている印象。

一瞥で社会的立場の高い方だと分かりました。


着衣のままプレイ用のベッドに浅く腰をかけて
じーっと りおの目を見つめる男性。

りお 「初めてだね?私が りおだよ。
    小綺麗なおべべを着たドM君♡」

尚もじっと見つめ続ける男性。

男性 「・・・」
りお 「クスクス緊張して声も出ない?可愛いじゃん♡」
男性 「・・・」
りお 「(???)ん?どうされたいの?自分の口で
    言ってごらん?」
男性 「…無理…$♯&θ…」
りお 「ん?なあに?ちゃんと私のお顔を見ながら
    言ってごらん?」


男性のアゴをくいっと2本の指で持ち上げ、
顔を覗き込む りお。


男性 「きみ…無理してるな?生来のSじゃないだろ?


な…?!?!?!


予想だにしていない言葉に絶句しました。

男性は続けて言います。


人を信じたことはあるかい?
もっと言えば、人を愛したことはあるかい?
多分…ないだろ?


心の奥を見透かしたようなその眼差しを受け、
身動きもできず、言葉も出てきませんでした。


「な、なんで…なんでそう思うんですか?」


分かるさ。私も昔は似たようなもんだった。


「初対面で私の何が分かるっていうんですか?!
   テキトーなこと言わないでください!!」


もし違っていたのなら非礼をお詫びして倍の料金を
置いて帰るよ。
もちろん私の体には一切触れなくていいし私も君に
触れない。
ただ私は(この判断に)自信がある。
その証拠に君の手は今震えている。
目が泳いでいる。
典型的な動揺したときの心身反応だ。
嘘は上手ではなさそうだね。
親から愛情をもらえなかったのかい?


勝手に涙が流れていました。


家を飛び出して以来、何年振りかです。


上位ランカーS嬢としての自信やプライド…
今までの「しもべ」を作ってきた経験値…
心理学を学んで駆使してきた経験…
人心掌握をできる側だという己惚れ…

そんなものが頭をよぎってきます。

流れた涙を取り繕うために否定したかった。

でも…できませんでした。

自分でも見ようとしてこなかった心の奥を
隠したことすら忘れていた忘れ物を

一瞬で見抜かれたんだと観念したからです。


隣に座りなさい。話しをしよう。


男性はご自身のお話をしてくださいました。

・年商数億円のイベント会社を経営していること
・元々の性癖はMであること
・2度の離婚歴
・3度目の結婚でご家族を持ち本当の愛を知ったこと
・その奥様とお嬢様を事故で亡くされたこと
・現在はSであること
・そのきっかけ
・なぜS男性がS嬢を指名したのか

…など

プレイ時間の延長までしてくださいましたが、
それでも時間が足りないほどでした。

2日後も2回目の来店をされ、そのときもプレイは
無しでお話しだけ伺っていたのですが、
それでも時間が足りず、店外(※)でお話を聞かせ
ていただきました。


(※)=お店を通さずお客さんと外で会うこと。
この時はプレイはしてなかったのでアフターかな?


その方とお話しをしていると

今まで感じたことのない安心感

胸の奥からじわっと暖かくなるような気持ち

求めていたものはこれだった

経験したことはないはずなのに
そう思える不思議な感覚

暖かくて柔らかいふわふわの毛布に
包まれたような感情


頼りなくてお母さんの顔色ばかり
気にしていた父親とは正反対

もしかしたら

「少女りお」が望んでいた父親像を
重ねていたのかもしれません。

りおがその方の飼い犬になるには時間は必要
ありませんでした。


その男性こそが
りおの𝕏のプロフにもある

「以前の飼い主様」です。



自愛   ~Jiai~ 


りおは、その男性のことを「主様(ぬしさま)」
と呼んでいました。

主様には徹底的にご指導と調教を受けました。


正座の仕方
ご挨拶の際の指のつき方
頭を下げる角度
立ち居振る舞い
言葉遣い
プレイ技術
身体開発
・・・
・・

たくさんありすぎますので、
具体的な内容はまた別の機会にお話しします♪

SがMになっちゃうほどですから…
ちょっとここでは内容が濃すぎて…


もちろん、これらもありますが、
何より教わった大切なことは

「慈愛」の心です。


その一言に尽きます。
それ以外のテクやお作法は、

単に慈愛の心を育むための過程

だったと今ならば分かります。

人を愛すること
人を愛する喜び
人を愛する苦しさ

普通はそういったことを
成長過程で自然と身につけるんだろうと思います。

ですが、りおにはそれらが欠如していました。

男性…いえ、男性に限らず
人を「ツール」としてしか見ていませんでしたから…

実生活では どMとして尽くしながら、
お店ではS嬢を続けていましたが、

どMを知ることで、逆にS嬢としてステージが
上がったような気がします♪

りおはそんな日々に、今までにない新鮮さと
充実感を感じていました。




慈愛   ~Jiai~


それは突然のことでした。

主様の少しハスキーなのに響く声。

りお…私が教えられる最後の項目がある


え…?どういう意味ですか?



私からの卒業だ。



え…?
卒業?
え…?どういう意味ですか?
なんで?
いやです!ぜったいに嫌!
なんでもします!
なんでもしますので…
捨てないでください…
どうか…


もともと最初からそのつもりだった。
私の見立ての通り、オマエは優秀だった。
今日この時間をもって…

放牧だ。

これからは、りおが…
私が教えてきたことをオマエが
世間に広めていく番だ。
やり方は自分の思うやり方で構わない。
ちゃんと伝えていきなさい。
これも命令だ!


いやです…そんな命令は聞けません!
そんなの…いやです…
いや…
いや…



覚えているのはこれくらいです。


主様とは、そのときお会いしたのを最後に
それ以降は連絡も取れなくなりました。


何もする気になれませんでした。

仕事はもちろん食事すら…

お店からはトんだのかと思われて
鬼電の嵐でしたが、
しばらくお休みをいただくことをお願いしました。


あてもなく遠いところに行きたくなって
国内の色々な土地に行きました。

新幹線や列車に乗って移動している時間

この移動時間は、
りおが自分を見つめ直すにあたって
とても貴重で
結果的にすごく重要な時間でした。

幼少期からの出来事も含めて
色んなことを考えました。



やり直せるのならやり直したい…
何がいけなかったんだろう…
何が違ったんだろう…
何でいつも愛してほしい人から愛されないんだろう…


何で?
何でりおは…
りおの何が…

りおは…
りおの…
りおに…
りおが…


いつもそんなことのループ。


りおの…

りおが…

あ…

あれ…?

りおって…


全部「自分が自分が」ばっかりだ…


そうか…

そうかも…

あぁ…

そうだったんだ…

S的目線なのか M的目線なのか

それが違うだけ


結局は…
自分目線でしか相手を見てなかったんだ

思い遣りや愛を知ったつもりでした。

そう思って愛を注いでいたつもりでした。

違いました。

相手を思い遣っている自分に酔っているだけ

自分の愛情を一方的に押し付けているだけ

他者満足ではなく自己満足…


そうか…

そうだったんだ…

りお…

お母さんと同じだったんだ…

主様はそれすらも見抜いて…

再び涙が流れました。

ですが、そのときの涙は悲しみの涙ではなく

感謝の涙

大きくて暖かくて
陽だまりに包まれるような気持ちの中で
流れた涙でした。


愛と尊敬があるが故の主従関係。

結婚したいと思っていた訳ではないんです。

ただその関係はずっと続くんだと勝手に
思っていました。

そして、そう望んでもいました。

主様は、りおを愛してくださっていましたし

りおも主様を愛していました。


これは一般的な愛の形とは違うのかもしれません。

ただ、それは紛れもなく愛でした。



主様がりおに最後に教えてくださったこと。

それは…人を慈しむ心


つまり慈愛です。

『慈しみは悲しみを越えた先にある』


そんな言葉がありますが、まさに


愛する人を失う悲しみを経験することで
慈しみを教わったんです。




理由   ~Wake~


『見返りを求めず与えた者は 
       与えた以上のものを手にする』


これも主様に教わった言葉のひとつです。

主様が
なんで、りおを見そめてくださって
なんで、りおに教えようとしてくださったのか
なんで、りおの足りないものを与えてくださったのか

この疑問は、今の りおでは答えは分かりません。


ただ、これからは りおがご恩返しをする番。


でもそれは主様にではありません。

そして≪やり直す≫のは主様との関係ではありません。


りおができる精一杯の愛のカタチで
𝕏で愛をお望みのフォロワーの方々に
お届けすること。

そしてフォロワーの方々と
慈愛に溢れた関係を構築すること。


もしかしたら…

そうする中で…

その疑問の答えに辿り着けるのかも…


それが

りおが𝕏を始めた理由です。

りおのこれまでの数々の体験を通して



「相手の満足」×「自分の満足」=
       「最高のセッ〇ス」<「慈愛」


これを身体と言葉を使ってお伝えできればと
思っています。

どうか皆さんのお役にたてますように…

こんな りおですが…

どうぞよろしくお願い申し上げます。










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