2023年に読んだ本からジャンルごとに1冊選んだ。

2023年に読んだ本で特に印象が残っているものとか(全123冊)

ライトノベル
VTuberのエンディング、買い取ります。/朝依しると(ファンタジア文庫)
→ライトノベルはかなり読むほう(だと思う)で、その中でも何回か読み返すくらいには気に入っている一冊。ちゃんとライトノベルの構成なんだけど、使われているモチーフがVTuberと珍しいもの。内容は推しとそのファンに関する話です。
次点で「忍ばないとヤバい!」です。申し訳ないけど、これは続巻はないだろうな。と思っていたけど、印象に残っているシーンが一つでもあるライトノベルって案外ないので、それがある時点で私の中では結構上位。まあ一番買ってるのは「経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。」ですけどね。ただこれはこのシーンが特に好きで!とかがあんまりない…女性作家さん特有の心理描写があったりして私は好きなんですけど、タイトルを順守しているのか、そんなことないでしょ?ってことも結構あってですね…。VTuberモノなら「アラサーがVTuberになった話」もちゃんと読んでる。

一般文学
成瀬は天下を取りに行く/宮島未奈(新潮社)
→去年実家に帰った時に近所の三洋堂書店に山積みになっていて、気になって東京の本屋で買った。サイン本ですね。
うみのこの話とかが出てくるので、本当に滋賀県のことを知っている人が書いてるんだろうな。って。大津百貨店と言いつつやはり膳所の話。膳所といえば滋賀県民的にはめちゃくちゃ賢い学校のある場所。って認識だったり。(それは私だけかもしれませんが)私の知っている膳所高出身者ははなおでんがんのはなおさんだけです。
滋賀県になじみがなくても「成瀬あかり」という人間の持つ雰囲気がすごく印象に残るので、その辺は関係なく楽しめると思います。
次点は「名称未設定ファイル」か「あん」「博士の愛した数式」かなあ。後ろふたつは映像化もされているそうなので、そっちを見て読んだことにしてもいいかもしれない。私は両方見てないので何とも。

ライト文芸
僕は天国に行けない/ヰ坂暁(講談社タイガ文庫)
→ミステリ要素があるといっていいのかな。私の中ではミステリ。選出理由はライト文芸の中で読み返した記憶があって、一番引っ掛かりが大きかったから。
次点は「チャンネル登録してください」「タイタン」「これでは数字が取れません」かな。大体講談社タイガ。

エッセイ
キリンに雷が落ちてどうする/品田遊(朝日新聞出版)
→エッセイ、ノンフィクション系は結構好きだけど選んだのはこれ。
エッセイだと「片目を失って見えてきたもの」「超思考」
ノンフィクションだと「あんときのRADWIMPS」
新書(これの分類がわからん)だと「ドキュメント武漢」
辺りが印象に残っている。

海外文学
星の王子さま/サン=テグジュペリ(新潮文庫)
→2023年になって初めて読んだんですよね。恥ずかしながら。読んでないならさっさと読もう。
次点は「老人と海」「地の糧」ですが、「地の糧」は読まなくていいです。これを読んでから調べていたら地の糧は詩集とか随筆。って評している人がいて腑に落ちた。そんな本です。少なくとも「地の糧を読んでないの?遅れてるー」みたいな人がいたならばその人は俺って難しい本を読めちゃうんだぜってバカみたいにマウントを取りたいだけの人なのでゆっくり距離を置きましょう。もう一度言います。読まなくていいです。


・今年は200冊くらい読みたいですね。などと漠然と思っている。多分無理だと思います。(今月まだ4冊しか読んでないので。一応月に17冊くらいでだいたい200になる)

・まあ、本になってないweb小説もかなり読んでいるのでと言い訳しておく。

・ここまで書いておいてなんだけど、この話前にもした気がしてきた。いやしてないかも。わかんね。


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