楽天経済圏にハマってから10年経ちました。

1兆円乗りましたね。

楽天って決して一つ一つのサービスがイケてるかというと、全くもってそうは感じないのですが、プラットフォームとしては本当に強いと思います。

楽天の決算資料を久しぶりにまじまじと眺めながら、楽天経済圏にどハマりしている、いちロイヤルユーザーとしての感想も含めてまとめてみようと思いました。

楽天との出会い

思えば楽天との付き合いは2009年。楽天に就職した研究室の先輩から「新卒研修」の一貫で楽天カードの営業をされたことから始まりました。

このカード営業研修ってまだやってるんですかね?


決算資料から抜粋ですが、まさに低CAC。

しかも学生なんてまだクレカの拘り薄いし、どこかの経済圏にハマるほど使ってもいないということで乗り換えハードルも低いんですよね。昔からこういう戦略思考は楽天本当に強いと思います。

ということで、すんなり楽天カードの営業を受け入れてからは、社会人生活何をするにしても楽天カードを使い続けてきました。

LTVも見事に上昇していきまして、

こんな感じでマイページで獲得したポイントが見れるようになっているのですが、通算のポイント見ると結構、愕然とします。どれだけ楽天を通して、今まで決済してきたのかと。

ちなみに一番溜まった時は、あらゆるポイントキャンペーンを駆使して、結婚式の費用をカード決済したタイミングでした。

結婚式は本当にポイントの稼ぎ時です。皆さん要チェックです。

楽天のクロスユース施策

こちらも決算資料でも触れられてますが、経済圏への囲い込みとしてユーザーとしても非常に有用だと思うのが、2016年から開始した楽天SPUというクロスユース促進施策です。

上記は僕のログイン画面ですが、あらゆる楽天のサービスをクロスユースすることで、デフォルトで楽天市場のポイント還元率が増えていきます。今、8倍と書いてありますが、アプリから購入するともう1倍増えて、9倍になります。

銀行の乗り換えだけ面倒くさくてまだやってないのですが、もはや子供の口座を楽天で作ろうかと思っています。

そうこうすると、何を買っても実質1割引になるので、基本的には楽天市場で買い物した方がお得なわけです。

こちらも僕の先月実績を見ていただけると分かると思いますが、SPUによるポイント獲得比率が一番高いです。(次いで、カード→キャンペーン分→市場の通常分)

それでもAmazonの利用頻度が高い理由として、Amazonプライム前提で
・シンプルに使いやすい
・送料無料
・ほぼプライム対象で翌日届く (なんだかんだいって、翌日届くと嬉しいです)
・定期便(15%OFF)がそれなりに充実している (特にベビー用品で定期便使ってます)

が挙げられますが、検索はAmazonでしつつ翌日の必要性がなければ同じ商品名で楽天検索して購入したりもします。

まさかここにきて、Amazonより楽天で買おう、という時代が来るとは思ってもみませんでした。

気付けば会員ランクも、最上級のダイヤモンド会員が無意識に維持されるようになり、数年前にブラックカードのインビテーションも届きました。

ちなみにブラックカードは初年度無料だったので、とりあえず登録してしまったのですが、結局解約というか下位ランクのプレミアムカードの移行手続きが面倒で、無意味に高い年会費払い続ける罠にハマってます・・・

それでも個々のサービス自体は依然としてストレスフル

いや、ほんと楽天って「戦略家」すなわち頭の良い人たちの集まりな印象で、個々のサービスのユーザビリティ向上は、ユーザーとしてはもうちょっと頑張ってほしい限りです。

楽天市場は何年経ってもUIが慣れませんし(それが楽天の良いところとも言われるのですが自分はどうしてもハマらない・・・)、ポイント無ければやっぱAmazonメインだと思います。家具・インテリア関連の品揃え(コスパ)がよいぐらい。

書籍も、もっと頑張れるでしょ!LINEマンガやdマガジンに払ってる金額を思うと、楽天のコンテンツ含めたUXがもっとよければ、と切に思います。

楽天モバイルは、まあ現時点ではMVNOなので回線遅いのが本当ストレスでして、SPU無ければ大手キャリアに戻しているところですが、自前の回線でどこまで迫れるかは、楽天ユーザーとしては期待薄ながらなんとかしてほしいところです。決算説明動画では、大半が楽天MNO事業の説明だったので、改めて本気度は高いですね。

さて楽天TVです。SPUの対象に入っているのにも限らず、全く使う気が起きません。何がユーザーベネフィットなのかいまいちわからず、NBAが唯一の推しポイントだと思っているのですが、いっそDAZNは楽天に実現してほしかった。Netflix, Amazon, dアニメ, DAZN, ParaviとVOD課金している僕ですが、楽天経済圏をもってしても楽天TVは利用ハードルが非常に高いです。

唯一、楽天証券は、経済圏抜きに使ってられます。便利。大型のIPO主幹事案件が無いところぐらいでしょうか。

最後にお得意の金融事業として、楽天ペイの普及には期待しています。

※これも決算資料より。

営業利益率は回復するのか?

全体的に国内ECの営利が下がり続けているのは市場的にはあまり言及されていないんですかね?

※決算別紙資料より

短信にも

配送業者による物量制限、配送料金値上げの影響を受けたことを踏まえ、物流拠点の整備・強化を進めていますが、ロイヤルカスタマーの醸成や新規ユーザー獲得のための販促活動、クロスユースの促進、顧客満足度向上のための取組に加え、スマートデバイス向けのサービス強化、楽天エコシステムのオープン化戦略等に注力することで、流通総額及び売上収益の更なる成長に努めています。

と書いてあるので、物流強化に加えて販促(SPUやお買い物マラソンによるポイントばらまき?)とかで、コストが嵩んでるのかなー、と勝手な憶測で、どれがどのくらいの割合占めているのかは分かりませんが、この投資分は永続的なものなのか、はたまた元の営業利益率に回復していくのか、は気になるところです。

関係ないかもですが、お買い物マラソンは最近やり過ぎだと思います(笑)気付いたら月2ぐらいのペースでやってませんかね・・・ソシャゲ運営がとにかく売上達成するためにイベントやガチャを乱発ー!に近いものを感じます。ふるさと納税一気にやりたい時には助かってますが。

逆に「その他インターネットサービス」の伸びがすごい。これは楽天モバイルの成長?後はEbatesとかViber分でしょうか?こっちはこっちで稼ぎ頭になっていくんでしょうか。

なんだかんだで今後には期待

既にこの経済圏にハマっているユーザーとしては、楽天が自分たちの生活にどんどん進出してほしい、と思いますし、世の中もっと便利になればいいな、と思います。

そういう意味では「まだ、ここにない、出会い」を謳うリクルートもブランドとしては近しいものを感じるのですが、あっちはあっちで、逆に個々のサービスは強いけどクロスユースの理由付けが弱いのが勿体ないと思うわけです・・・生まれてから大人になって結婚して子供産んで、また子供に接点を与えられるぐらいサービス領域として富んでいるはずなのに、全体の経済圏が作り切れていない。

それを考えると、経済圏ファーストな戦略はやっぱ強いですし、それをベースに注力どころ見極めて、ちゃんと個でも足りないところを挽回できる可能性を見出している楽天には期待しています。

余談ですがファンの球団だけはどう足掻いても乗り換えが効かないところだけ残念です。スマートスタジアム構想いいなー。神宮とか絶対無理だろうなー・・・

決済限らず、どんどんスマート化が進んでいくといいですね。

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Ryohei Takagi

マーケ人の戯言

主にアプリを中心に、広告~アプリ内データ分析まで、マーケ全般携わって丸8年。日々の雑感をメモとして残しておくことにしました。自分のための備忘録なので、基本的にオチ無しです。
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