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十プルス十

うっすら覚えていたんだけど、荒魂くんらしき存在が、夢の中でわたしに戦う方法を教えてくれていた。敵から身をかわすトレーニングとか、丸い球を投げる特訓とか(笑)

彼の顔はいつもはっきりしなくて、ぼやけて見えていた。たぶん、実体じゃないからだろう。わたしに合わせた姿形で現れる。  

金縛り中にたぶん一度顔を見せてくれたんだけど、わたしがパニクって取り乱してしまった(ごめん)

今はもう夢には出てこないけれど。 

悟後、想念が常にカラの状態になるように、頭の掃除をして、周囲の環境を整えて削ぎ落としてきた。空にしていたから、突然理解が降りてくるという瞬間が分かるようになった。より高い意識を投げ込まれている、というような感覚。

彼らはわたしの日常の至る所にメッセージを送ってくる。というか至る所に埋め込まれている。

意識存在たちが、わたしを怖がらせないようにしてくれているのだと感じる。

わたしがビビリなのを知ってるからだ(笑)

だけどそこはかとなくワクワクしてる自分もいる。

今からこれで、年明けたらどーなっちゃうの??

なんだか腹の底でひそかに笑いが込み上げる。

どんな運命か知らんけど。

もう逃げられないんだろ。

悪いけど

行く場所が上か下か、もう分かんないわ。

まぁいわゆる一連托生ってやつだな。

ていうか…

何回飛び込んで自分捨ててんだ??

よしっ、、

腹くくるぜ。

いいか。

行ってやろーじゃん!

歓喜の宇宙の渦カミ の中に!!


逃げ出すなら今のうちだよ。
もう無理か?巻き込んじゃったもんな!
一緒に行くか??


さぁ、こっからは白紙だぞ…

どんなシナリオにしていこう?

投げ銭大歓迎! 喜びは巡り巡って、あなたに何倍にもなって返ってくることでしょう。