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“さよならのない別れ、別れのないさよなら”

“さよならのない別れ、別れのないさよなら”
「サイコロジー・メンタルヘルス&日々のあれこれ」

 私のページを長くフォローして下さっていたnoterさんが、お亡くなりになっていたと知らされました。知人だという方が、その方のアカウントのコメント欄に記して下さっていたのです。お知らせ下さったことに感謝申し上げるとともに、noterさんのご冥福をお祈り申し上げます。

 noteを続けていると、活発に記事を上げられ、時にはコメントの交換もさせてもらったnoterさんが、ある日を境に突然、ぱったりと記事の更新を止められ、音沙汰なくなってしまう(時にはアカウントごと姿を消してしまう)状況に出会います。もちろん記事やアカウントの扱いは、アカウント主の自由裁量にあるので、受け取り手がどうこう言っても始まらないのですが、突然音沙汰がなくなるのは、大切にしていたものを単に失うということ以上に、強い喪失感を受け取るものですよね。ですから、訃報をお報せいただけることは、それが訃報であったとしても、有難いものだと思います。

 以下、このたびの経験を“あいまいな喪失”というアイデアから短く考察します。

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