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インターネットが登場してから青春の1ページを刻んできたサービス一覧

noteの投稿企画で、懐古厨の心をくすぐるお題があったので、箸休め的に書いてみることにしました。

包括的な体験談というよりかは、具体的にこんなのあったよね、というのを洗い出してみたので、同じく懐古厨の人たちと「あ~、あったあった!」みたいな感じで楽しめたらと思っています。

ハマったサービス一覧

Yahoo!ゲーム
当時小学生だった自分としては、明らかにネットにハマる切っ掛けになったサービス。元祖ネトゲとも言うのだろうか。大富豪, 9ボール, リバーシなどの2人~4人で対戦する系のやつ。大富豪というなんとも原始的なゲームでひたすらレート上げに努めていた。いや、大富豪も結構実力差でるんだよ?強い人は1位、2位率高いし、ラスはひかないし、麻雀と同じような感じだと思っている。「こん^^」「あり^^」「おめ^^」とか、なんかやたら「^^」を使っていた。Yahoo!の他にもinfoseekゲーム(その更に前身のなんとか、、)とかもあった。

Yahoo!メッセンジャー
ゲームに付随して、そこで仲良くなったネトゲ仲間と個別でメッセする用途が主。主婦の人とかめちゃ仲良かった記憶がある。僕はアメリカ在住だったので時差あったのだけれども、日本時間だと深夜の時間帯が多く、今、思えば主婦が小学生の男の子とメッセで一晩中とか、何を話していたんだろうか。ご家庭大丈夫でしたでしょうか。。

MSNメッセンジャー
リアルな友達とはMSNメッセが多かった。これは中学~大学1年(mixi登場)ぐらいまで続いた気がする。特に高校は寮生活だったので、寮のみんなとのメッセはとにかく活性化していた。当時はメッセって、未読・既読とか返信みたいな概念もなく、なんか自然とストレスフリーで、会話のやり取りぐらいの感覚でメッセしていた。飲み会が始まる感覚と近くて、気付いたら深夜で、そろそろ寝るかー、おやすみー、といって解散する感じ。いつからネット上のコミュニケーションって、時としてギスギスする難しいものになったんだろうか。

Yahoo!ジオシティーズ
自分のホームページを無料で公開できるサービス。ホムペ制作とかいって、これもすごい流行ってた。アクセスカウンター(キリ版)、BBS、MIDI、バナー交換(相互リンク)、隠しリンクとかはインターネット老人会で懐かしむ鉄板のネタだろう。ちなみに、ここには僕の黒歴史が詰まっている。中学生ぐらいの頃に、何故か歌詞を書くことに熱中していた。それを公開するページを作っていた。バンドやってる友達とか実際にオリジナル楽曲に採用してくれたりとかして、本気で作詞家を目指していた時期が2年ぐらいあった。中二病という言葉が面白いくらいに当てはまるお年頃だった。htmlタグとかcssの概念を理解する上では、良いお勉強期間だったと思うことにしている。

Yahoo!メール
こうしてみると、だいぶ当時はYahoo!というプラットフォームにハマっていたと思う。メールもYahoo!だった。なお、メールの相手はやはりネットで知り合った人が多かった。当時は同級生同士でメル友を探すフリーの掲示板とかもあった。「小4男子です!誰かメル友になってください!」みたいな投稿がたくさんある中で、みんなでメル友を作るという、なんという性善説にもとづいた時代だったのだろうか。これぞ元祖マッチングサービスだ。信じられないことに1990年代からそれはあった。メッセともしっかり棲み分けができていた。メールはメールで文通のような甘酸っぱさがある。思えば僕の初恋はクラスで隣に座る可憐な同級生ではなく、ネットの向こう側に存在する顔も名前も知らない相手だったのかもしれない。君の名前は・・・!

箱庭諸島
これは通じる人と通じない人がいるので、多分、すごい流通していたというよりかは、個人的にハマっていたものなのだろう。CGIゲームの一種でマチツク系ゲームの元祖だと思っている。一定時間置きごとにアクションを起こせて、その繰り返しで島の人口を増やしていくことが基本だが、ミサイル発射基地や防衛施設など戦闘施設も用意されており、戦争に勝利することを目標とするモードもある。なお、戦争に関しては基本的に他の島とも同盟を組みながら行うが、明確に今でいう「ギルド」というシステムは存在せず、あくまで口約束。なので、いつでも裏切りなど発生する。こういう駆け引きはストレスにも感じるが、それがリアルでもあり、楽しかった。

Napster
P2Pという概念がもはや懐かしい。これの後にもAudiogalaxy, WinMXやWinnyが続いたが、当時、アメリカではとにかく爆発的に広まった。あまりにもサービス自体が自由すぎたため、法整備が追いついてきたタイミングで事業としては成立することなく終焉を迎えたが、僕の中では、今でも革新的でザ・最先端なサービスとして記憶に強く残っている。YouTubeも無い時代、このNapsterが無ければ、僕は浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、CHEMISTRY、 BUMP OF CHICKEN、ZONE、などといった世代の音楽をリアルタイムで聴くことなく育っていただろう。

mixi
これらに比べるとだいぶ新しいが、大学は完全にmixi1色だった。コメント集めに走る日記、なんか取り合えずやっちゃうバトン、気になる異性にドキドキするあしあと、相互で自己顕示欲を高めあうマイミク紹介文、自分のキャラクター性を表現するためのコミュニティ、全てが懐かしい。こうして書いてみると、学生に刺さる要素ばかりで、社会人へと成長したユーザーに対して継続する理由付けが弱かったように感じる。そういう意味ではFacebookは若者離れが課題視されつつも、実際は卒業してからの人生の方が圧倒的に長いわけで、社会人になったらFacebook使おう、という戦略で全然問題ないようにも思える。

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インターネットって好きだなー、楽しいなー、ワクワクするなー、と思える由来はこういった経験から来ているんだと思っていて、物理的距離の障壁を無くしてくれる、どこでもドアみたいな存在というところに、インターネットの本質があるんじゃないかと思っています。

今は、もうインターネットという存在が当たり前で、生活インフラの一つでもあるため、そこに特別な感情があるわけではないのですが、

はじめてのインターネット、一言でいうと熱狂してたように感じています。


番外編

ダイヤルアップ接続
当時は電話回線を利用してインターネットに接続。ピーーーー、ガガガガガ、ドゥードゥードゥ―、トゥルルルル、ビコーンビコーン、というけたたましい音を鳴らし接続する。インターネット接続中は家の電話が使えないため、親が電話する時は、ネット消しなさい、と怒られる。というか、そもそも家の電話という概念自体もう古い・・・

DSL→ADSL→光
最初ってDSLであってたっけ?とりあえずADSLという概念が出てきたときのネットの読み込みの速さが急激に上がった時のAHA体験といったら。更に光といったら!こういう技術進化って、最近もうないよね・・・このままいけばローカルフォルダを操作するぐらいの速さでネットのページ回遊できる時代も、すぐ到来すると思っていたのに、意外とそれは来なかった。どちらかというとコンテンツ容量肥大化のスピードの方が早いからかもしれない。

Windowsのアクセサリにあるゲーム
インターネットじゃないけれども、ソリティア、マインスイーパー、ピンボール、とかはみんなやってたよね!?あと、自分の場合、ペイントで絵を描くのとかも結構ハマってた。


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